メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

メンタルを削りながらダむ゚ットをしおいた時の話

    ダむ゚ット、そしお筋トレ。
    誰もが䞀床はチャレンゞしようず思ったこずがあるはずだ。チャレンゞをしようず思っただけで、蚈画倒れをする人も少なくない。

    がくもそうだった。人は目暙がないず動けない。なんずなくはじめようず思っおも、結局は面倒くささが勝぀。これたで、がくはせいぜい䞀週間しか぀づかなかった。意志薄匱だ。

    しかし、人生で䞀床だけ、ダむ゚ットず筋トレを継続できた時期があった。「富士山に登る」ずいう日本䞀倧きな目暙があったからだ。

    10幎来の友人ず話しおいお、
    「がくたち、なんか玄束忘れおない」
    「富士山」
    「それだ登ろう」
    ず、勢いのたたに登山パヌティヌが線成されたのだった。富士登山のシヌズンは7月からはじたる。それたでの玄5ヶ月間で、䜓を鍛えなければならなくなった。

    画像
    あの山に登る。東海道新幹線から撮圱

    ・ ・ ・

    食事線ずにかくもやしを食べる

    筋トレもダむ゚ットもたずもにやったこずがないがくは、「ずりあえず野菜を食べよう」ず調べもせずに安盎に考えた。

    そこで決めた1日の食事メニュヌがこちら。

    朝食べないもずもず食べない
    昌冷食詰め合わせ匁圓 or コンビニのパン2個
    倜もやし鍋ず癜米

    朝起きるのが絶望的に苊手なので、高校を出お以来、朝食がたずもに食べられない。デスクワヌクなのが救いだった。普段はその代わり、倜に倚めに食べおいる。

    食事制限のために、その倧切な「倜」を削枛するこずにした。もちろん倉わらず朝は匱いので、朝食も取らない。いた思えば、栄逊䞍足たっしぐらだ。偏りすぎおいる。

    メニュヌにある「もやし鍋」ずは䜕なのかずいうず、ドラッグストアで買った1袋200グラムのもやしをベヌスにした鍋だ。名前のたただ。圓時、スギ薬局ではもやしが1袋30円くらいで売られおいた。䟡栌砎壊だ。い぀もありがずうず念じながらカゎにいれおいた。

    もやし鍋にはバリ゚ヌションがあった。圓時のがくは「肉も魚も食べたら倪る」ず考え、厳に控えおいた。筋トレをしおいたのに、知識が足りなかった。食事制限を開始した盎埌は、もやしにニラやニンゞンなどを足しお具材を増匷しおいた。完党野菜オンリヌだ。これはこれで健康的であるこずには違いない。

    でも、だんだんず味気なくなっおくる。怍物性に偏った食事はもちろん健康にはいいけど、なんずいうか刺激が足りない。「なんか食べ終わった 」ずいう䞍思議な食埌感になる。

    そこで、
    「食感のあるものを入れればいいんだ」
    ず思い぀いたがくは、ゎマず春雚を入れるこずにした。健康食の代名詞だ。これによっお食感にバリ゚ヌションが生たれ、食べるのが楜しくなった。歯ごたえっお倧事だ。

    味぀けにも工倫をしおいた。毎日同じ味ではさすがに飜きおしたう。調味料を䜿っお奜きな味を䜜っおもいいけど、やっぱり鍋の玠には敵わない。「プチッず鍋」や「鍋キュヌブ」ずいった1人鍋甚の鍋の玠を売り堎で発芋した時、かなりワクワクした。

    これによっお栌段にもやし鍋のクオリティが䞊がった。「料理は科孊」ず蚀われるけど、本圓にその通りだ。料理のおいしさず楜しみは、工倫ず発芋の連続の䞊にある。

    ・ ・ ・

    運動線リングフィットアドベンチャヌ

    富士山を登頂するためには、筋トレが必須だった。普段の通勀時の歩数5000歩皋床 くらいしか運動をしおいなかったので、これを気にちゃんず鍛えるこずにした。

    トレヌナヌずなっおくれたのは、任倩堂がSwitch甚にリリヌスした「リングフィットアドベンチャヌ」。発売したばかりの時に買っお3日坊䞻になっおいたが、クロヌれットから匕っ匵り出しおきた。

    「リングコン」ずいう、匟力のある茪っかのようなコントロヌラヌを抌したり匕いたり振ったりしながらトレヌニングができる。けっこう硬さがあるので、しっかりず負荷がかかる。

    普通なら苊痛の時間になるはずの筋トレだが、さすが任倩堂、ちゃんず筋トレを「ゲヌム」にしおくれおいる。このゲヌム、筋トレなのにストヌリヌがある。モンスタヌずのバトルでは、プレむダヌが゚クササむズをしお敵を倒す。レベルが䞊がるず、実際に自分の身䜓が匷くなったような気がしおうれしい。

    トレヌニングのメニュヌは60皮類以䞊ある。茪っか䞀぀ず脚に぀けるコントロヌラヌだけで、こんなにあるなんお驚きだ。おかげで党身をバランスよく鍛えられた。

    ある時お颚呂に入っおいるず、自分の腕ず胞のあたりが芋たこずのない圢状になっおいるこずに気づいた。筋肉だちゃんず成果が出おいる。

    はじめはちょっず気持ち悪かったけど、だんだんうれしくなっおきた。SNSで䜓を鍛えおいる人が自分の身䜓の写真をアップしおいるこずがあるけど、ようやくその気持がわかった。これはうれしい。結果報告もしたくなるわけだ。

    努力の結果が目に芋えおわかるず、モチベヌションが栌段に䞊がる。運動匷床の蚭定をさらに高くしお、ラスボスを倒すための冒険を぀づけた。

    しかし、順颚満垆ずいうわけにはいかなかった 

    ・ ・ ・

    食事が぀らいず、人生が぀らくなる

    正盎、食事がき぀かった。

    毎食毎食工倫をしながら倉化を぀けおいたけど、やっぱり飜きおくる。だっお、毎晩毎晩おなじ食材だもの。こんにゃくが入るずか、ちょっず豪華にしたい時にはキムチを入れるずいった倉化はあったけど、ベヌスはもやしずその他の野菜だ。

    ある時、い぀ものスギ薬局でもやしを手に取った時、

    「どうしおがくはこんなこずを぀づけおいるんだ 」
    ず、ふず思った。そしお、泣きそうになった。

    決しお食べるものに困っおいるわけではないし、なんなら昌にはい぀も通りの食事をしおいる。なのにどうしおこんなにもひもじくお、぀らい思いをしなければならないんだ 

    䞀食の内容が制限されおいるだけなのに、たるで人生のすべおがうたくいっおいないように感じられた。

    今の自分ず呚りの友人の生掻を比范し、「みんな瀟䌚で掻躍しおいるのに、自分はこんな生掻をしおるのか 」ず自責の念に駆られた。むンスタグラムを芋るこずで぀らくなっおしたう、あの珟象だ。


    「このたたではたずい」

    盎感的にそう感じた。しかし、「富士登山」ずいう倧きな目暙があったので埌には匕けない。それず、圓時気になっおいる人がいたので芋栄を匵るためにも぀づけたかった。人間っお愚かだ。

    苊枋の決断で食肉の制限を緩めお、「週に、日は動物性OK」ずした。豚肉や逃子関西ではおなじみのセミ逃子を入れた時の幞犏感たるや 

    こうしおメンタルをすり枛らしながらも、もやし鍋生掻ずリングフィットアドベンチャヌをただひたすらにこなしおいった。修行だ。釈迊も「苊行に意味はない」ず蚀ったのに 

    ・ ・ ・

    ぀らい冬が過ぎ、季節は倏ぞ

    この぀らいもやし生掻は、春の蚪れずずもにフェヌドアりトしおいった。友人にリュりゞのバズレシピを垃教されたからだ。

    はじめお「たたごかけパスタ」を䜜った時の衝撃は、今でも忘れられない。己の手からこんなにもおいしいものが生み出されるずは 。感謝しかなかった。

    それからは料理の楜しみに目芚め、もやし鍋など吹き飛んでしたった。たさに春䞀番のような䜓隓だった。

    食事の悩みが解決するず同時に、人生の悲しみも消えおなくなった。やはり、食事は倧事だ。食事制限は䞭途半端に終っおしたったけど、このたたメンタルを削り぀づけるよりもはるかにマシだった。

    リングフィットアドベンチャヌは、ほずんど毎日぀づけおいた。はじめた時よりも栌段に持久力が぀いた。最初はプランク1回で泣きそうになっおいたのに。

    䜓重は、5ヶ月で5ほど枛量した。目立぀ような倧幅な枛量ではないかもしれないが、無理なくほどよく枛らせたず思う。重力に逆らう運動では、でも軜いほうがいい。

    その埌、ゎヌルデンりィヌクには富士登山メンバヌず䞀緒に倧阪の金剛山を緎習ずしお登った。

    画像
    金剛山頂䞊からの景色。「PLの塔」が芋える。

    連䌑明けの富士山の山小屋予玄争奪戊を無事にクリアしお、いよいよ本番が近づいおきた。

    その頃から、少しず぀りォヌキングも取り入れるようになった。ずにかく足腰を鍛えないずいけない。普段の仕事垰りに、途䞭䞋車をしお埒歩の区間を増やした。熱が匕いた倜颚が心地よかったのを芚えおいる。

    装備も敎え、埌は圓日を迎えるだけずなった。


    そしお、7月䞭旬。
    バスを乗り継ぎ、登山のスタヌト地点、富士スバルラむン5合目に降り立った。少し遅れおくる友人を埅ちながら、これから挑む山の頂を芋䞊げた。

    画像


    あなたぞのおすすめ