
大人になると時間が早く過ぎるわけ
大人になるにつれて、時が経つのは早いと感じる。
理由は単純。大人は遠くのことばかり考えているから。
小学生の時考えていたのは、今日の給食と明日の運動会。
中学生の時に考えていたのは、来週のテストと2週間後の部活の大会。
高校生の時に考えていたのは、1年後の受験。
大学生になると、1年後の卒論や2年後の就活を考える。
就職してからは、5年後のプロジェクトや10年後のキャリアを考える。
退職してからは、何十年か後に向けて終活を始めるだろう。
どう考えても、年をとるにつれて眺めるスパンは変わっていく。
数年後を予想して、逆算して今を考える。
だから「もうここまで来たんだ」と感じる。
それでも私たちが生きているのは、今日という一日であって、今という瞬間である。
遠くにあるゴールを見つめていたら、確かに転ぶことはないかもしれない。
でも、すぐ足元にある花やてんとう虫に気付けない。
大人になるにつれて、ずっと先のことを考えるようになる。
それは悪いことではないけれど、私たちが今生きているこの瞬間、今日という一日も、
私たちの人生の大事な一日だということを忘れずに、年をとっていきたい。