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大人になると時間が早く過ぎるわけ

    大人になるにつれて、時が経つのは早いと感じる。
    理由は単純。大人は遠くのことばかり考えているから。

    小学生の時考えていたのは、今日の給食と明日の運動会。
    中学生の時に考えていたのは、来週のテストと2週間後の部活の大会。
    高校生の時に考えていたのは、1年後の受験。
    大学生になると、1年後の卒論や2年後の就活を考える。
    就職してからは、5年後のプロジェクトや10年後のキャリアを考える。
    退職してからは、何十年か後に向けて終活を始めるだろう。

    どう考えても、年をとるにつれて眺めるスパンは変わっていく。
    数年後を予想して、逆算して今を考える。
    だから「もうここまで来たんだ」と感じる。

    それでも私たちが生きているのは、今日という一日であって、今という瞬間である。
    遠くにあるゴールを見つめていたら、確かに転ぶことはないかもしれない。
    でも、すぐ足元にある花やてんとう虫に気付けない。

    大人になるにつれて、ずっと先のことを考えるようになる。
    それは悪いことではないけれど、私たちが今生きているこの瞬間、今日という一日も、
    私たちの人生の大事な一日だということを忘れずに、年をとっていきたい。

     
     
    #不定期出現 #エッセイ&詩&自論&考察&紀行 インスタグラム:suzy_the.middle19にて昭和歌謡の英訳も挑戦中

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