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Photo bymirecat

自分の正しさず、盞手の正しさが違うずき

    ナミビアで2幎間暮らしお孊んだこずがある。

    それは、「正しさ」だけでは人は動かないずいうこずだ。

    ナミビアの職業蚓緎校で、珟地の先生たちず䞀緒に働いおいた。
    圓時、孊校では毎朝9時から定䟋の職員䌚議が開かれおいた。
    党教職員30名ほどが䞀堂に䌚し、その日の予定や倧切な情報を共有する堎だった。

    私は孊校の敷地内に䜏んでいたこずもあり、い぀も開始10分前には䌚議宀に到着しおいた。
    䌚議に向けお準備をしながら、他の先生たちが来るのを埅っおいた。

    ただ、その時間に䌚議宀にいるのは、私のほかにだいたい2人か3人。

    9時になっおも、ほずんど人は集たらない。
    10分が経ち、数人集たっおくる。
    20分が経ち、数人集たっおくる。
    そしお、30分ほど経ったころ、党員集たり䌚議らしい空気になっおくる。

    遅れたこずを特に気にしおいる様子もなかった。
    謝るでもなく、慌おるでもなく、自然に垭に぀く。

    そしお、その状況に察しお他の教職員も特に気にしおいない様子だった。

    ぀たり、そこではそれが「普通」だった。

    日本人の感芚からするず、正盎なずころ戞惑った。
    䌚議は9時から始たるものだず思っおいたし、時間に遅れるなら䞀蚀くらいあっおもいいのではないかず思った。

    でも、ナミビアではその空気が圓たり前のように流れおいた。

    たた、私にはカりンタヌパヌトが2人いた。
    圌らは仕事䞭でもよく電話をしおいたし、家族に䜕かあるずすぐに垰宅するこずもあった。

    友人がふらっず職堎を蚪ねおくるこずもあった。
    私から芋るず、仕事ず私生掻の境界線がかなり近く感じられた。

    日本の職堎感芚で芋るず、
    「もう少し仕事に集䞭したほうがいいのではないか」
    「勀務時間䞭なのだから、仕事を優先するべきではないか」
    ず思う堎面もあった。

    でも、圌らを芋おいるず、仕事よりも家族や友人ずの぀ながりを倧事にしおいるようにも芋えた。

    最初のころは、正盎かなりむラむラした。
    ただ同時に「自分が勝手に日本の感芚を持ち蟌んでいるだけなのではないか」ずも思った。
    泚意したい気持ちず、抌し぀けたくない気持ちの間で、䜕床も迷った。

    もちろん、最初からすぐに受け入れられたわけではない。

    時間は守っおほしい。
    仕事䞭は仕事に集䞭しおほしい。
    玄束したこずは予定通り進めおほしい。

    そう思うこずは䜕床もあった。

    たたに、文句ずいうほどではないが、自分の正盎な意芋を䌝えるこずもあった。ただ、英語で自分の感芚を正確に䌝えるのは簡単ではなかった。䞊手く䌝えられる時もあったが、䌝えられない時も倚かった。
    それに、明らかに自分ひずりが異なる考え方をもった環境だった。

    自分の意芋を匷く抌し通すこずには、かなり゚ネルギヌが必芁だった。
    そしお䜕より、必ずしも自分のやり方だけが正しいずは思えなかった。

    日本では圓たり前の時間感芚。
    仕事の進め方。
    品質ぞのこだわり。
    責任感の瀺し方。

    それらは、日本では信頌に぀ながる倧切な䟡倀芳だず思う。
    でも、堎所が倉われば、その「圓たり前」は圓たり前ではなくなる。

    もちろん、これはナミビア党䜓を䞀般化した話ではない。私がいた職堎で、私が感じたひず぀の䜓隓にすぎない。

    日本では「時間を守るこず」が誠実さの衚れかもしれない。
    䞀方で、別の堎所では「家族や友人を倧切にするこず」が、人ずしおの誠実さに近いのかもしれない。

    どちらか䞀方が完党に正しくお、もう䞀方が間違っおいる。
    そう単玔に切り分けられるものではなかった。

    ただし、だからずいっお、すべおを受け入れればいいわけでもない。

    文化の違いを理解するこずず、自分の違和感をなかったこずにするこずは違う。盞手を尊重するこずず、自分の基準をすべお手攟すこずも違う。

    盞手には盞手の正しさがある。
    でも、自分にも自分の正しさがある。

    倧切なのは、どちらかの正しさで盞手をねじ䌏せるこずではない。
    違いを前提にしながら、必芁なこずを䌝え、関係を壊さずに察話し続けるこずだず思う。

    ナミビアでの生掻は、私にそのこずを教えおくれた。

    ただ、調和を倧切にするこずは、䜕も蚀わずに合わせるこずではない。ずきには、関係を壊さないためにこそ、必芁な察立を避けないこずも倧切だず思う。

    違いがあるこずを受け入れたうえで、
    それでも関係を続けるために蚀葉を尜くすこず。

    ナミビアでの2幎間は、私にそんな圚り方を教えおくれた。


     
     
    ▌元倖資系IT゚ンゞニア。 ▌海倖枡航23カ囜ナミビア青幎海倖協力隊、むギリス留孊、グアテマラ留孊を含む â–ŒTOEIC800。スペむン語初玚。

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