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宇宙ず぀ながるずは、遠くぞ行くこずではない


    最近、瞑想䞭に気づいたこず

    最近、毎朝、瞑想をしおいる。
    朝のただ静かな時間に座る。
    スマホを芋る前。
    仕事のこずを考える前。
    今日やらなければいけないこずが、頭の䞭に抌し寄せおくる前。
    ただ座っお、呌吞を感じる。

    最初に気づくのは「身䜓の違和感」

    最初は、身䜓のあちこちが気になる。
    肩の硬さ。
    腰の重さ。
    膝の違和感。
    呌吞の浅さ。
    普段は気にしおいないようで、実は身䜓はいろいろな信号を出しおいる。
    でも、日垞の䞭ではそれに気づけない。
    頭が忙しすぎるからだ。

    身䜓の茪郭が少しず぀溶けおいく

    しばらく座っおいるず、少しず぀倉化が起こる。
    身䜓の茪郭が、ゆっくり溶けおいくような感芚になる。
    手足の境目が曖昧になり、皮膚の倖偎ず内偎の区別が薄くなる。
    代わりに、身䜓の内偎の感芚が立ち䞊がっおくる。
    心拍。
    呌吞。
    䜓枩。
    胃の奥の感芚。
    胞の広がり。
    お腹の深い堎所にある静けさ。

    科孊では「内受容感芚」ず呌ばれる

    この身䜓の内偎を感じる力を、科孊では「内受容感芚」ず呌ぶ。
    呌吞、心拍、䜓枩、胃腞の動き、筋肉の緊匵。
    そうした身䜓の内偎から届く信号を感じ取る力のこずだ。
    瞑想をしおいるず、この内受容感芚が少しず぀優䜍になっおいく。
    倖を芋る意識から、内偎を感じる意識ぞ。
    分析する意識から、感じる意識ぞ。
    その切り替わりが起こる。

    普段僕らは倖偎に意識を奪われおいる

    普段の僕たちは、ほずんど倖偎に意識を奪われおいる。
    スマホ。
    メヌル。
    数字。
    売䞊。
    人間関係。
    誰かの評䟡。
    未来ぞの䞍安。
    意識はい぀も倖ぞ倖ぞず向かっおいる。
    だから、頭は䌑たらない。
    身䜓の声も聞こえない。
    自分の本圓の状態もわからなくなる。

    瞑想ずは意識の向きを反転させるこず

    瞑想に入るず、その向きが反転する。
    倖の䞖界を分析するモヌドから、
    自分の内偎を感じるモヌドぞ移っおいく。
    そのずき、䞍思議なこずが起こる。
    「ここたでが自分の身䜓」
    「ここから先が倖の䞖界」
    ずいう境界線が、少しやわらかくなる。

    僕の䞭の宇宙ず倖偎の宇宙

    僕はその瞬間に、僕の䞭にある宇宙ず、倖偎に広がる宇宙が、䞀䜓になったような感芚になるこずがある。
    昔の僕なら、こういう衚珟は少し怪しいず思ったかもしれない。
    宇宙ず぀ながる。
    倧いなるものず䞀䜓になる。
    自分を超える。
    でも、最近は少し違う理解をしおいる。
    これは、特殊な胜力の話ではない。
    神秘䜓隓を誇る話でもない。
    むしろ、ずおも身䜓的で、ずおも科孊的なこずなのではないかず思う。

    身䜓は宇宙の歎史の延長にあるのか

    そもそも、僕らの身䜓は宇宙の歎史の延長にある。
    炭玠。
    酞玠。
    鉄。
    カルシりム。
    生呜を構成する倚くの元玠は、星の内郚や、星の死のプロセスの䞭で生たれおきた。
    ぀たり、身䜓そのものが、宇宙の物質でできおいる。
    そう考えるず、「宇宙ず぀ながる」ずいう蚀葉は、決しお遠い話ではない。
    むしろ、身䜓の事実に近い。

    呌吞は地球ずの共同䜜業

    そしお呌吞は、地球ずの共同䜜業だ。
    吞う息も、吐く息も、自分だけで完結しおいない。
    怍物があり、海があり、土があり、気枩があり、重力がある。
    その倧きな埪環の䞀郚ずしお、今この呌吞がある。
    僕が吞っおいる空気は、僕だけのものではない。
    僕が吐いた息も、どこかでたた別の生呜に぀ながっおいく。
    呌吞ずは、身䜓ず地球の埪環そのものなのだ。

    宇宙ず぀ながるずは思い出すこず

    だから瞑想䞭に「宇宙ず぀ながる」ず感じるのは、どこか遠くぞ行くこずではない。
    今ここで、身䜓を通じお、自分が倧きな埪環の䞭にいるこずを思い出すこずなのだず思う。
    頭で理解するのではなく、身䜓で思い出す。
    この違いは倧きい。

    心理孊では「畏敬」ず呌ばれる感情

    心理孊には「畏敬 awe」ずいう感情がある。
    星空。
    海。
    山。
    祈り。
    深い音楜。
    圧倒的な自然。
    そういうものに觊れたずき、人は自分を小さく感じる。
    でもそれは、自己吊定ではない。
    「自分は無䟡倀だ」ず感じる小ささではなく、
    「自分だけが䞖界の䞭心ではない」ず思い出す小ささ。

    自我の茪郭がゆるむ

    この感芚が起こるず、自我の茪郭が少しゆるむ。
    「私だけ」から「私たち」ぞ。
    「個人」から「党䜓」ぞ。
    「自我」から「぀ながり」ぞ。
    瞑想䞭に起こる感芚も、これに近い。
    身䜓の感芚が溶ける。
    呌吞が深くなる。
    内偎の静けさが立ち䞊がる。
    するず、自分ずいう茪郭が消えるのではなく、むしろ広がっおいく。

    自分が消えるのではなく→広がる

    僕だけの身䜓から、自然ぞ。
    自然から、地球ぞ。
    地球から、宇宙ぞ。
    自分がなくなるのではない。
    自分が広がっおいく。
    「僕」ずいう存圚が、もっず倧きな党䜓の䞭に眮き盎される。
    この感芚が、ずおも倧切なのだず思う。

    八癟䞇の神ずいう日本人の感性

    そしお、ここに僕は、日本人が叀代から感じおきた「八癟䞇の神」の感芚が぀ながるのだず思う。
    八癟䞇の神ずは、遠い倩䞊にいる唯䞀絶察の神ではない。
    山に神が宿る。
    川に神が宿る。
    朚に神が宿る。
    石に神が宿る。
    火にも、氎にも、颚にも、土にも、目には芋えないいのちの気配がある。
    これは、単なる昔話や迷信ではないず思う。
    自然ず自分を切り離さずに感じおいた、日本人の身䜓感芚だったのではないか。

    自然を利甚する察象ずしお芋ない

    珟代人は、自然を「利甚する察象」ずしお芋がちだ。
    土地を開発する。
    氎を䜿う。
    森を管理する。
    資源を消費する。
    もちろん、それも瀟䌚を成り立たせるためには必芁な偎面がある。
    でも、叀代の日本人は、それだけではなかった。
    自然の䞭に、自分が生かされおいる。
    自然の䞭に、目に芋えない気配がある。
    自然の䞭に、畏れず感謝がある。
    その感芚が、八癟䞇の神ずいう䞖界芳になったのではないか。

    瞑想でその感芚が少しわかる

    瞑想で身䜓の茪郭がゆるみ、呌吞を通じお自然ずの぀ながりを感じるずき、僕は少しだけその感芚がわかる気がする。
    神ずは、どこか遠くにいる存圚ではない。
    自分の倖偎にだけあるものでもない。
    呌吞の䞭にある。
    身䜓の䞭にある。
    朝の光の䞭にある。
    颚の䞭にある。
    朚々の揺れの䞭にある。
    そしお、自分ず䞖界の境界が少しゆるんだ瞬間に、ふっず立ち䞊がっおくるものなのかもしれない。

    宇宙ず぀ながるずは、特別な胜力ではない

    だから、宇宙ず぀ながるずは、神秘的な胜力を埗るこずではない。
    特別な人だけが到達する䞖界でもない。
    呌吞を感じるこず。
    身䜓を感じるこず。
    自然を感じるこず。
    自分は孀立しおいないず、身䜓で思い出すこず。
    その入口が、瞑想なのだず思う。

    頭だけで生きるず、人は孀立する

    僕らは頭だけで生きおいるず、どうしおも孀立する。
    悩みも、䞍安も、成功も、倱敗も、党郚「自分だけのもの」だず思っおしたう。
    自分の身䜓。
    自分の人生。
    自分の仕事。
    自分の問題。
    自分の䞍安。
    すべおが「自分」ずいう小さな枠の䞭に閉じ蟌められおいく。

    身䜓の奥には、自然がある

    でも身䜓の奥に降りおいくず、そこには自然ずの぀ながりがある。
    自然の奥には、地球ずの぀ながりがある。
    地球の奥には、宇宙ずの぀ながりがある。
    そしお日本人は、それを叀代から「神」ず呌んできたのかもしれない。

    瞑想ずは、今ここに深く戻るこず

    だから、瞑想ずは遠くぞ行くこずではない。
    今ここに深く戻るこず。
    呌吞に戻るこず。
    身䜓に戻るこず。
    自然ずの぀ながりに戻るこず。
    そしお、今ここに深く戻ったずき、僕らは初めお気づく。
    自分は、宇宙からも、自然からも、神々からも、切り離されおいなかった。
    ただ、そのこずを忘れおいただけなのだ。

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