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【写真詩】  まだ見ぬ明日へ

    老境の風にあらがい
    刹那の夢に羽ばたく
    幾重にも織り成す
    たまゆらの夢

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    photo  by  susumu81

    夕照(せきしょう)に飛び立つ
    希望の羽ばたき
    進もう その先へ
    遠い明日を 目指して

    孤高の迷宮からの旅立ちのとき
    黄昏に降りてくる
    見えない未来に かける光の梯子

    彷徨(さまよい)の海原(うなばら)
    光の筋(みち)が導くものは
    瞼の裏に映りし世界
    夢 果たすまで羽ばたけ

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    photo  by  susumu81

    明日を恐れて泣いていた
    砕かれた夢集めて
    舞い上がる
    もっと高く もっと遠くへ

    孤高から解き放される自由
    孤独な闇に誘(いざな)われる失望から
    希望に変わりゆく自由

    さあ羽ばたこう 傷だらけの翼で
    おののきから ときめきへと
    不思議な安らぎの風に乗り
    焼き尽くした想い引き連れて

    まだ見ぬ世界へ


    たそがれ老人のつぶやき

    夕日に染まる黄金色の水面と、そこを駆ける鳥のシルエット。1枚目の動的な水飛沫から、2枚目の静かで鋭い滑空への流れは、見ているだけで様々な物語を想像させられます。

    水飛沫は、そこに生きた証(あかし)、黄金の海を滑るように、ただ前だけを見て,未練を振り切るように、水を蹴る。
    水面を震わせた熱量が、やがて一筋の風に変わる、騒がしい世界を抜け出して、波の音さえ置き去りにして、光のなかへ溶けていく一羽の影になる。

    夕日に染まる黄金の海を舞台に、「老いたカモメ」がこれまでの歩みとこれからの意志を乗せて飛び立つ姿。
    これまでの長い道のりや、思い出や、夢を背負いながら、明日に向かって踏み出す、すべてを昇華したような「静」の境地と、夕暮れの光のなかへ美しく溶け込んでいく引き際をイメージしました。

    忘却の翼で、後悔も懺悔(ざんげ)も捨てて、覚めない夢に終わりを告げる旅立ちの時、足跡を波紋に残して、郷愁が尾を引いく旅の始まり、切なさをなびかせ大空へ、翼広げて夕日に向かって、何処までも高く、何処までも遠くに。
    老いたカモメの、私から見たその終末の旅路を詩に託しました。


     
     
    北海道で、一人暮らしの81歳の老人です、心の薬にと撮りためた写真と、心象のつぶやきを 投稿しています 、生きる力が、noteさんに投稿 するようになってから蘇りました。私の創作の原動力は皆様の作品から受ける感動と刺激です、老い先短い者ですが、これからもよろしくお願いいたします。

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