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みんな不登校経験者、みたいな高校。

    息子が最終的に入学したのは、定時制の都立高校。
    チャレンジスクールは落ちてしまったので、
    二次募集でテストを受けました。

    チャレンジスクールの受験は作文と面接だけだったので
    急遽数学や過去問題を解いたりしてみましたが
    定員割れしている学校だったので無事に合格。

    朝登校、昼登校、夕方登校が選べて、基本4年間で卒業。
    少人数だし、欠席が多くても進級できる。
    (落とした単位は次年度で取ればOK)

    もちろん、そもそもの学力が高い学校ではありませんが
    入学してすぐのテストでそこそこの点数が取れたようで
    嬉しそうに(嬉しい顔はしてなかったけど)
    「これ、見る?」と答案用紙を見せてくれました。

    あー、高校生になれたんだなぁ、と思いました。

    最近、高校卒業後の話をしましたが
    「高校は絶対に卒業する。
    でも座学は好きじゃないので行くなら大学じゃなく
    専門学校に行くと思う。ジャンルはこれから探す」

    学校を休むこともたまにありますが
    ちゃんと単位の計算をしているようで
    「この教科はあと○回休んでも大丈夫」と言い
    つい先日、無事に高1の単位は全て取りました。

    基本クラスの半分くらいは来ていないそうで
    「毎日休まず登校する」のが当たり前ではない様。
    自分の高校時代とは全く違う世界観ですが
    本人はマイペースに通うことができています。
    これもまた青春だなぁ、と感じます。

    母親である自分が見てきた世界だけが
    この世の全てではないと思い知らされた8年間でした。
    「多様性」とか「みんな違ってみんないい」とか
    頭ではわかったつもりで生きてきたのに

    自分の子供たちが「普通」から外れそうになると
    すごく怖くて、すごく不幸だと感じました。
    言葉では「学校なんて行かなくていいよ」
    「もっと別の生き方があるよ」と言いながら
    心では「普通に生きてほしい」と願っていました。

    そして今やっと
    「どうでもいい」と感じることができるようになって
    子供たちからは「冷たい!」「薄情!」と言われます。

    生きたいように生きる。大人でも実践できる人は少ない。
    でもうちの子供たちは、幸か不幸か
    そういう不器用な生き方しかできない子たちでした。

    人の顔色を読んで、うまく効率よく生きてきた
    私からは想像できない道を歩いている彼らが
    この先どう生きていくのか。興味深いです。
    が、知ったこっちゃない、という精神でいきたい。

    私の顔色なんて気にしないで
    自分の人生をクリエイトしていってほしいと
    心から願うばかりです。

    貴重な経験をありがとう。
    お母さんは身体を鍛えながら、
    成人までのあと数年、一緒に歩いていきます。

    ふたりとも、進級おめでとう!!!!!

     
     
    沖縄うまれ、東京育ち。 文章を書いたり漫画を描いたりしています。 お酒とゲームとうちの猫が好き。

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