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週5ジムで「有能な俺」を演じていた僕が、家族に呆れられた話

ー 一度折れた僕が、昔の自分への執着を分解した5つの問い ー

階段を、
一段飛ばしで駆け上がっていた頃がありました。

今は。

手すりに掴まりながら、
一段ずつ上っています。

たった数段のことで、
情けない話です。

でも、
これが今の僕です。

昔は、もっと働けた。

昔は、もっと動けた。

昔は、もっと頼られていた。

なのに今は、
同じことをするだけで疲れる。

そんな自分を見て、
「こんなはずじゃない」
と思っていませんか。

もしそうなら、
この記事はあなたのために書きました。

僕も、
一度折れた側の人間です。

昔は「できる側」だった

僕は18年間、
会社員として働いてきました。

営業職として、
お客様と向き合ってきました。

仕事を覚える。

経験を積む。

任される仕事が増える。

後輩を持つ。

そして、
新規事業のリーダーも経験しました。

「頼りになる」

「任せておけば大丈夫」

そんなふうに、
見てもらえることもありました。

だから、
いつの間にか、
自分でもそう思っていました。

「自分は、仕事ができる方だ」
と。

あの頃の僕は、
階段なんて、
一段飛ばしで当たり前でした。

そして、一度折れた

でも、
新規事業のリーダーという仕事は、
これまでとは違いました。

正解がない。

何を作れば売れるのかも分からない。

それでも、
「もっと頑張れば何とかなる」
と思っていました。

18年間、
そうやって乗り越えてきたからです。

その頃、
僕は週5でジムに通っていました。

「新規事業のリーダーで、
筋肉も鍛えてる俺、
超有能っぽいだろ」

正直、
本気でそう思っていました。

でも、
現実は違いました。

仕事は遅くまでやる。

家事はろくにやらない。

子どもの面倒もほとんど見ない。

なのに、
ジムだけは毎日欠かさず行く。

妻は、
そんな僕を、
かなり冷ややかな目で見ていました。

「そんなに遅くまで仕事してるのに、
よくジムに行く時間あるね」

「バカじゃないの」

正直、
グサッときました。

でも、
やめられませんでした。

筋肉をつけることだけが、
唯一「頑張れている自分」を
確認できる方法だったからです。

そんな生活は、
数ヶ月で崩れました。

ジムにも、
行けなくなりました。

そして、
少しずつ、
何かがおかしくなっていきました。

仕事をしても、
終わった感じがしない。

休んでも、
頭が仕事から離れない。

そしてある朝。

会社に行こうとしても、
体が動きませんでした。

駅までは行けました。

でも。

ホームのベンチに座ったまま、
発車のアナウンスを、
何本も聞き流していました。

「行かなきゃ」

頭では分かっている。

でも、
体が動かない。

妻に知られたくなくて、
その日は図書館の自習室で、
一日中泣きながら眠っていました。

情けない話です。

でも、
これが本当の話です。

そこから、
仕事を離れることになりました。

一番苦しかったのは「休むこと」ではなかった

仕事から離れて、
しばらく経った頃。

あることに気づきました。

僕が一番苦しかったのは、
仕事ができないことだけではなかった。

「昔の自分に戻れない」
ことだったのです。

以前なら、
もっと働けた。

以前なら、
もっと人と話せた。

なのに今は、
同じことをすると疲れてしまう。

階段も、
一段ずつしか上れません。

そこで僕は、
今の自分を、
昔の自分と比べるようになりました。

昔の自分は100。

今の自分は60。

だったら、
100に戻らなければいけない。

そんな感覚です。

「60しかできない自分」は、ダメなのか

でも、
少し変ですよね。

なぜ、
昔の100が正解なのでしょうか。

なぜ、
今の60を失敗と呼ぶのでしょうか。

もちろん、
昔の自分には強さがありました。

行動力があった。

体力があった。

勢いがあった。

「あの頃の自分は、
よく頑張っていたな」
と思います。

でも。

だからといって、
今の自分が劣っているとは、
限らない。

一度折れた後には、
一度折れた後の強さがあります。

自分の限界を知った。

無理をすると、
どうなるのかを知った。

休むことの大切さを知った。

これは、
昔の僕にはなかった経験です。

だから、
昔の自分と今の自分は、
単純に比べられない。

違うことと、
劣っていることは同じではない。

それでも「昔に戻りたい」と思ってしまう

とはいえ。

頭で分かっていても、
気持ちは簡単には変わりません。

仕事でうまくいかなければ、
「昔ならできたのに」
と思う。

階段で息が切れると、
「昔はこんなことで疲れなかった」
と思う。

そして、
また自分を責める。

この繰り返しでした。

だから僕は、
ある時から、
少し考え方を変えてみました。

「昔の自分に戻りたい」
ではなく。

「昔の自分の、何が欲しいんだろう?」
と考えるようにしたのです。

僕が実際に使った5つの問い

部下とうまく向き合えなかったこと。

同僚のチームを見て、
嫉妬で頭がおかしくなりかけたこと。

そして、
休職中に始めた畑の話も、
交えながら整理しました。

「昔の自分に戻れない」
と感じているなら、
続きも読んでみてください。

ここから先は、
僕が実際に使った5つの問いです。

 
 
会社員18年目で立ち止まりました。 休職をきっかけに、人生を見直すためnoteと畑作りを開始。 過去の経験や自分の特性、価値観と向き合いながら 「自分を変える」より「自分を理解する」人生を模索中です。

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