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婚活で「次はないかな」と思われる理由2選



2回目を断られる理由

出会いの場のお手伝いをしていると、常連さんからときどき聞かれます。

「この前いい感じだったのに、連絡が続かなかったんですよね。何がダメだったんでしょう」

そう聞かれて、いろいろ考えてはみるんですが、お店側から見ていると、答えはわりとシンプルなんです。

2回目につながらないのは、どちらかが相手に興味を持てなかったから。そして、その理由はほとんど2つしかありません。

顔が好みじゃなかったか。話しているうちに興味が失せたか。

身もふたもない言い方ですが、この2つを分けて考えるだけで、うまくいかなかった日の受け止め方がかなり変わると思っています。


理由1:顔が好みじゃなかった

まず、こっちから。

これは、何をしても無駄です。

言い方が冷たく聞こえたらすみません。でも本当にそうで、生まれ持った顔立ちが相手の好みに合わなかった場合、会話を頑張っても、服を変えても、次の約束を上手に出しても、結果はほとんど変わりません。

お店側から見ていると、これは最初の数分でだいたい分かります。

席に着いた瞬間から、相手の体の向きが少しだけ斜め。相づちは丁寧だけど、目線があまり合わない。話の内容に関係なく、最初から最後まで温度が一定で低い。

こういうとき、相手が悪いわけでも、あなたが悪いわけでもありません。ただ好みが合わなかっただけです。あなたの顔を好きな人は、他にちゃんといます。

だから、この場合は次に行けばいい。

反省会をする必要もないし、「自分の何がダメだったんだろう」と考え込む必要もありません。そこで削られる気力は、次に会う人のために取っておいたほうがいいです。

ひとつだけ補足すると、ここでいう「顔」は、あくまで顔立ちの話です。表情が硬い、髪型や服がその場に合っていない、といったことは、変えられるほうに入ります。それは次の理由のほうで話します。


理由2:話しているうちに、興味が失せた

気をつけたほうがいいのは、こっちです。

最初は興味を持ってもらえていた。席に着いたときの反応は悪くなかったし、前半は笑顔も多かった。連絡先も交換した。なのに、次がない。

これは、話している途中のどこかで、相手の温度が下がっています。

お店側から見ていると、この「下がる瞬間」はけっこう分かりやすいです。さっきまで身を乗り出していた人が、椅子の背もたれに体を戻す。相づちが「へえ」「そうなんですね」だけになる。グラスに手が伸びる回数が極端に増えるか、全く手を付けなくなるか、どちらかです。

本人は、ほぼ気づいていません。むしろ「今日はよく話せた」と思って帰る人が多い。

顔の問題と違って、こっちは自分の動き方で防げます。私が見ている範囲で、興味が失せるきっかけになりやすいのは、主にこの4つです。

  1. ずっと質問している

    相手を知ろうとして、質問を続ける。答えを聞いたら、すぐ別の話題の質問。仕事、休みの日、出身、兄弟。一つの話が広がる前に、次に移ってしまう。

    ドリンクを運びに行くと、答えている側のグラスだけ全然減っていないことがあります。飲む暇がないんです。

    質問される側は、答えるほど疲れていきます。しかも、あなたのことはほとんど分からないまま。興味を持とうにも、材料がない状態になっています。

  2. 自分の話が長い

    逆のパターンもあります。聞かれたことに答えるうちに、話がどんどん長くなる。仕事の話が、いつの間にか苦労話や自慢に寄っていく。

    横で見ていると、相手の相づちが短くなっていくのがよく分かります。話している本人は盛り上がっているので、そこに気づけない。

  3. 無難すぎて、何も残らない

    何を言われても「わかります」「いいですね」。好きなものを聞かれても、角が立たない答え。

    嫌われはしません。片付けをしていると、帰り支度のお客さん同士で「あの人、いい人だったね。……何の話したっけ」という会話が聞こえてくることがあります。まさにこれです。

    悪い印象がないのに、また会う理由もない。これも、途中で興味が静かに失せていくパターンです。

  4. ふとした態度が見えた

    会話そのものは問題なかったのに、ある瞬間に温度が下がることもあります。

    ドリンクを頼むとき、店員の顔を見ずにメニューを指さすだけ。話の途中でスマホに目線が落ちる。気になる人以外への対応が露骨。

    こちらは何も気にしていませんが、向かいに座っている人は、その一瞬をちゃんと見ています。このあたりは、別の記事でまとめています。


自分はどっちだったか、見分けるには

うまくいかなかった日を振り返るときは、相手の温度が「いつ」低かったかを思い出してみてください。

最初から最後まで、ずっと低かったなら、理由1の可能性が高いです。次に行きましょう。

最初はよかったのに、途中から下がったなら、理由2です。どのあたりで下がったか、そのとき自分が何を話していたかを思い出す価値があります。

どっちか分からない日もあると思います。そういうときは、理由1だったことにして、気にせず次に行くくらいでちょうどいいです。全部を自分のせいにしていたら、婚活は続きません。


今日からできることを、1つだけ

理由2を防ぐために、まずやってほしいのはこれです。

相手の話を深掘りして、共通点を見つける。

自分の話ばかりするのでも、質問ばかりするのでもありません。相手が出してくれた話題を、横に広げずに、下に掘っていく感じです。

たとえば、相手が「休みの日はカフェに行くことが多いです」と言ったとき。

質問ばかりの人は、「そうなんですね。お仕事は何を?」と、次の話題に移ります。自分の話ばかりの人は、「自分もカフェ好きで、この前行った店が」と、自分の話を始めます。

深掘りする人は、「どういうお店が好きなんですか」「一人で行くんですか」と、同じ話題の中で相手のことを聞いていきます。そうしているうちに、「駅から少し離れた、静かな店が好き」「一人で本を読みに行く」みたいに、相手らしさが出てくる。

そこで「あ、それ分かります。自分も休日は人の少ないところに行きたくなるんですよ」と、共通点が見つかる。

お店側から見ていると、2回目につながる二人は、会話のキャッチボールが上手くいっています。

共通点は、趣味そのものが同じである必要はありません。「一人の時間が好き」「人混みが苦手」「食べるのが遅い」くらいの小さなことで十分です。むしろ、そういう小さい共通点のほうが「この人とは合うかも」につながりやすい。

一つの話題を3回くらい掘ってみて、共通点が見つからなければ、次の話題に移ればいい。それくらいの気持ちで大丈夫です。


最後に

顔が好みじゃないからどうしようもない。これは、ある意味で救いだと思っています。

どうしようもないことで悩む時間を減らして、自分で変えられる「話しているうちに冷める」ほうにだけ、気をつければいい。お店側から見ていると、そっちを少し直しただけで、次につながり始める人はけっこういます。

前回、次につながらなかった相手の温度は、最初から低かったですか?それとも、途中から下がりましたか?

意外と過去の自分を見つめなおす事で改善点が見つかるはずです。


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