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Photo bymakeawish_bday

学校に行かない息子が、登った先に開いた扉🚪


    今日は何気ない日。

    ただ、息子が初めて『ママ!ここにまた来たい!』と言った日。

    あれ?待てよ。

    これってとてつもなく、大きな出来事なんじゃないか?

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    登った階段と開いた扉。


    小2の秋に不登校になり、未だに学校には行かない小3息子。

    学校に対する抵抗感が強く、全く学校には足を踏み入ることができない。
    できないのか。しないと決めているのか?

    元気になり、笑顔が増えて、優しくなった息子。
    そろそろ回復期に来たと感じ始めた親の私たち。


    夫が言う。
    『学校に行かなくなってしばらく経ったよ。1年経つ前に何か考えような!』って俺、お風呂入った時に言ったから!!

    なんかよく分かんないけど。
    抽象的だな!おい!
    それで息子は意味分かってるのか?ほんとに。と思う私。


    案の定「パパとこれから学校に行こうとか、別な行くところ探そうねとかって最近言われたの?」と息子に聞くと『ん???』と言われて無さげ。
    なんの記憶もございません顔(笑)

    だよ!ほら!


    なので、一から。
    「ママは学校に行かないならそれでいいと思ってるんだよ。でもそろそろ、少し暇になってきたんじゃない?別な場所に行ってもいいなって思うところを探すのはどうかな?見学して、あなたが来てもいいと思う所をいくつか見に行ってみよう?」『わかったよ!🐷』


    現在の候補は2つ
    ・児童相談所内の「親子こころの相談所(親ここ)」
    ・教育支援センター


    親ここはムスメとの関係に悩んだ末に4月から通い始め、ムスメも『また来たい!』と言ったため2週に1回通っている。
    親子別室で50分。無料(笑)

    なので何をしているのかはよくわからないけど、ムスメは箱庭が気にいっているようだ。

    箱庭療法(sandplay therapy)
    気箱に入った砂の上にミニチュアを並べることでイメージ表現を行う心理療法です。 言語を必要としない療法であるため、自分の内的な感情を言語化することが困難なクライエントに対して効果的とされます。

    ムスメはただの室内砂遊びと思って楽しんでいる

    基本スタッフとの1対1なので、今回息子は箱庭の部屋は使えない。
    なので、どう思うか心配ではあったけど、選択肢はまだある。
    (どう思ってもいいさ。)

    ムスメは手慣れた様子で娘担当スタッフさんと、別室に消えていく。

    息子は初回のため、まずは私と同室で話をする。

    『来てくれてありがとうね。今日はママからなんて言われてここに来たのかな?』
    「・・・・」
    私はぐっと我慢して、口にチャックをして隣で様子を伺う。
    モジモジを通り越して、無言のまま、顔を歪めて、落ち着かない素振りの息子。

    『では、お母さん、今日はなんと伝えてこちらに?』
    「学校以外で行ける所を探してみよう?見学をしてその中で、自分で行けると思う所を教えてねと言って来てみました」

    家庭で過ごした時間も長くなり、他人との接触が極端に無かったこの8ヶ月。
    頭の中の考えをアウトプットすることが少し苦手な息子。
    言葉で初対面の人に思いや気持ちを伝えることは難しい。


    『ここは困ったこととか、思っている所を聞くところで正直に言ってくれて大丈夫なところです。守秘義務があるので、あなたが言ったことは誰にも漏らしたりはしません。ただ、体にキズや暴力を受けた跡があったりしたときだけは、別なところに相談したりするからね』

    そう聞いた息子は、服をめくって、この前アスレチックをしていていたときに怪我したキズを、チラッと覗き込む。

    スタッフさんがどう判断するかは分からないが、
    「この前アスレチックで怪我したところ、気にしてるんだね?」
    とあえて言い、息子の親への気遣いを暖かい気持ちで眺める私。

    【児童相談所】という所がどういうところなのか、聡いこの子は感じている。

    (あっ皆さんに言っときます。本当にうちには暴力はないので、大丈夫です。それが1度でもあったら、別居します)宣言


    息子はすぐ、別室に移動し、私は今の思いを担当のスタッフさんに50分みっちり聞いてもらった。

    息子には今までどこの施設を提案しても「行かないー」「今はだいじょうぶー」と言われ続けてきた。
    それが今回、一緒に来れたことが一歩前進と思っていること。

    もう一つの選択肢である教育支援センターの見学は来週。
    どう思うか。どう決めるかは、息子次第とお伝えした。


    それから、、、時間いっぱい私が喋り倒し。
    「そろそろ、仕事のことも考えないといけない時期にきていて、フルタイム正職員は今の段階では無理、、、だなって、、、」

    あれ?泣きそう、わたし。

    あーやっぱりまだ、区切りはつけられていないんだな。
    納得はしてきたつもりだけど、さみしい気持ちはごまかせないもんなんだな。

    そういう気持ちは、優しく時間とともに慰めて行くしかないんですよね、きっと。


    新しいことを始めることに楽しさも感じる。
    別な仕事でもなんとかなるし、結構いいとこまでイケる。
    そんなちょっと期待が膨らんでいる部分も出てきている。

    昔は、息子のように、肯定感が低かった私が、そう思えるまで伸びた。

    だから、きっと子ども達も羽ばたく日がくる。



    次の予約を取り、施設を出た瞬間。

    『ママ!またここに来たい!今日は折り紙をして、まだ途中なんだ!』

    「へ〜折り紙得意だもんね。わかった〜〜」


    ん?


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    何か。
    扉が開いた音がしませんでした?


    あれ?
    なんか、実は重要ポイントではないですか?

    本人がどこかに通うって、また来たいって、言いましたよ?


    8ヶ月間、どこの社会とも繋がれなかった息子が

    自ら扉を開いた音が、いま、聞こえませんでしたか?


    気のせいかな?




    感謝は山のように大きく持ち、心や考え方、生き方は川の流れのように柔軟に。他人を認め、許す気持ちは海のように広く、そして深く。

    ゲッターズ飯田
     
     
    元医療従事者|不登校児の母。 noteでは不登校家庭の現状、不登校の子供の健康と生活をテーマに発信しています。 ※有料記事は個人運営。 ココタネプラス(非営利)とは別会計で、会費・寄付と収益は混同していません。

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