メインコンテンツへスキップ
見出し画像

がんサバイバーの子育日記|1歳の娘が教えてくれたお面の魔法と大人の思い込み

    がんサバイバー、56歳・一児のパパです。
    闘病記でもちょいちょい子育てについても触れたりしてますが、今日は子育ての中で気づいた“ちょっとした発見”をお届けします。

    私自身、大人の思い込みのお話です。


    家に一冊、お面の仕掛け絵本がありました。
    ページをめくると恐竜や鳥、猿、豚などの顔が現れ、目の部分がくり抜かれていて、お面として遊べるようになっています。
    なるほど、よく考えるなぁなんて思ってました。

    娘が1歳の頃、この絵本を私の顔に当てて「がぉー」なんて言いながら遊んでいると、絵が変わるたびにニコニコしてくれてました。

    また、娘はパンダが大好きで、お祭りでパンダのお面を見つけたときも反応したので、迷わず購入してました。



    ある日、またお面の絵本で遊んでみました。
    最初は、お面の絵本を私の顔に当てて、怪獣、とりさん、ぶたさん、「がおー」なんて言いながら見せていると、娘はいつものようにニコニコしてました。
    そして何の気なしに、今度はお面を娘の顔にあてがってみたんです。
    「怪獣だぞー」…無反応。
    「とりさんだぞー」…無反応。
    「あれ?なんで無反応?」
    その瞬間、ハッとしました。

    置き型の鏡を娘の正面に持ってきて、お面をつけた娘の顔を見せてみました。すると、娘はニコッと笑い、まるで何かを理解したような表情を見せたんです。

    そのとき、パンダのお面の謎も解けました。
    お祭りで買ったそのお面も、結局お面として使ったことはなく、ずっと飾りっぱなし。ただのオブジェだったんです。ww
    娘にとって、それは当然の反応だったのです。


    「お面とは何か」を、娘はまだ知らなかった。
    それなのに私は、知っているものだと思い込んでいました。

    それ以来私は、当たり前のことかもしれませんが、娘は"知らない"が大前提なんだと見られるようになりました。
    この視点の転換が、その後の子育てを大きく変えてくれています。



    おわりに
    1歳の娘が無言で教えてくれた、忘れられない"お面の魔法"のエピソード。
    子どもの反応一つひとつには、必ず理由があるんですね。大人の思い込みを取り払って見てみると、新しい発見がいっぱいです。
    今日も娘から学ばせてもらっています。




    拙い文章ですが、最後までお付き合いくださりありがとうございました。
    スキ、フォローしていただき、繋がっていただけると嬉しいです!


     
     
     
    晩婚。年の差婚。妻と娘、保護猫2匹の家族。 娘生後5か月で食道がんに罹患。子育てと闘病が並行したパパの再生と学び。家族との日々、子育ての発見、教育の気づき、がん治療とその経過を綴っています。人生に遅すぎるはきっとない。「生きることは学ぶこと」ほぼフォロバ100

    あなたへのおすすめ