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フレイル高齢者に有効な運動介入ランキングトップ10🏆

    📖 文献情報 と 抄録和訳

    フレイルに対する非薬物療法的介入の比較効果:システマティックレビューとネットワークメタ解析

    📕Sun, Xuemei, et al. "Comparative effectiveness of non-pharmacological interventions for frailty: a systematic review and network meta-analysis." Age and Ageing 52.2 (2023): afad004. https://doi.org/10.1093/ageing/afad004
    🔗 DOI, PubMed, Google Scholar 🌲MORE⤴ >>> Connected Papers
    ※ Connected Papersとは? >>> note.

    [背景・目的] フレイルは高齢者の健康を脅かす。さらに、世界人口の高齢化に伴い、フレイルの有病率は増加の一途をたどっている。
    ●目的:無作為化比較試験(RCT)のネットワークメタ解析(NMA)を実施することにより、フレイルに対する非薬理学的介入の有効性に関するエビデンスを更新すること。

    [方法] 2000年1月1日から2021年9月24日まで8つのデータベースを検索した。60歳以上の参加者を対象としたフレイルへの介入に関するRCTを適格とした。主要アウトカムはフレイルとした。ペアワイズメタ解析およびNMAを実施し、プールされた標準化平均差(SMD)および95%信頼区間(CI)を報告した。

    [結果] 検索された16,058件の引用文献をスクリーニングした結果、合計69件のRCTが組み入れられた。組み入れられたRCTのうち、フレイルに対する介入は7種類(11介入)であった。

    ■ フレイル軽減に有効な介入(全般)
    ・対照と比較してフレイルの軽減と関連しており、このうち運動介入が最も効果的な介入の種類であった。
    🥇運動介入(プールSMD=0.43、95%CI:0.34-0.51)
    🥈多成分介入(プールSMD=0.34、95%CI:0.23-0.45)
    🥉栄養介入(プールSMD=0.21、95%CI:0.06-0.35)

    ✅ 累積順位曲線下表面(surface under the cumulative ranking curves, SUCRA)とは?
    ・x軸:各介入の可能なランク(フレイルに対する有効性に従って、1番目のベストランクからワーストランクまで)を示す。
    Y軸:各介入が最良の介入、2番目によい介入、3番目によい介入...となる累積確率を示す。このグラフアプローチでは、曲線下面積を調べることにより順位が示される。
    ・曲線下面積が大きいほど、ある介入が上位ランクまたは上位ランクの1つである可能性が高い。

    ■ フレイル軽減に有効な運動介入ランキング
    🥇筋力トレーニング(SUCRA=90.0%)
    🥈心身運動(SUCRA=85.9%)
    🥉混合型フィジカルトレーニング(SUCRA=78.1%)
    (4) 多成分介入(SUCRA=62.0%)
    (5) 有酸素運動(SUCRA=55.5%)
    (6) 包括的老年評価(SUCRA=36.4%)
    (7) 栄養補給(SUCRA=34.5%)
    (8) 認知トレーニング(SUCRA=28.9%)
    (9) Active Control(SUCRA=26.1%)
    (10) 通常ケア(SUCRA=55.5%)

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    [結論] 筋力トレーニングは高齢者のフレイルを軽減する可能性が最も高い。この知見は、臨床医がフレイルを有する高齢者に対する介入を選択する際に有用であろう。

    🌱 So What?:何が面白いと感じたか?

    𝕏にて、フレイルに関する重要な疑問をコメントにていただいた。
    「フレイルって色々言われているけど、結局、理学療法で良くなるんですか?」
    それに対して、これまで勉強してきた内容や、文献抄読を振り返ってみた。
    すると、サルコペニア、フレイルに対して、どうやら理学療法は効果を有する、と思われた。

    フレイル者への非薬理的介入の効果💡

    <フレイル>
    ■Meta:Sun et al., 2023. (Age ageing) https://t.co/3GTdaeqoJu
    →フレイル可能性低下に効果あります (特に筋トレ)

    その他,フレイル,サルコペニア者に対する
    非薬理的介入については地域,入院,施設…,
    様々なSetting,時期,アウトカムにおいて,… https://t.co/NstgQYzl3T pic.twitter.com/ty39cHOahs

    — 理学療法士_海津陽一 Ph.D. (@copellist) November 24, 2023

    その中で、フレイル軽減に対するメタ解析、しかもAge and Ageing誌の論文があった。
    これは、いましっかりと抄読しておいて、また類似の疑問に出会ったときに、1リンクで解決可能にしておきたいと思った。
    疫学、関連因子、アウトカムとの関連…。
    その疾患知識をどんどん増やしていくことも重要だろう。
    だが、それに対して「何か影響を及ぼすことができるものなのか?」という問いを忘れないことは重要だ。
    意義の大きい問いを与えてくれて、ありがとうございました!

    ⬇︎ 関連 note✨

    📕フレイル高齢者に有効な運動介入ランキングトップ10🏆
    ・69のRCTを包含
    <トップ10>
    🥇筋トレ
    🥈心身運動
    🥉混合型フィジカルトレーニング
    4. 多成分介入
    5. 有酸素運動
    6. 包括的老年評価
    7. 栄養補給
    8. 認知トレーニング
    9. Active Control
    10. 通常ケア
    運動介入はフレイルの軽減に有効です😲 pic.twitter.com/6ZJlnWbgPi

    — 理学療法士_海津陽一 Ph.D. (@copellist) November 25, 2023

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