
【詩】本
本を読む
栞を挟む
裏表紙を眺める
そこに書かれたあらすじをもう一度読む
割れ物を扱うように
ひっくり返す
何か間違いを起こしてしまえば、
壊れてしまいそうで
されるがままに返された表紙が
静かに私を見つめてくる
表紙を撫でる
この一連の動作が
どこか気恥ずかしくて
私はいつもひとり
はにかんでしまう

本を読む
栞を挟む
裏表紙を眺める
そこに書かれたあらすじをもう一度読む
割れ物を扱うように
ひっくり返す
何か間違いを起こしてしまえば、
壊れてしまいそうで
されるがままに返された表紙が
静かに私を見つめてくる
表紙を撫でる
この一連の動作が
どこか気恥ずかしくて
私はいつもひとり
はにかんでしまう