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芋出し画像

劻ず読曞。

    空原 ゆに

    劻の本が増えおいく。

    最近、読曞にハマり始めたらしい劻。

    本を読んでは写真を撮っお、
    noteに感想を投皿しおいるらしい。

    自分も読曞はするが、
    劻の本は芋たこずもない本ばかりだ。
    「曞く」ずか「文章」ずか曞いおある本が、
    最近劻の本棚に䞊んでいる。

    そんな䞭に、この本を芋぀けた。

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    『本屋倧賞受賞』ずいう字が目を匕く。

    確かにこの本は、曞店で䜕床も芋たこずがある。
    䜕ずなく気になったものの、買わずにいた。
    その本が家にあるずは

    やった読める

    あ、でも、劻に断りを入れた方がいいかな。
    でもなヌ。気になる。

    そんなこずを考えおいたある日。

    劻の入济䞭に、こっそり本を手に取った。

     やっぱり読みたい。
    読んじゃおうかな。

    本を持ったたた、本棚の前で悩んでいるず、

    「どうしたの」

    劻だ。
    い぀のたにかお颚呂を出おいたらしい。

    「私の本を持っおどうしたの」

    「いや、䜕でもないよ。ずころでさ、本増えたね。読んでみたい本があるから、読んで良い」

    「いいよ。ただ、私もただ読んでない本があるから、読む時は声をかけおね」

    「うん、わかった。僕の本も読んで良いよ」

    よし、本を借りる蚱可は出た。
    䞀声かければ、劻の本が読み攟題だ。

    それから数日が経った。

    劻が䜕だか機嫌が悪い。

    怒りの矛先は、おそらく自分だ。
    そしお、うっすら理由がわかっおいる。

    劻が楜しみに読んでいる
    『成瀬は倩䞋をずりにいく』を、
    最近勝手に借りっぱなしだからだ。
    声をかけるのも、忘れた気がする。

    劻を気にし぀぀も、
    本の続きが気になるので読んでいたずころ、
    劻の冷たい声が飛んできた。

    「私の本なんですけど。それ」

    あ、やばい。怒っおる。

    「ごめん、借りっぱなしで」

    「䞀声かけおねっお蚀ったのに、党然声をかけおくれないじゃん。勝手に持ち出さないで」

    あヌあ。怒られた。

    「 ごめんなさい。次から気を぀けたす」

    謝ったものの、䜕だか気たずい。
    空気を倉えたくお、話し続けた。

    「ねえねえ、どこたで読んだ僕ね、レッツゎヌミシガン 終わりそう」
    ☆レッツゎヌミシガン は、぀の゚ピ゜ヌドの぀目

    するず劻は、しかめた顔を少し緩めお蚀った。

    「ただ、線が぀ながる を読み始めたぐらいだよ。」
    ☆線が぀ながる の話は、぀の゚ピ゜ヌドの぀目

    ず、ここで話を終わらせおおけば良かったのに、
    ぀い調子に乗っお䜙蚈なこずを蚀っおしたった。

    「え、ただそんなずころ䜕なら、続き教えおあげよっか」

     したった。ず気づいた時には遅かった。
    劻の顔色が倉わった。

    「はもずもず私の本だからね私が読みたいずきに持ち出されおるから、進たないんだよ」

    たずい。絶察にこれはたずい。
    目を合わせおこないし、蚀葉に棘がある。
    絶察怒っおる。

    「わ、わかった。わかったから。ちゃんず今床から本借りる時は声かけるし、マりントも取らない。ごめん」

    ずにかく真剣に謝っお、蚱しおもらった。

    劻より先に、『成瀬〜』は読み終えそうだ。
    でも結末は蚀わない。

    しかし劻は、僕が成瀬を読んでいる間に、
    䜕やら新しい本を買ったようだ。

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    倧河ドラマ『光る君ぞ』ファンずしおは、
    気になっお仕方ない。
    こちらも早く読みたいな。

    あずがき
    倫目線の蚘事第2匟です。
    今回は、読曞に぀いお。
    倫ずは本の奜みが違うので、私の本に興味を持たないず思っおいたのですが、䜕やら興味を持っおいる様子。
    文章術の本はパラパラずめくり぀぀も、あたり興味を持おなかったらしいのですが、『成瀬』は読みたがりたした。
    危うくケンカになるずころでしたが、倫が折れたので、䞇事䌑すず蚀ったずころでしょうか。

    枕草子は、円満に取り扱いたいものです。

    ちなみに、倫の本で私が興味を持぀ものは、残念ながらありたせんでした。

    倫目線の蚘事第1匟はこちらです。

     
     
     
    そらはらゆに。゚ッセむを曞いお生きる文筆家。 ほっこり゚ッセむ旅行蚘短線小説読曞喋りすぎる口䞋手向䞊心で突き抜ける人の息子の育児に奮闘感謝を忘れない぀け麺しか勝たん奜きな色は空色隠せないゞュビロ磐田愛むメヌゞは抹茶霊長類最匱女子

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