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パエリアを頼んでも私はガキだ

    大学一年生は「友達作り」にあふれている日常だ。じゃあ大学二年生はどうなのか。いつも通りの仲いいサークルの奴と絡んで、同じ学科の子と遊ぶ。

    「もっと新鮮な宇宙人に会いたい」

    それで、一年と同様、自分の興味ある授業をとってみる。初回の授業、早めについた私は三人掛けの端の席に座っていた。そこで、授業開始ギリギリに女の子が一席開けて座ってきた。ありえないくらい橋本環奈である。顔小さくて、お人形さんみたいな肌に目。見てきた日本人の中で一番かわええ。強い決心を持って、話しかけて見た。
    別の学科の一個上の先輩やった。かわええエエ。話を聞いていると、バイトはマックとスターバックス、高校はギャル高。お酒は20になってから飲んだ。王道のバイトでちゃんとしているかわいいな。やはり本物はパーフェクトである。4週間後、お互いの語顔終わりにご飯食べに行くことになった。

    服装が真逆やった。私はナポレオンスタイルの短パンにちょいチャイニーズ風味がある黄色のトップス。レースのロング靴下にフリマでおばあちゃんから買い取った2000円の青いベルベットブーツ。先輩は黒のロングワンピースにドット柄のカーディガン。アシックスの花柄スニーカーにレース靴紐が合わせてあった。レストランは節電対策レベルで薄暗かったが、私たちの会話は太陽並みに熱がった。というか楽しくて大声でしゃべってた気が今する。私たちは、パエリアを頼んだ。都庁近くのレストランでパエリア頼むとか「大人すぎる」と言ったら、先輩は笑っていた。話のトピックは恋愛に流れた。私は今気になる人が三人いるが、ここから付き合いたいとかの感情が湧かない。それが悩みである。面白いことに気になる人は一度に5人いたこともある。おかしいと自分でも笑ってしまう。でも、本命ではなさそうな日々を暮らしている。
    一方で、先輩は今の彼氏と結婚しようか、就職や夢をどうするかで悩んでいた。

    「恋愛じゃないんだよね」 

    ここで、私はまだクソガキなのだなとわかった。「思った」じゃなくて、事実としてクソガキであった。年が一歳違っただけで悩みはまるで違う。
    なんだこれ。俺の悩みはなんだったのか。
    気になる人が5人いるとかどういうことですか???真剣に生きてくれませんか??
    パエリア頼んでいても、私はガキだ。

    同時に、年上の友達はやっぱり作って正解だと強く思った。


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