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ホットケーキで一人背徳フェスティバル

    柚木麻子さんの「BUTTER」という本を読んだ。
    言わずもがなの名作で、海外でも賞を取ったくらいの人気小説なんだとか。

    実際に起きた事件をもとに描かれた小説で、婚活殺人事件の犯人を、女性記者が追う!というあらすじなのだが、とにもかくにも「食」に関しての描写が多い。とくに「BUTTER(バター)」についてだ。

    読書も好きな私だが、最近はめっぽうミステリーばかりだった。文章で、こんなにもお腹が減ることがあるのか!と驚いた。なんと信じられないことに、よだれがたれそうになるようなシーンまで。あの表現力…柚木さん、感服です。

    日曜日の昼下がり、お腹いっぱい食べたランチの後にのんびり本作を読んでいたら、涼しい風が心地よく、いつのまにかお昼寝。18時に起きたあとに読書を再開したら、どうしてもホットケーキが食べたくなった。

    家の冷蔵庫を頭の中で確認しても、使える材料は牛乳くらいしかない。今日はもうどこにも出かけないとダル着に着替えたけど!食べたい!と思い、徒歩3分のまいばすへ向かい、ホットケーキミックスと卵と、マウントレーニア(ホットケーキのお供用)を購入。

    普段料理をしている私からすると、ホットケーキなんてお手のモノ、と思たが、待つことが苦手なせっかち女は「弱火でじっくり」が辛いことに気づいた。でも大丈夫、「BUTTER」を読みながら、じっくりと待つ。

    最終的に、完璧色合い&分厚さでできたホットケーキは、特別な材料は作っていないけれど、ふわっふわで絶妙な甘さでこんなにも美味しいのは、さすが森永さん。バターの塩味もしっかりこんにちは。

    なんやかんやで19時から作り始め、ありつけたのは20時。こんな時間に、バターたっぷりのホットケーキなんて、一人暮らしの醍醐味よのう。なかなか謳歌してるじゃないか、おぬし。と、急な空想お殿様が頭の中で話しかけてきた。血糖値爆上がりで最高に寝れそう。明日からまた仕事、がんばろう。

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