見出し画像

大根役者って???

今日のことわざは…はい、きました。

「大根役者」


聞いただけで、すでにクセが強いですよね。
俳優さんへのツッコミとしてはなかなか手厳しい言葉ですが、
実はこれ、食べ物の大根が元になっているんです。

まず意味としては
“演技が下手な人のこと”。
ですが、なんで大根? なんで役者?
ここがじわじわ面白いんです。

大根役者の由来は「当たらない」から

昔、大根は“食べても当たらない=お腹を壊さない”と言われていました。
そこから
「当たり(人気)が出ない役者」
「当たり(評判)を取れない芝居」
みたいに使われるようになったと言われています。

大根に罪はないのに、完全に巻き込まれてるんです。
気の毒…だけど笑ってしまう。

しかも大根って、いつも白くて淡々としてて、表情が読めない。
そんなところも“のっぺりとした演技=大根役者”と言われるようになった
理由のひとつだとか。

でも、薬膳的には大根は超スター★


大根って実は、薬膳の世界ではけっこう“主役”なんです。
冬にぴったりの食材で、こんな力があります。

・消化を助ける
・咳をおさえる
・のどを潤す
・胃のつかえを流す
・疲れもスーッと抜いてくれる

もうね、大根は“作品には恵まれないけど実力はある名脇役”みたいな存在。

魅力たっぷりなのに、古典芸能の世界ではなぜか「下手役者」の代名詞にされちゃった。
これは現代風に言うと、
“本当は仕事めっちゃできるのに、地味だから気づかれない総務部の神スタッフ”
みたいな感じです(o^―^o)ニコ

なぜ大根は冬に強い?

冬の大根は甘く、瑞々しく、じっくり育つことで栄養が凝縮されていきます。
大根を食べると、胃がふわっと軽くなる感じがしませんか?
あれはね、冬の体にぴったり合っている証拠。

昔の人は経験的にそれを知っていて
“冬は大根を食べると調子がいい”
と暮らしの中で実感していたんですね。

なのに、芝居の世界だけ妙に評価が低かったのが不思議で可愛らしい。

ことわざにツッコむコーナー?!

ここでひとこと。

“演技が下手でも、消化力は抜群です!”
“人気はなくても、胃には優しいです!”
“存在感は薄くても、体の気は流してくれます!”

そんな役者います?
いや、むしろ逆にすごい。
健康面では、誰よりもスターです。

大根役者よ…胸を張れ。

今日はことわざ「大根役者」を
ちょっと愛情たっぷりに解説してみました。

ことわざって、意味だけ追うとちょっと辛口でも、
背景を知るとじわっと笑えて、
食の歴史が見えてくるのがおもしろいところ。

そして冬の養生は、派手さよりも、じんわり効く大根のように。

🎧 この内容はstand.fmでもお話ししています
https://stand.fm/episodes/693a43171e1f20a43ae93c4c


いいなと思ったら応援しよう!