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阿朚譲によるinfraずいうZINEみたいなクラブゞャズ雑誌に぀いお長文蚘事

    2幎くらい前、ブックナニオンでそれたで芋芚えがなかったクラブミュヌゞック系の創刊準備号を芋぀けた。その雑誌の名前はinfra。どうやら00幎頃に販売されたものらしい。知らない雑誌だったけど、取り扱われおいたのがゞャザノバ〜コンポスト〜トヌキンラりドず僕奜みの面々で、おたけに内容もかなり充実したものだったので、ずりあえず買っおみるこずにした。

    家に垰っおから調べおみたずころ、1975幎に「ロックマガゞン」ずいう䌝説のアングラ系音楜雑誌を創刊した阿朚譲ずいう人が1999幎に始めたむンディペンデントな雑誌らしい。䞀応党囜の倧手茞入レコヌド店でも取り扱いがあったみたいだけど党然知らなかった。

    たぁ、この雑誌が出おた圓時の僕はただ高校生だったし、その頃は日本語ラップに倢䞭な時期だったから無理もないけどね。

    そこで今回は、このinfraに぀いお少し曞いおみたいず思う。結構いい雑誌なのに、ネットではあたり情報出おこなくお、埋もれさせおしたうのもったいないず思うからさ。

    個人で䜜ったニュヌゞャズのディスクガむド

    さお、この雑誌のもっずも倧きな特城、それは基本的に発行者の阿朚譲氏がほが䞀人で䜜りあげおいるずいうこずだ。そういう意味では、雑誌ずいうよりも今で蚀うずころのZINEに近いかもしれない。内容的には圓時流行っおいたニュヌゞャズ系のディスクガむドなんだけど、玹介されおいるのはCDではなくレコヌドで、しかもそのほずんどが12むンチ盀。メゞャヌ雑誌じゃたず実珟出来ない䌁画を個人誌で成立させるずいう発想は完党にZINEのそれだ。

    ただ、掲茉盀の倚くが12むンチであるにも関わらず、党䜓的にクラブ色は薄め。これは阿朚さん自䜓がもずもずロック畑の人ずいうこずに起因しおいるんだず思う。なんずいうか、党䜓的に曞きぶりが文孊的ずいうか抜象的なんだよね。レビュヌにものすごく矎孊を感じる。そういう意味ではサバヌビアスむヌトず䌌た雰囲気のガむドずも蚀えるかな。ニュヌゞャズ系の12むンチが倚数玹介されおいるものずしおはDMRの通販リストなんかもあるけれど、䞡者の曞きぶりは倧きく違う。

    面癜いのは、この個人誌が今参照できるほずんど唯䞀のニュヌゞャズ本になっおいるずいうこず。圓時の状況を俯瞰的に蚘した本ずいうず他にremixのFusionismがあるけれど、あれはもう少し埌のブヌム䞭期埌期に線集された本だったし、ニュヌゞャズ党盛期の空気感がここたでパッケヌゞされおいる本はもしかしたら他にないかもしれない。

    ちなみに創刊準備号の00号から03号はA6刀のいわゆる「小さな音楜雑誌」サむズなんだけど、04号でリニュヌアルしお、その埌は10むンチレコヌドず同じサむズになる。コンパクトで情報が詰たったA6刀も悪くないけど、個人的にはフルカラヌで倧刀になった埌期の方が奜みかな。A6刀時代はモノクロなのもあっお、そもそもちょっず読みにくいし。。。でも、そういう詊行錯誀も含めお、やっぱりこれは䞀皮のZINEなんだず思う。

    通しで読むずニュヌゞャズの流れが芋えおくる

    僕が持っおいるのはサムネに茉せた8冊で、倚分これでコンプリヌトなんじゃないかっお思っおる。面癜いのは時代の流れず阿朚さん自身の趣味の倉遷に䌎っお取り扱う内容が少しず぀倉わっおくるずころ。

    初期の創刊準備号では21st Century Soulを掲げおいた頃の埌期トヌキンラりドや初期ゞャザノノァ、それからノルりェヌのゞャズランドみたいな「いかにも」なニュヌゞャズがピックアップされおいるけれど、埌半になるずブロヌクンビヌツやラりンゞが出おきたり、プレスティッゞ、ノァヌノ、CTI、ブルヌノヌトなんかの旧譜のいわゆる王道ゞャズファンクも特集されるようになっおくる。圓時の空気感を知っおいる人は懐かしく思えるはずだ。

    ちなみに僕自身はこのあたりのゞャンルを聎き始めたのは2002幎頃なので、ぎりぎりリアルタむムにかすっおいるくらい。ただ、読んでいるず少し䞊の䞖代が熱狂しおいた圓時の雰囲気を远䜓隓できる。

    ありがたいのはレヌベル単䜍など、ある皋床たずたった圢でレコヌドが掲茉されおいるこず。トヌキン・ラりド、ゞャズランド、モワックス、ナビキティ、むンフラコム、コンポスト、゜ナヌ・コレクティノ、2000ブラック、ファヌアりト、スキヌマなどなど圓時を知る人にずっおは懐かしい各レヌベルの党盛期の12むンチシングルがここたで䜓系的に掲茉されおいるガむドは倚分他にない。しかも各盀にはリリヌスレヌベルや品番などが党お正確にクレゞットされおいる。改めお個人でここたで䜜りあげたのは偉業だ。

    サバヌビアスむヌトず同様、レビュヌ自䜓は癖があるから奜みはあるず思うけれど、単玔にディスクガむドや資料ずしお極めお優秀なので、そういう意味で持っおいる䟡倀はある本だず思う。

    いたゞャズずはなんなのか

    最埌に創刊準備号に曞かれおいる、この雑誌のコンセプトずも呌べる阿朚さんの宣蚀文を玹介しおおこう。少し長いけれど、個人的には曞かれおいる内容にずおも共感できるし、今でも通甚する内容だず思うので、ぜひ読んでみおほしい。

    New Conception of Jazz
    ゞャズずいうのは最初ニグロの間で性行為を衚す隠語ずしお䜿われおいたず蚀われおいる。音楜甚語ずしお䜿われるようになったのは1910幎前半にラグタむムず呌ばれおいた曲を䞻ずしお挔奏する黒人たちの小線成楜団の挔奏にたいしお名付けられたのが最初で、20幎代には癜人のダンス・オヌケストラの挔奏するラグタむムやフォックストロットもゞャズず呌ばれるようになった。その圓時の意味は喧噪、卑猥、熱狂的ずいった意味で甚いられおいた。30幎代に入るず䞀時ゞャズに代わりスむング・ミュヌゞックがゞャズそのものを指す蚀葉ずしお䜿われたが、40幎代には再び正統掟のゞャズリアル・ゞャズにたいしお䜿われ、それが今日でも続いおいる。

    ゞャズは最初もっず野性的で荒削りなアタック粟神があった。音楜の起源ず街の隒音がリズムブルヌスやニグロのフォヌクなどに混合され悲鳎や混乱に䌌たものだった。ゞャズの発生からすでに80幎あたりの歳月が流れ、そうしたクラシック・ゞャズの貎重な名盀が数倚く発売されおはいおも、いた色耪せずに聎けるものなど数少ない。

    圓時にはストリヌトから発生し熱かったはずのクラシック・ゞャズもコレクタヌのためのアむテムに過ぎない。今を感じないのだ。ゞャズが死んだず蚀われおから久しい。ニュヌゞャズが生たれた60幎代圓時、その未熟で子䟛っぜい幌児的な衚珟に倚くのゞャズ評論家が批刀的な態床を瀺した。ただ単に原始的で幌児的なニュヌゞャズは倚くのゞャズ・リスナヌに背を向けられた。しかし䞍思議なこずに最近のクラブ・カルチャヌはそうしたゞャズ・ファンからそっぜを向かれ死滅したたたになっおいる60幎代ゞャズを掘り起こし再構築しおいる面もあるのだ。それほどクラブカルチャヌは懐が深い。

    おそらく珟圚クラシック・ゞャズず呌ばれおいる音楜の奜きなヒトが、最近のクラブ・ミュヌゞックを聎くず圓時のヒトがニュヌゞャズに察しおずったのず同じ態床をずるだろう。「あれはガキの音楜だよ」ずか蚀っお。ドむツのコンポストが「フュヌチャヌ・サりンド・オブ・ゞャズ」ずいうコンセプトの基に発衚した䜜のコンピレヌションはアンビ゚ント、゚レクトリック、アブストラクト、デゞタルゞャズ、トリップホップ、テクノ、ドラムンベヌス、フォヌク、ボッサ、ハりス、゜りルなど過去の党おの音楜ゞャンルを暪断し吞収しながら倉容する今日のゞャズのありかたを瀺しおいる。

    䞭略

    いたゞャズずはなんなのか ドラムンベヌスはゞャズではないのか ゞャズなのか ヒップホップは ハりスは アブストラクトは ゚レクトリックは ファンクは

    "infra"創刊準備号より匕甚

    出版郚数がそれほど倚くなかったのか䞭叀垂堎に出回る頻床はそれほど高くないけれど、メルカリなんかを芋おいるず時々出おいるみたいなので、気になる人はチェックしおみるず面癜いかもしれない。

    個人的には間違いなく資料的䟡倀のあるシリヌズだず思っおいる。

     
     

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    毎日を楜しく過ごすを目暙に日々ゆるヌく生掻䞭。仕事もプラむベヌトもTake it easyに。

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