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リンキン・パーク(Linkin Park)

アメリカ合衆国のロックバンド。21世紀で最も売れたバンドで、全世界累計セールスは1億枚以上を記録している。グラミー賞2回受賞、ノミネート6回。代表曲は、「In the End」「Numb」「What I've Done」「New Divide」など。(ウィキペディアより一部抜粋)


   バンドの結成は、マイク・シノダ(ボーカル、MC、ギター、キーボード)とブラッド・デルソン(ギター)から始まり、フェニックス(ベース)やジョー・ハーン(DJ)、チェスター・ベニントン(ボーカル)などが加わり、その後も何度かメンバーの入れ替わりもあり、バンド名も変遷があったがワーナー・ブラザース・レコードとの契約に漕ぎつけた後にリンキン・パークとなった。曲は、グループの誰がというのではなく、マイク、ブラッド、チェスターを中心として、バンドメンバーみんなで作るスタイルらしい。変遷はあるが、基本的に傾向としては、ニューメタル、ミクスチャー・ロック系で、ラップとシャウトを多用した革新的スタイルで、ヒット・アルバムには「ハイブリッド・セオリー」や「メテオラ」などがある。

   正直、私はこの手の音楽は余り聴かないし、特に2000年前後は公私ともに多忙で好きな音楽を探求する余裕はなかった。それでも「Numb(ナム)」だけは耳に入ってきたし、初めて聴いた時から忘れられない曲だった。その後も、この曲だけは度々Youtubeで聴いたりしていたが、ヘヴィメタやシャウトするバンドにハマったことはなかったので、深堀はしなかった。だが、流石に20年近く聴いていると、このボーカルが他にはない非常に特殊な声や歌唱力の持ち主であることが判ってきた。そして、この曲は本当にいいなと思ったのでボーカルやバンドについて調べたところ、なんと…リードボーカルのチェスターは5年以上前に亡くなっていた。死因としては、少年時代のトラウマやドラッグ体験で精神不安になることも多く、自殺と断定されたようだが、スターなので色々陰謀論的な憶測も飛んでいたようだ。

   その後、リンキン・パークは新しいボーカルのエミリー・アームストロングを迎え、旧ドラマーのロブ・ボードンが外れて新ドラマーにコリン・ブリテンを迎え、2024年に再結成した。
   エミリーも中々の歌い手で遜色がないと思うが、個人的に、折角発見したチェスターが死んでいたというのが何故か悔しく、しかも死因が衝撃的過ぎて、「Numb」が更に忘れられない曲になってしまったのである。

   他にもリンキン・パークについて調べて驚いたことは、その人気の凄さだ。90年代は、個人的に大学時代からファンだったクイーンのフレディ・マーキュリーが亡くなってがっかりしたせいか、新しいロックバンドは殆ど聴かなかったので、どのバンドがどの位人気なのか全く分からず、リンキン・パークって、そこそこの人気なのかと思っていた。まさか「21世紀で最も売れたバンド」とは!!そして、なるほどというか、メンバーには日系や韓国系やユダヤ系のアメリカ人がいて、多様性の時代を代表するような構成にもなっている。多様性の国アメリカでも、マイノリティ男性であることは、けっこう苦労もあるし、日系人が!というのもビックリした。彼らは、更に、女性メンバーを加えたことで、バンドとして大きく進化していくに違いない。

   しかし、やはり何と言っても、チェスターの声を一度でいいから生で聴きたかったと悔やまれるのである。私が他のことで忙しくしている90年代から2010年ぐらいまでの間に、どうも欧米の音楽シーンは激変していた模様。当時ニューヨークに住んでいて、ふと気づいたらラップしか聞こえてこない世の中だった気がするが、それまでの間にグランジがあったり、リンキン・パークが、ラップを取り入れたメタルを流行らせたりしていたらしい。リンキン・パークは、シャウトをメジャーに昇華させたバンドでもあるようだ。チェスターのシャウトは、他のバンドとは一線を画すものがあると思う。高音の美しさとの対比からだろうか?彼のシャウトは、心を抉るような美しさを帯びている。チェスターの声は唯一無二だ…しかし、彼の突然の死は、私レベルのファンでもこんなに悲しいのに、ガチのファンがどんな気持ちだったかと想像すると何とも言えない気持ちになる…RIP
   リンキン・パークには勿論名曲が沢山あり、私も「Numb」以外にも、上述した曲などは特に好きだ。ということで、これまでのリンキン・パークには感謝、そして新しいリンキン・パークには声援を送りたい。



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