【第四境界】「幽拐証明写真」体験談
第四境界からメールが届いた。
「幽拐証明写真がリリースされました」
この「幽拐証明写真」とは、怪異のせいで証明写真機の中に閉じ込められた少女を救い出すことが目的のARGである。実在する証明写真機「Ki-Re-i」と連携していて、証明写真を撮影するとストーリーが進むパートがある点が画期的である。それに興味を持って、プレイすることにした。
基本的には、少女と会話を行うことでゲームが進む。詳しくは、有志の方々が制作された攻略Wikiが大いに参考になった。この辺りは楽しめたが、本題ではないので割愛する。
このnoteで書きたいことは、実際に証明写真を撮影するパートについてである。一言でまとめると、難しかった。
まず、撮影権を購入する必要がある。
公式サイトでクレジットカード支払いをすると、800円で購入できる。しかし、クレジットカードを持っていない。
仕方がないので、ファミリーマートへ行き、手続き代を含めた1100円で購入した。
そして、いざ撮影パートへ。
生活圏に証明写真機はあるが、大部分は「Ki-Re-i」ではない。検索して表示された場所へ向かい、「Ki-Re-i」の中に入る。
ここからが一番の問題だった。
ARG「幽拐証明写真」は、「Ki-Re-i」にQRコードを読み取らせることで撮影できる。だが、私が過去に証明写真機を利用した経験は、「Ki-Re-i」ではない機種、かつ現金支払いのみである。したがって、撮影方法がわからなかった。
とりあえず画面に映るボタンをいろいろ押して試してみた。どのような経緯を辿ったかはもう覚えていないが、「QRコードをかざしてください(この部分の言葉も曖昧である)」という案内が出てきた。撮影権のQRコードが表示されているスマホの画面を、証明写真機の前方左側にあるQRコード読み取り機にかざした。その結果は以下である。
「このコードは読み取れません」
外から通行人の気配を感じるなか、再度、最初からいろいろと試してみた。だが、結局撮影できなかったため、断念した。
諦めるという選択肢もあったが、支払った1100円を無駄にしたくなかった。よって、翌朝、再度挑戦。
前日と同じ証明写真機の中に入り、いろいろと試してみた。そして、やっぱり撮影できなかった。
場所を変えてみることにして、別の「Ki-Re-i」がある場所へ立ち寄る。ちなみに、そこはファミリーマートだが、撮影権を購入したファミリーマートとは別の店舗である。
画面上にあるボタンをいくつか押してみたが、やっぱりどうすれば良いかわからなかった。仕事に行かなければならなかったので、その日は諦めた。
帰宅後。攻略Wikiを注意深く読み直した。そして判明した。
証明写真機に入った後、ボタンは何も押さず、そのまま読み取り機にQRコードをかざせば良いらしい。
次の日。ファミリーマートにある「Ki-Re-i」へ入り、QRコードをかざす。2度目の挑戦で、なんとか成功。1100円は無駄にはならなかったと思った。外へ出て、受け取り口から写真を取り出す(ゲーム本編では受け取り口の写真が見られるが、少女は証明写真機に閉じ込められて出られないはずなのに何故だと考えながら)。
ARGをクリアする目的で行動した私を見かけた誰かが、「何度も証明写真機の中に入る変な人物」という怪異として語り継ぐのではないかと、怯えるのだった。
余談だが、証明写真を入手した後、ゲームをクリアするまでにも手こずった。そちらは攻略Wikiを見てもわからなかったため、ゲーム実況者、けんぼーさんの動画を参考にさせていただいた(証明写真の撮影に迷ったと語られていて、私だけではなかったと安心できた。嬉しかった)。