
忙しい人は、悩む暇がない
最近、オーディブルで
A University という作品を聴いた。
その中で、お笑い芸人の渡辺直美さんが話していた言葉が、強く残っている。
彼女は今、New York を拠点に活動している。
そこでこんな話をしていた。
New York は、孤独な街だと。
みんな必死に働いていて、周りの頑張りがよく見える。
だから、他人と比べて苦しくなる人もいる。
自分だけ置いていかれているように感じて、心が疲れてしまう人もいる。
でも、彼女は違った。
悩んでいる暇がない。
立ち止まっている暇がない。
やることがある。
挑戦したいことがある。
だから前に進む。
その姿勢に、私は強く惹かれた。
悩みが多いのではなく、暇なのかもしれない
この言葉を聴いたとき、少し痛いところを突かれた気がした。
不安になる日もある。
立ち止まりたくなる日もある。
他人と比べてしまう日もある。
でも振り返ると、そういう日はたいてい、
目の前の課題から少し離れている日でもあった。
やるべきことに集中しているとき、人は意外と悩まない。
勉強しているとき。
新しい挑戦をしているとき。
誰かのために動いているとき。
その時間は、迷いよりも行動が前に出る。
悩みが悪いわけではない。
ただ、動き出すことで薄まる悩みもある。

私は、挑戦している時間が好きだ
なぜこの話がここまで刺さったのか。
それは、自分も同じ感覚を知っているからだと思う。
幼稚園で働いていた頃、
発表会や卒園式で、保護者の前に立つ場面があった。
私はそういう場合、自ら申し出る。
自分自身に課題を作りたかったから。
大勢の前でピアノを弾く。
行事を成功させる。
子どもたちと一緒に本番を迎える。
あの独特の緊張感。すごく好きなんです。
本番そのものより、
そこに向かって準備していく時間が好きだった。
直前で手の震えが止まらないのに気が付く瞬間。
深呼吸を始めて、ゆっくりと落ち着いていくとき
強い鼓動がやさしくなる。
ドキドキがわくわくに変わる瞬間。
うまくいくか分からない。
でも、やると決めたから向き合う。
その過程には、生きている実感があった。
今、日本語教師を目指して勉強しているのも、
たぶん同じ理由だ。
楽な道だからではない。
自分が前に進んでいると感じられるからだ。
比べるより、自分を育てたい
人と比べれば、上には上がいる。
あの人のセンス。
あの人の言葉。
あの人の実績。
そういうものは、いくらでも目に入る。
私も、たくさんの人を見てきた。
そして、たくさん真似もしてきた。
その結果わかったのは、
誰かになることはできなくても、
誰かから学んだものを自分の中で育てることはできるということだった。
比べることに時間を使うより、
自分を磨くことに時間を使いたい。
努力は、見せるためにしなくていい。
静かに積み上げている人ほど、
ふとした瞬間に強さがにじむ。
私は、そういう人に惹かれる。
他人を見るより、自分の、ゆうきの人生ゲームを進めたい。
私は、静かに努力している人を見つけるのが好きだ。
誰にも見えないところで学び、
誰にも言わずに積み上げている人。
そういう人の強さは、
結果より先に、空気ににじむ。
たぶん私は、
そういう生き方に惹かれている。
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