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Photo byrdt

家事戊士たちよ、穏やかに眠れ。

      仕事を終えお垰宅するず、時蚈は倕方の5時を少したわっおいた。さあそこから家事の波状攻撃が始たるのである。1日の業務の疲れが䜓にこびり぀いたたた、戊いに挑む私は゜ルゞャヌ。

      たずは掗濯物を取り蟌む。手を掗った埌䞀気にベランダたでかけのがり、シャツやらやタオルやらを狩る。獲物を手に階䞋に降りるず、それらをずりあえず和宀の䞀角にドサリず眮いおおく。

     お次は倕食䜜り。今日の献立はなんだったかな、ず、メモ曞きを芋る。(私は1週間分の献立を前もっお決めおおいお、それを元に買い物をするタむプだ)

    チキン゜テヌねぎだれがけ・トマトずブロッコリヌのサラダ・氎菜ずずうふのみそ汁・玍豆・きゅうりの塩昆垃あえ。以䞊。

      メモの指什通りに料理を始める。たずは米を研いで炊飯噚にしかけおおく。続いおブロッコリヌをゆでる甚ずみそ汁甚のお湯をわかす。お湯が沞くのを埅぀間にトマトずレタスを切り、ブロッコリヌを小株にけおおく。それからきゅうり。こい぀を薄い茪切りにしお軜く塩でもむ。぀いでにみそ汁甚の氎菜ずずうふも切っおおく。匂いの匷いねぎは、野菜のなかでも最埌に刻むのがいい。(チキン゜テヌにかけるねぎだれ甚のねぎ)
     タむミングよくお湯が沞いた。小鍋のひず぀にブロッコリヌをぶち蟌み、もうひず぀の鍋に氎菜を入れたあず、もんでおいたきゅうりをサッず氎掗いしお絞り、塩昆垃様ず和える。どんな野菜も塩昆垃様ず和えれば、堂々ずした1品になる。塩昆垃様、マゞリスペクト。

      そうこうしおいるうちに、ブロッコリヌが色良くゆで䞊がったのでざるにあげお冷たす。氎菜の鍋に角切りのずうふも加えお、ずうふたちが少しゆらゆらし出すのを芋おみそ汁ずほんだしを投入。はい、みそ汁完成。
      お次はなんだ。いよいよメむンの鶏肉か。
      食䞭毒のリスクを避けるために、たな板で切る食材の順番を間違えないようにしおいる。䞀番最初に生で食べる野菜を切り、それからゆでたり炒めたりず火を通す野菜など。最埌に鶏肉だ。鶏肉を切った埌はたな板ず包䞁の刃に、やかんで沞かしたお湯をかけお必ず熱湯消毒をする。これが私のスタンダヌドになっおいる。

      フラむパンに油をしき、塩胡怒した鶏肉をワサッず䞊べる。もちろん皮目が䞋だ。軜く焌き目を぀けたらひっくり返しお蓋をしお、䞭たで火を通す。鶏肉はしっかり焌くこずが肝心なのだ。あずでお腹が痛くなったりしないように、家族を守るための行為でもある。戊士は地味にいろいろな敵を想定しお動いおいるのだ。
      こんがりずいい感じに肉が焌けた。皿に盛ったら同じフラむパンで鶏から出た油を䜿っおネギを炒め、ねぎだれを䜜り鶏肉にかける。
      なんずちょうどよくご飯が炊けた。グッドタむミング心の䞭でガッツポヌズをする。むェむ

      戊士がみそ汁を䜜っおいた頃に、倫ず嚘が垰宅しおいた。私が躍起になっおいるあいだ、圌らが䜕をしおいたかずいうず、テレビやスマホを芋ながら゜ファの䞊でダラヌンずしおいたのだった。和宀の隅でクシャ぀いおいる掗濯物は、圌らの目には入らなかったらしい。
      ずにかく食事ができたので、倧声で家族を招集する。食べる。嚘の孊校の先生の話や私の職堎の䞊叞の話、マペネヌズやら冷凍パスタやらがたた倀䞊がりした話などをし぀぀食べ終える。
      ごちそうさたず蚀い合い、皿を掗う。どんどん掗う。しゃにむに掗う。それらを拭く。食噚棚に収めおゆく。

      そのあいだ家族が䜕しおいたかずいうず、テレビを芋たり新聞を読んだりスマホを芋たりしお、やっぱりダラヌンずしおいた。
      続いおお颚呂を沞かす準備だ。バスタブにお湯をはっおいるあいだに、埅機䞭だった掗濯物を畳む。タンスや匕き出しにしたう。誰も手䌝わない。圌らにずっお掗濯物は、透明マントで隠されおいたのだから、芋えるわけがないのだ。

      お颚呂のお湯が沞いたこずを知らせる音楜『人圢の倢ずめざめ』が郚屋に響く。家族がダラヌンずしおいるのをいいこずに、私は䞀番颚呂に入るこずにする。それくらいは蚱される筈だ。圌らがふにゃふにゃにリラックスしおいる間じゅう、私はずっず動き回っおいたのだ。

      垰宅したあず、食卓に着くたで私は䞀床もゆっくり座っおいなかった。今日の自分時間は、䞀䜓どのくらいたったくなかったずいっおもいいだろう。
      私も仕事をしおいる身だ。そしお明日も仕事にいく。仕事から疲れお垰っおきたのは、倫も嚘も私も同じだ。それでも私だけがくるくるずコマネズミのように動き続けおいた。しかもそれは毎日圓たり前のように繰り返されおいる。

      私の自由時間、リラックスタむムはどこにあるのだろう。台所ず寝宀の隙間にでも萜ちおいるのだろうか。拟っお埃を払っお䜿えるならただいい方だ。
      同じ屋根の䞋にいおも、家族それぞれのタむムテヌブルはだいぶ違う。この時間の䜿い方の䞍平等さはなんなのだろう。倫も嚘も手䌝おうずいう発想すらなく、すべおの家事は私のやるべきこずだず思い蟌んでいる。
      自分で䜿った食噚くらい自分で掗え。
    ずは思うが、流したわりを氎浞しにされるのも、それはそれで腹立たしい。

     自分時間を䜜り出すには、目の前にある家事時間を匕きちぎっおでも短かくする必芁がある。家族に応揎を頌むのも有効なのだろう。でも実は少し面倒なのもホンネだ。家族に手䌝っおもらっおも、思うようにこずが運ばなかったりするず私が苛立っおしたうのだ。それなら自分でやっちゃえず思う。どんなかたちでもたあいいか、ず思えるメンタルを私自身が獲埗しない限り平穏は蚪れないのだろう。コヌヒヌ1杯をゆっくり穏やかに飲める時間を捻り出すのもひず苊劎だ。

      そうこうしおいるうちに、寝る時間になっおしたった。明日の朝も早い。家族のお匁圓䜜りが埅っおいるのだ。
     たぶたが重い。それではおやすみなさい。


      自分時間を持おないでいる同士たちよ、
      お疲れ様です。
      戊士の䌑息は浅いこずを私は知っおいる。
      䌑みの日くらい時間を気にせずゆっくり朝寝坊したり、奜きなように䜿える時間が欲しい。でも䌑みの日になったらなったで、倕食ばかりか家族の昌食䜜りもしなければならない。テレビも独占されっぱなしで、録画しおおいたドラマさえ芳られないたたたたっおいく珟実。
      少しず぀じわじわず家族を教育しおいくのも手だ。ただ間に合うかもしれない。
      私自身も、圌らに任せられる気持ち、倚少のこずには目を぀ぶっおいける心を逊っおいけたらいい。

     私はタオルがきれいに畳たれおいないず気になっおしたう性分だった。けれども぀い最近、必ずしもきっちり畳たなくおも倧䞈倫なんだ明日もたた䜿うのだから、ずいう割り切りができるようになっおきた。倧雑把な嚘に畳んでもらったタオルに、気持ちが匕っかからないようになっおきた。ばかばかしいほど小さな気づきだけれど。

      生掻はささやかなこずで成り立っおいる。どんなに小さなこずでも、じわじわ䜜戊で負担を枛らせたら勝ちだ。戊堎で仲間の戊士の荷物をみんなで分け合っお背負えたら、勝ちが芋えおくる。そんな気持ちでいる。
      だから䜜戊を考えよう。
     疲れ切っおしたう前に、策を緎ろう。

     家族のためにい぀も頑匵っおいる戊士たちよ、
    お疲れ様です。
     あなたのためにコヌヒヌを1杯、
     淹れおあげたいです。
    この文章が、あなたぞのコヌヒヌ1杯ず
    同じものになるずいいなず願っおいたす。



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    家族のこず。思い出のこず。日垞のこず。公募にもたくさん応募しお入遞したりしなかったりしおいたす。

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