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AIスタジオはてんやわんや|第8話:あとがき

    AIスタジオの面々の活躍を楽しんでいただけましたか?

    この物語で書きたかったのは、どうしても創作をあきらめきれない男の往生際の悪さでした。

    創作の大きな壁となるもの、それは目の前に立ちはだかる現実です。現実の世界は甘くなく、失敗や挫折、時には大きく傷つくこともありますが、それでも気が付けばモニターに向かい、キーボードを叩いている。そんなどうしようもない性のような気持ちを描きたかったのです。

    皆さんの中には、『カントク』と同じように、創作やものづくりから一度は離れてしまったけど、心のどこかでまた再開したいという気持ちがくすぶっている方もいらっしゃるかもしれません。

    本作の主人公『カントク』がAIたちとてんやわんやしながらも、あきらめ悪く創作を続ける姿を見て、心の火が再び燃えるようなことがあれば、作者としてこれ以上の喜びはありません。


    自分の弱さを隠す盾として利用していたAIでしたが、本作のてんやわんやを通じ、仲間としてともに歩む存在となりました。しかしながら、現実世界のさまざまな困難や障害は依然として立ちはだかっています。

    『カントク』はそれらに対して真正面から向き合うことができるでしょうか?その後を描く物語も構想していますので、楽しみにしていただけましたら幸いです。

    『カントク』はプロジェクトごとに姿を変え、音楽や小説など様々なジャンルであきらめ悪く創作を続けるようです。ご想像の通り、その前には多くの問題が待ち受けていることでしょう

    作者的には『コジンジギョーヌシ』として、頼りになる相棒のAIとともに「確定申告」に臨む冒険活劇を描きたいところですが、これはどうなるか分かりません。日々精進したいと思います。

    最後まで物語にお付き合いいただき、まことにありがとうございました。

     
     
    【著者紹介】 『スタジオてんやわんや』代表。人間は著者のみ、AIと分業して運営しています。 お仕事小説『AIスタジオはてんやわんや』全8話完結。 創作大賞2026 お仕事小説部門に応募中。創作に関わる方々の心に響く作品になれたら嬉しいです。