
NASA、CLPS契約上限を42億ドルへ:月面輸送市場は実証から量産へ
米国航空宇宙局(NASA)が推進する商業月面ペイロード輸送サービス(Commercial Lunar Payload Services、以下CLPS)は、月面探査の拡大に向けた新たな局面に入りつつある。Aviation Weekなどの報道によれば、NASAは、SAM.govの調達文書を通じて、同プログラムの契約上限額を従来の26億ドルから42億ドルへ引き上げる計画を示した。これは約61%の増額であり、2028年11月までの契約期間において、月面ロボット着陸ミッションを増やすための財政的な余地を広げる動きとして注目される。CLPSがNASAの月面探査を支える継続的な商業調達枠として、存在感を高めていることを示すニュースである。