「日本で一番大切にしたい会社」を経営者目線で読み解く
障害者雇用や地元密着の独自の理念を持った会社の取り組みとビジネスモデルについて細かく説明されている本。
社会起業家についての本ともいえるが、一方でしっかりとしたビジネスモデルがある事で長年利益を出し続けている会社を取り上げられているところが興味深い。
若い起業を目指す人にとっては、参考になりこうなりたいと思える本と思う。
一方で、経営者目線としては社会的な取り組みへ向かう理念とその理念に一貫性のあるビジネスモデルで成功している点が興味深い。
”小社にとって人件費はコストではありません、人件費は目的である社員の幸福を実現するための生活費です”
”お客様にとって当社がなくなったら本当に困るような存在であることを目指す”
”最近流行っている業務効率化はどこを向いて行っているのか。お客様はそれを本当に求めているのか?”
社員と向き合い、社員目線となり、お客様と向き合うお客様目線となる。
ややこしく、めんどくさいく、効率が悪い事は当然避けたい。しかし、その先に本当の目的である、お客様の幸せ、社員の幸せがあり、それを満たすことで本質的にはビジネスを継続する事ができる事を忘れてはならない。
初心というか、最初のスタートから大切なこと。
