
天気が良いと思うこと。
晴天。
快晴。
日本晴れ。
どれも天気が良いことを指す言葉だが、
希死念慮くんが側に来てからというもの、天気が良いと必ず思うことが、「今日死ねたら最高だろうな」だった。
8階のマンションから外を望んで、近くにある街並みや山々を感じた時、意味もなくやって来る。
カウンセラーは希死念慮くんが来る時は、何かを我慢した時だと話していたが、何を我慢しているのだろう。
痛いのは嫌だし、苦しいのも嫌だ。
過去に同級生に首をハサミで切られそうになったことがあるので、刃物で切られるのも嫌だ。
できる事なら苦痛は少なく、だけど生きる期限があって欲しい。
羅列してみて思ったが、我ながらわがままだ。
カウンセラーのアドバイス通りやるならば、その時の感情を感じる事なのだろうけれど希死念慮くんを爽やかな風に吹かれながら感じていたら、どうなるのだろうか。
私は生き残ってしまったので、そうそう簡単には死なない。
病気は怖いし、事故も怖い。
最近は血糖値を気にして運動と食事に気をつけている。
自分でも矛盾をしてると思うし、どうしようもない。
そんなわけで、今日も私は桑の葉茶を飲みながらウォーキングをする。