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【歌詞】 知らないままでいい





蝉の声が遠ざかって
エアコンの音だけが響いてる
部屋の隅っこで丸くなって
きみの返信を待っていた

「暑いね」って送ろうとして
それだけのことで悩んで
結局 送らないまま
陽が傾いて
アイス  溶けた

誰かといたのかなって
タイムラインで察して
気にしないふりしても
気にしてるの バレバレだね

だから 知らないままでいいよ
きみがわたしをどう想ってるかなんて
言葉にされたら 全部 終わっちゃう
冗談でも 本気でも

去年の夏と同じ浴衣
ひとりで着たら少し寒くて
“似合ってる”って 誰かきみに
言われたくて選んだのに

花火の音が 遠くで鳴って
スマホの通知は鳴らない
知らせたくなるのは いつもの
わたしの“好き”の癖だね

あの日のビニール傘
貸してくれた手の温度ぬくもり
いつまでも 残ってるけど
忘れたふりしてるよ

だから 知らないままでいいよ
わたしに何も言わないで
答えを聞いたら きっと
きっと 恋じゃなくなってしまうから

“想ってない”って
もしきみが言ったなら
その瞬間に わたしは
わたしじゃなくなる
冗談じゃない 本当のこと

ねぇ 知らないままでいて
わたしがまだ きみに恋してること
今さらだって わかってても
終われないまま ここにいる

たとえ わたしじゃなくても
「違うよ」なんて 言わないで
せめてこの想いだけは
わたしに 残してほしい


知らないままでいい


知らないままがいい

このまま このまま

このまま




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