
【歌詞】 馬鹿
あの日 いきなりきみが 黙ったの
わたしの話を 聞いてくれてると思ってた
待ち合わせに遅れたわたしに
何も言わなかったきみを
ただ 優しいと思っちゃった
あの時 LINE の既読がつかなくても
二日も三日も寝てるんだって思ってた
電話の向こうで やけに短い返事を繰り返すきみに
疲れてるんだって決めつけて なにも訊かなかった
目の前できみが 笑わなかったのは
わたしの冗談が つまらなかったからだって思った
あの夜の「じゃあね」も
いつかまた会えるための言葉だと 信じちゃった
手を振り払われたのも
好きって言ってくれなかったのも
抱きしめてくれなかった朝も
きみが 恥ずかしがり屋なんだって思った
わたし ほんと 馬鹿だよね
今 このメール出したら
きみが読んでくれるかなって思って
何度も書いては消して また書いて
送信ボタン押す指が震えちゃったり
送ってないのに 返信 ずっと待ってたり
今更考えてみたら ほんとバカみたい
馬鹿なとこも 鈍感なとこも
ぜんぶ直すからさぁ
もう遅いって言われても……
たとえ 他の子を好きになったって
きみの一番に なれるように頑張るからさぁ
どうか どうか お願いだよ
ほんとは 気づいてたんだよね
でも 気づかないフリをしてたんだ
そうすれば きみは隣に居てくれるって
勝手に思ってた
メイクを変えても 気づかれなかったのも
「会いたい」って 言ってくれなかったのも
目を合わせずに 頷くだけだった朝も
抱きしめた手を そっと解かれた朝も
横にいても スマホばかり見てたのも
名前を 呼ばなくなっていったのも
会話が どんどん短くなった朝も
きみが ただ 恥ずかしいんだって思ってた
わたし ほんと 馬鹿みたい
いっぱい厭な思い させちゃったよね
いっぱいがっかり させちゃったよね
いっぱい我儘 言っちゃったよね
ずっと ずっと 気づけなかった
わたし ほんと 馬鹿だよ
ほんと 馬鹿
自由詩として綴ったものに曲を乗せると言うことが、とても難しいと痛感しました。
この詩は歌詞として一部 推敲しました。