同じ月を見てる
朧げな光が
街を照らす
音のないまま
呼びかけのように
滲んでゆく
名前もない感情が
胸の奥で鼓動に溶ける
ただそれだけで
息がやわらかくなる
君も見ている
君と今 同じ月を見てる
そう思えるだけで
時間が 少しだけ
ほどけてゆく
繋がらないまま
重なってもいいよね
声もなく
手も伸ばさず
それでも届いてしまう何かを
今夜 月は照らしていた
君と今 同じ月を見てる
言葉にしなくても
見えないままでも
遠く離れていても
“同じ月を見ている”ということが
誰かの心を、ほんの少しだけ
ほどいてくれたらいいなと思っています
マガジンに掲載していただきました✨
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