それでも夜はつづくから
行き場のない気持ちが
夜にほどけて消えていく
きみの声が残った部屋に
ため息だけが 胸を掠める
わかっていたんだ
きみに抱きしめてもらうには
わたしの身体が
あまりに震えていたこと
とめどない想いだけが
静かに夜に沈んでいく
きみがいないこの部屋に
柔らかな匂いだけが まだ残ってた
わかっていたんだ
すれ違う気持ちに向き合うには
わたしの想いが
あまりに脆く幼いこと
忘れようとするたびに
思い出は 輪郭を濃くする
やさしさに包まれた日々には
後戻りできなくて 苦しい
それでも 夜はつづくから
ほんとうは 泣いてもいいんだと思う
途方に暮れたその場所に
灯りがともる日が来なくても
きみのいない世界でも
わたしは まだ
その声を 匂いを 探してる
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