解離性同一性障害と生きる。理解あるヘルパーさんと繋がった日。【中編】
こんばんは。ゆうです。
このnoteでは、毒親の性的虐待等から生き延びた私が、心の傷や精神疾患で働けなくなったことで、生活保護などのさまざまな制度と向き合いながら、少しずつ人生を取り戻していく過程をありのまま綴っています。
▼こちらの続きですが、単体でも読めます。
インターホンが鳴った瞬間、私は「私」ではなくなりました。
これは、一人で頑張ることに限界を感じた私が、解離した人格と共に「頼るという自立」を選んだ再生の記録です。
解離性同一性障害は、まだまだ偏見や、症状の個人差の大きい障害ですが、
少しでも障害への理解につながったら、嬉しいです。
対人恐怖で怯える私と、「愛されるのが自然」な彼女
ピンポーンと、インターホンが鳴ったその瞬間。
私は、友人の隣で、
解離しました。
……いや。
正確には、
「解離してしまった」というより、
私の代わりに、
救済人格ちゃんが自分の意思で表に出てきました。
◇
救済人格ちゃんは、
学習障害やASD的なところがあります。
基本的には文字を書くのが苦手だったり、
決まった食べ物しか食べないとか。
一方で、
めちゃくちゃ人懐っこいんです。
実は、前回出たのもこの子で、
生活相談支援員さんと
看護師さんにもかなり懐いていました。
だから今回、
彼女が積極的に表に出たんだと思います。
そして、救済人格ちゃんは
友人と生活相談支援員さんが、
別の手続きを進めてくれている隣で、
あっという間に
ヘルパーさんとも打ち解けていました。
「可愛いね〜」
と、背中を撫でてもらって
喜んでいたり。
「ヘルパーさん、次はいつ来るの〜?」
と、待ちきれない様子だったり。
私は、
内界(頭の中)で見ていました。
我ながら、信じられません。

それを内界から見ながら、
(対人恐怖のある自分には)
とてもできない芸当だなぁ。
と思いました。
もっと言うと、彼女は、
「自分は愛されるのが自然」
だと思っているそうです。
はい、イラッとしますね。(苦笑
◇
ちなみに、
子供人格ちゃんも、
かなりポジティブなセルフイメージを持っていますが、
救済人格ちゃんは、突き抜けています。
なので、
そのセルフイメージをスプーン1匙でいいから、
分けて欲しいくらいです。
それにしても、
「人格によって、
こんなにも人との関わり方が違うんだな」
と、改めて感じます。
助けてほしい、でも人が怖い。その矛盾を抱えたまま
有難いことに、
ヘルパーさんは60才くらいの
大ベテランさんだったそうです。
主人格の私は、リアル(対面)がすごく苦手なので、
ヘルパーさんの前で表に出て挨拶するまで、
まだまだ時間がかかると思うのですが、
救済人格ちゃんが懐いているのを見たことで、
少し安心した私がいました。
それでも、私自身は、やっぱりまだまだ怖いです。
訪問介護を利用する。
つまりは、
見ず知らずの他人を家に入れるということです。
それがプロであっても、
虐待を受けていた私にとっては、
大きな恐怖を伴うことです。
ちょっとした相手のため息や、
声色、語尾。
そして、細かな表情の動き。
そういうものに、ものすごく敏感で、
少しでも違和感を感じると、
拒絶反応が出て、
暴力的な人格さんが出たらどうしよう、と思います。
◇
かといって、
サポートが完璧なら完璧で、
それも怖かったりするんです。
本当は裏で何を言われてるんだろう、
と不安になります。
でも、こうやって書いていると、
いやでも自分を客観視できてしまうので、
自分でも自分が、
本当にめんどくさいなと思います。(苦笑
◇
いずれにしても、
心を許した友人以外は
家に誰も入れず、
一人で頑張りたかった。
そんな気持ちが、
以前はありました。
では、なぜ、
対人恐怖の私が訪問介護を受けると決断に至ったのか?
そのきっかけとなる、大きな挫折について、
次回の後編で、明かしていきたいと思います。
◇
今日も最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。
いつもいいねやコメント、
本当に本当に、励みになっています!
最近、そっとマガジンに追加くださる方もちらほらいて、
本当に感謝です。
朝晩は涼しくなってきましたが、
引き続き蒸し暑い日が続いているので、
どうかご自愛くださいね。
ゆうでした。
