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【つぶやきごと】名前のつけられなかった不調

    りく(広根りく)

    気づけばずっと、体と心の調子が安定しないまま過ごしてきました。
    もう20年以上経っています。

    ちょっと暗めなお話です。

     

    心の不調には名前がつくことがあります。
    たとえば「うつ」や「適応障害」。
    あるいは「発達障害」や「ADHD」といった診断名として整理されることもありますね。

    名前がつくことで、ようやく説明できるようになるものがあって…。

    けれど、そのどれにも当てはまらないまま、しんどさだけが続くこともあります。

    私は、その側にいます。

    どこかが明確に壊れているわけではない。
    それでも、日常の中でうまくいかないということが、20年以上続いています。

    最初は、派遣で行った職場でした。
    そこは、今思うと、派遣社員を使い捨てるようなところでした。
    だけど、初めて派遣という形で働く私は、契約と違うということを言えずに、まあ、仕事だからと思って続けてしまったのが敗因だと思います。

    直接の上司のヒステリーにやられ、
    派遣社員のタイムシートに判を押してくれる管理職の方は、ゆっくりやればいいよ、残業してもいいよ、そう言いましたが、どこか定時で帰れという圧がありました。

    そんな中、風邪をひいて、そのあと咳が止まらずにいて、
    耳鼻科で処方された薬が合わずにフラフラしたり、
    眠れなくなって内科でその話をしたら、睡眠導入剤を出してくれたけどきつすぎて次の日にまたフラフラしたり。

    結局、安定しないため精神科に行きました。(まだ心療内科が近くにない頃でした)

    診断は――出ませんでした。

    しいて言うなら、自律神経失調症。
    笑えるならまだ大丈夫だと、精神科の先生に言われました。

    でも、違います。

    無理にでも笑わなければならない環境だっただけです。
    悲しいときに、悲しいと素直に出せるような環境ではなかっただけです。

    結局、そのあとから体調が芳しくなく、ギリギリの体力で何とか回している状態で。
    夜も眠れないので、睡眠導入剤を飲んでます。

    でも、この症状に名前はありません。

    そのせいで、いろいろ諦めたこともあります。

    一番は、結婚して子供を産むこと。
    薬を飲んでいる以上、子供にリスクを負わせられません。

    それでも、結婚すれば変わるから、
    という根拠のない説得を何度も言われました。
    首を縦には振りませんでしたけどね。

    でも、正直、自分の体もしんどいのに、
    そういった話を交わし続けるのもしんどかった。

    こういう時、誰もがいいことを言っていると思い込んで、
    私の意見は「杞憂だから」と否定されます。
    でも、環境が変わったら、もっとひどくなることだってあると思う。

    全然変わらなくて、いつの間にか子供ができて子供に薬の影響を与えてしまう可能性もあるかもしれない。

    今は、もう結婚しろと言われるような年ではなくなったので、
    それだけはほっとしています。

    老後に、そばに居てくれる人がいればいいな、とは思います。

    でも今は、ネットのおかげと、日本のアニメがサブカルとして受けている今、オタクとして生きていくのが、少し楽になっています。

    もう、いい年なので、好きなことをして自分が楽しいと思える人生なら、
    それだけでいいんじゃないかと思います。

     
     
     
    創作小説メイン。様々な世界を舞台にした人間ドラマを執筆中。 日常の記録、心に触れた本・漫画・アニメの感想も。 愛用品・おすすめ漫画:amazon.co.jp/shop/riku406 ※当noteはAmazonアソシエイト参加者であり適格販売により収入を得ています。

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