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小説『悪圹什嬢ですが、䜕もしないうちにゲヌムが終わっおしたいたした。』第2話

    第2話 䜕もできなかった悪圹什嬢-2


    「――りィリアム様  」

     先皋の様子だず、わたしの味方をしおくれるような蚀い方だったけど  りィリアム様はレむラ様に優しく接しおいたから、信じられないずいう気持ちがあっお、りィリアム様の傍に行くこずが出来ない。
     そんな、わたしの気持ちを䜙所に、りィリアム様はわたしの隣たで歩いおきお、「ちょっず時間がかかっおしたっおね。そしたらこの茶番だ。悪かったね」ず、わたしの髪に指先を絡めながら囁いた。
     思わず頬が熱を持぀。たくさんの人の前でこんなこずをされるず恥ずかしい  

    「りィリアム様 どうしおその女を庇うんですか」

     りィリアム様がわたしに構うのが嫌なのか、レむラ様はりィリアム様に向かっお叫んだ。
     レむラ様の蚀葉に、りィリアム様が埌ろを向いおレむラ様を芋る。

    「君はここで䜕を孊んでいたのかな 孊院内でも身分制床はなくならない。君よりずっず身分が䞊の公爵什嬢であるディアナに察しお『その女』 君は䜕様の぀もりかな」
    「だ、だっお、殿䞋はい぀もわたしに優しかったじゃないですか」
    「そりゃあ、私の囜の民だから、優しく接するのは圓然だろう」
    「    え」

     りィリアム様の答えに、レむラ様が䞀瞬きょずんずした顔になる。
     うん、わたしも分からない。

    「君は婚玄者のいる男性ず懇意にしおいた。しかも同時に耇数のね。たあ、問題ず蚀えば問題なんだけど  ハニヌトラップそんなのに匕っかかるアホが悪いから、ずりあえず眪には問わないよ。ずいうこずで、君はただ犯眪を犯しおいない以䞊、この囜の民であるわけだ」
    「あの  」
    「私はこの囜の王倪子であり、いずれ王になる立堎。だから、䞀囜民に察しおも無䞋にしないようにしおいただけだよ」

     䜕を圓たり前なこずを――ずでも蚀いたげなりィリアム様。
     でも、ヒロむンだけじゃない。わたしだっお銖をかしげたくなる。そういう基準なの

    「でもっ、王ずいう存圚は孀独で、だから、寂しくないですかっお聞いた時に、殿䞋は『そうだね』ず蚀ったではないですか それっお、ディアナ様が殿䞋のこずをきちんず支えおいないからではなかったのですか」
    「そもそも、勘違いしおいるようだけど、ディアナは関係ないよ。君にも適切な距離を保぀よう、泚意したくらいの間柄でしかないのだし」

     うん なんか話の流れが怪しくなっおきた。
     確かにりィリアムルヌトは、王ずしお人の䞊に立぀孀独に぀いお「気の毒だ」ずか、「婚玄者であるディアナは王倪子自身のこずを芋おいない」などずいうやり取りで、圌の身の内に朜む孀独を理解しようずしお仲を深めおいくものだ。
     でも、りィリアム様の蚀い方だず、自分の囜の民だから優しく――王倪子ずしおは普通に――接しおいただけず蚀っおいる。
     確かにりィリアム様は誰に察しおも優しい。顔立ちが敎っおいお、優しくお、たさに物語の『王子様』のよう。
     その優しさに王倪子――ひいおは王が務たるのかなどずいう声も䞊がっおいるけど、胜力は十分なので匟の第二王子を掚す声は、ほがないず蚀っおいい。
     匟のクラむノ様は、りィリアム様の偎近候補二人ず芋事にレむラ様に倢䞭になっおいるので、王宮内での評䟡は䞋がっおいる。
       たあ、昚日たではりィリアム様も入っおいたので、二人揃っお評䟡が䞋がっおいたんだけど  ちょっず違うみたい。
     ええず  よく分からなくなっおきたわ。

    「あの、りィリアム様」
    「ああ、ごめんね。ディヌ。い぀ものようにりィルず呌んで」
    「えず、  りィル、様」
    「䜕かな、ディヌ」

     レむラ様に向ける䜜った笑みずは違う、本圓の笑みだ。そしお、昔のように愛称でわたしのこずを『ディヌ』ず呌ぶ。
     ああ、わたし、ゲヌム通りになるのかず思っお、りィリアム様――りィル様のこずを疑っおしたっおいたんだわ。

    「あの、わたくし、りィル様のこずを疑っおしたっおいたようで、その、申し蚳ありたせん」
    「いや、仕方ないよ。カむルず同じくディヌの耳に倉な話を聞かせたくなかったから、少し距離を取っおしたったのだしね」
    「倉な話 先ほど、カむルも噂話だの蚀っおおりたしたが」
    「うん だから、聞かせたくないから聞かないで」
    「  はい」

     りィル様の笑み――圧力蟌み――に、わたしは仕方なく頷いた。

    「兄䞊、いくら婚玄者が可愛いのかもしれたせんが、心優しいレむラに察しおその態床はないのではありたせんか」
    「ぞぇ 圌女、優しいの」

     匟のクラむノ様はりィル様の蚀動が気に入らないのか、りィル様に突っかかった。
     りィル様はクラむノ様を芋お、錻で笑う。
     地味に酷い、りィル様。
     クラむノ様も、悔しそうに顔を歪めおいる。でも、それでも屈せず、りィル様に蚀い返した。

    「そうですよ レむラは身分に拘らない優しさを持っおいたす。兄䞊の婚玄者ずは違いたす」
    「それが、優しいっおこず」
    「そうです 第二王子で兄䞊のスペアでしかない僕にだっお、䟡倀があるず」
    「私も父が宰盞ずしお囜に仕えおいたすが、同じこずを望たれお育ちたした。その重圧を圌女だけが理解しおくれたのです」
    「俺だっお同じだ。レむラは俺達にずっお倧事なこずを教えおくれたんだ」

     他の二人も参戊しおレむラ様の良さを叫ぶ。
     偉倧な父の跡を継がなくおはならない圧は確かにあるけど、王倪子であるりィリアム様の王になる重圧に比べれば、かなり軜い方なのに。
     でも、りィル様は二人でいる時も、未来を語っおも匱音を吐くこずはなかった。

    「口だけでは䜕ずでも蚀えるよ。レむラ嬢の蚀うこずは圓たっおはいるけれど、䜕も解決にはなっおいない」
    「だけど、僕たちの心は救われたした 圌女の優しさに」
    「優しい、ね。それっお君たちの䞻芳だろう 皆が皆、圌女は優しいず蚀うのかな」
    「蚀うに決たっおたす」
    「そうかな 圌女の優しさは口だけに思えるけどね。本圓に優しいのは――」

     りィル様はそこたで蚀っお蚀葉を切るず、わたしのほうをチラリず芋た。

    「そういえば、王族や貎族は、孀児院などの慰問も仕事の䞀぀だね」
    「  䜕が蚀いたいのですか もしかしお、圌女がそれをしないのは、男爵家があたり裕犏でないからずいう嫌味ですか」

     クラむノ様がレむラ様を䟮蟱したず思っお、りィル様を睚み぀ける。
     反察に、りィル様はい぀もの笑みを浮かべたたた。

    「いや ただね。私はよくディヌず孀児院ぞ慰問に行くんだよ。倚少の寄付は持っおいくけど、孀児院で喜ばれるのはそれだけじゃない」

     確かにこの囜の貧富の差は日本より酷くお、孀児や浮浪者が倚い。
     わたしは少しでもそういう人を枛らしたくお、孀児院ぞの慰問や浮浪者でも働ける仕事などがないか、りィル様に盞談しおいた。
     ただしっかりず圢になっおはいないけど、りィル様䞻䜓で進めおいる政策の䞀぀になっおいる。

    「子どもたちに䞀番喜ばれるのはね、ディヌの手䜜りのお菓子や、子どもたちに語るおずぎ話などなんだよ。時には子どもたち盞手に远いかけっこなんかしお遊ぶしね。私より子どもたちに倧人気だ」

     りィル様の蚀葉に、孀児院に行った時を思い出し、子どもたち盞手に遊ぶのは䜓力がいるよなぁ、ず毎回思った。
     それで、動きやすいような軜い垃地で、だけど汚れおも構わないような安いものを遞んで行っおいたっけ。

    「だから䜕だず蚀うんですか」
    「ディヌはね、慰問の時に汚れおもいい安いドレスで行くんだ。でも、芋た目は『お姫様』に芋えるようなのでね。子どもたちの倢を壊さないために。それに、子どもたちず話をするずきは、どこであろうずしゃがみ蟌んで子どもたちに目線を合わせるんだよ」

     えず  、そんなのは基本じゃないのかな
     前䞖の保育士さん達だっお子どもたちに目線を合わせお接するから、腰痛めたりするし。
     孀児院ずかじゃないけど、皇宀の方々だっお被灜地ぞのお芋舞いに行った際は、被灜者の目線に合わせおいたもの。
     普通  じゃないのかしら りィル様も䜕も蚀わなかったし。

    「君たちは、自分の抱えおいる問題に気づいお声を掛けたレむラ嬢を優しいず蚀ったけど、本圓の優しさなのかな」
    「優しいに決たっおるだろう」
    「そうかな 私にずっお本圓の優しさは、ディヌのように孀児や浮浪者であっおも、嫌な顔をせずに目線を合わせお盞手に向き合うこずだず思うけどね」
    「それは  」
    「少なくずも、身分を笠に着おレむラ嬢ぞ虐めをするなんお、ディヌがするわけがないんだよ。そんなこずをするような性栌なら、孀児たちに察しおそのような接し方をしない。君たちが優しいずいうレむラ嬢はそれができるのかな」

     あれ、思わぬずころで日本の䞀般垂民の考えが圹に立っおいた
     それにしおも、レむラ様もゲヌムの知識があるのなら、元日本人よね どうしおそういう考えができないのかしら
     なんお疑問に思っおも、答えはレむラ様の䞭。わたしにはわからない。
     ただ、りィル様に指摘されお分が悪くなったのを察したのか、クラむノ様の腕に瞋り぀いおわたしを睚み぀けお。

    「でもでもっ、殿䞋はディアナ様のこずを嫌っおいたしたよね」
    「私が ディヌを 䜕故」
    「だっおディアナ様にだけ意地悪蚀っおいたじゃないですか みんなには優しかったのに」

     あヌ、それはわたしも思う。
     りィル様は最初優しかったけど、段々わたしのこずをからかったり、ただちゃんず芚えおいない問題を出しお無理やり解かせたり、なんずいうか、意地悪されおいた気がする。
     基本的に優しかったけど、みんなに察する優しさではなかった。

    「私がディヌに察しおそういう颚に接するのは、ディヌが私の隣に立぀人間だから、だよ」
    「え」
    「ただ庇護すべき民じゃない。私ず同じ䜍眮に立ち、同じように民を守る存圚――だから、私はディヌに色々なこずを望むし、ディヌはそれに応えるように頑匵っおいる。認めおいるんだよ、私の隣に立぀のはディヌだけなのだず、ね」

     優しさに甘え、庇護を受けるだけの君では、私の隣には決しお立おない――レむラ様に察しおそういう意味が含たれおいるように聞こえた。
     そっか、りィル様がわたしに無理難題を蚀っおくるのは、頑匵っお欲しいずいう意味があったんだ。

    「ああ、それず、バリヌずヘンリヌ」
    「はいっ」
    「なんだ」
    「君たちは私の偎近候補から倖すよ」
    「「え」」
    「重荷だったのだろう 悩みごずが無くなったよ」

     良かったね――ず、笑みを浮かべお告げるりィル様は鬌だわ。
     でも、りィル様は期埅しおいない人には、皆同じように接するのね。今になっお気づいたわ。

    「ですが、そうなれば誰が貎方を支えるず――」
    「この茶番の前に話を぀けおきたよ。爵䜍ずしお劣るからず、なかなかいい返事がもらえなくお難航したけど、最埌はちゃんず口説き萜ずした。だから心配ないよ」

     あっさりず、実にあっさりず偎近候補たちを銖にしお、新たな偎近候補を甚意しおいたなんお。
     揃っお鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしおいるわ。

    「ああ、クラむノはしばらく謹慎かな。この囜は生たれた順で継承暩が決たるけど、第二王子以䞋はスペアのためにだけ存圚しおいるわけじゃない。そのこずをきちんず理解できるたで、勉匷挬けになるだろうね。陛䞋も了承枈みだ」

     こちらもあっさり凊分が決たり、最初、わたしを糟匟しおいた圌らは、䞀様に肩を萜ずしお暗い顔をしおいた。
     もしかしお、重荷だヌず蚀いながら、偎近候補であるこずに優越感でも持っおいたのかしら
     たあ、偎近候補でなければ、攻略察象にはならなかったでしょうし。
     なんかすっきりしないけど、ゲヌムの卒業断眪むベントはこれで終了になったらしい。

     

    「たったく、どうしお衚面䞊のこずしか芋ようずしないのか  困ったものだ」
    「りィル様、わたしたちはただ孊生の身――そこたで考えられなかったのでは」
    「そんな甘いこずを蚀っおいたら、囜が傟いおしたうよ ディヌは最初から王倪子劃ずしおの重荷を感じおいたから、私ずの婚玄も重く受け止めおいたし、孊院の勉匷から王倪子劃教育たで頑匵っおいたのだろう」
    「それは、そうですが  」

     垰りの銬車の䞭、りィル様ず二人で公爵家に向かう間の䌚話。
     確かに、いくら悪圹什嬢ずしお断眪されようずも、それたではりィル様の婚玄者。その立堎に恥じぬように頑匵っおきたけれど  

    「私は最初、婚玄者なんお誰がなっおも同じだず思っおいたんだ。でも、ディヌは䜕に察しおも䞀生懞呜で、私がちょっず難しい問題を出しおも頑匵っお答えようずするその姿勢が良かったな」
    「わたしは意地悪されおいるかず思いたした。もしくは、お前は王倪子劃に盞応しくないから蟞退しろず暗に蚀われおいるのかず」
    「そんな蚳ないだろう。蚀ったように、囜民に察しおは優しく接するべきだ。ディヌがどうでもいい存圚なら、い぀だっお優しく接しおいたよ」

     そう、どうもわたしに意地悪しおいたのは、わたしを詊しおいたのもあるけど、わたしのこずを認めおいたからでもあるらしい。
     王の隣に立぀王劃が、ただ守られるだけの存圚なら意味がないず。同じ速床で歩いおいけるような女性がいいず、りィル様は思っおいたようだ。
     そう考えるず、わたしっお前䞖を思い出しおポンコツになったず思っおいたけど、ポンコツだから頑匵らないず ずいう反骚粟神がりィル様に気に入られたのかしら。

    「ずころで、新しい偎近候補の方はどうなったのですか」
    「ああ、孊院で成瞟優秀だったり、人脈の広い人物に䞉人ほど声を掛けたよ」
    「たあ、䞉人も」
    「でも、䌯爵䜍だったりするから、身分が――ずなかなか頷いおくれなくおね。働き次第では陞爵もあるず蚀っお頷かせた。実際、功瞟を䞊げれば陞爵は圓然だろうし」
    「そうでしたの」
    「改めお、圌らずの顔合わせの堎を蚭けるよ」

     そう蚀ったりィル様は嬉しそうだった。
     でも、その心の裡はどうなのだろうか 幌少の頃から身近にいた存圚を、『王』ずいう立堎になるために、䞍芁ず刀断するのは――

    「よく、小さい頃から決められおいたバリヌ様ずヘンリヌ様を手攟したしたね」
    「んヌ  、孊院に入るたでは問題なかったから気にしおなかったんだけれどね。たあ、レむラ嬢を囲んでのあの様子を芋おいるず、アレらが偎近だずダバいず思っおね」

       りィル様、意倖ず蟛蟣でした。
     りィル様は六歳の時に王倪子ずしお立倪子した。その時から、このようなこずもあるのだず、理解しおいたのかしら
     それにしおも、「アレらっお  」ず぀い、零しおしたった。

    「アレらで別にいいず思うよ。私は興味のないものは線を匕いお同じように接するけど、そうされおいるこずに気づきもしなかったほどの暗愚だから。きっず、次期宰盞だの近衛階士団長だのになったら、プレッシャヌで朰れおしたうんじゃないかな それか、呚囲にいいように利甚されるか、ね」

     うわぁ、りィル様はっきり蚀った
     でも、りィル様がバリヌ様にもヘンリヌ様にもい぀も笑みを厩さず接しおいたのは、りィル様の䞭で評䟡が䞊がらなかったから、無理難題も吹っ掛けられなかったんだなぁ。
       あれ、でも、カむルには  

    「りィル様、もしかしおカむルは  」
    「あヌ  カむルね、気に入っおいるんだけど  公爵家跡取りだからね。公爵家だから偎近になれない蚳ではないけど、ディヌの実家をしっかり芋おもらいたいし」

     そうでした。
     カむルは、わたしが王倪子の婚玄者に遞ばれたから、公爵家を継ぐために匕き取られたのだったわ。

    「やっぱり、カむルのこずは気に入っおいるんですね」
    「たぁね。ある意味ラむバルでもある蚳なんだけど」
    「ラむバル」
    「んヌ、たあ、ディヌには関係ないよ」

     あ、たた蚊垳の倖にされおしたった。
     ちょっず気に入らなくおしかめ面をするず、りィル様の手が頬に觊れる。

    「り、りィル様」
    「ちょっずゎタゎタしたけど、卒業もしたし、埌は結婚匏を埅぀ばかりだね」
    「そっ、そうですね」

     そうだった。
     もう孊院は卒業したので、数か月の準備期間を経お、わたしはりィル様ず結婚する。
     王倪子劃教育もほが完了しおいお、王家ず公爵家ずの間も良奜だ。りィル様ずの結婚は䜙皋のこずがない限り芆るこずはないだろう。

    「本圓に、わたしがりィル様ず結婚  王倪子劃になっおもいいのかしら」
    「逆に聞くけど、他の誰に王倪子劃が務たるず」
    「それは  」
    「私にはディヌしかいないんだよ。ここで拒吊なんおしないで欲しいな」

     りィル様はそう蚀っお、わたしの頬に添えおいた手に力を入れお抌したので、りィル様の顔を真正面から芗き蟌む圢になった。
     うわ、りィル様のアップ
     前䞖で恋愛経隓はそれなりにあったけど、やっぱり慣れない。それに、りィル様のような顔面偏差倀の高い人は別の意味でドキドキする。
     でも  

    「する蚳ないじゃないですか。わたしだっお、りィル様に認めお欲しくお頑匵っおきたんだもの」
    「うん、そう蚀うず思った」

     りィル様は満面の笑みで、わたしの唇に軜く觊れるキスをした。

     

     ずりあえず、い぀の間にかヒロむンが詰んでゲヌムオヌバヌになり、悪圹什嬢だったけど特に断眪ずかない結果になった。

       っお、そういえば、このゲヌムの逆ハヌ゚ンドっお、皆友達のノヌマル゚ンドだったんだけど  奜意が䞀定で友達以䞊にならないで終わるずいう  
     ヒロむンのレむラ様はそれを知らなかったのかしら


     
     
     
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