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3-03 夕風の回路

    凪奈_nagina

    風が通るたび
    昼の温度はそっと崩れていく

    昼の温度が
    風のなかでゆっくり崩れていく

    街路樹の影は
    やわらかく揺れながら
    まだ明るい空気と
    これから来る夜を入れ替えている

    ビルの隙間を通る風は
    細い回路みたいに
    光のかけらを拾いあげ
    少しずつ色を変えていく

    その流れの中で
    街はひとつ静かに軋み
    見えないスイッチが
    ゆっくり押されていく気配がした

    夕風が通り過ぎるたび
    昼は形をなくして
    夜がまだ名を持たないまま
    どこかで息をはじめていた

     
     
     
    日常の片隅にある、ささやかな寂しさや、一歩踏み出す静かな希望を詩にしています。飾らない言葉遣いを学びながら、AIと協力して言葉を選んでいます。更新は不定期ですが、あなたの心の休憩所になれたら嬉しいです。どうぞ、ゆっくりしていってください。

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