
気持ちに波がある人のための音楽制作設計|第2章
波を前提にするという考え方
まず最初に、はっきりさせます。
波は、なくなりません。
安定しようと努力しても、
気持ちの上下は起こります。
制作が止まる原因は、
波があることではありません。
「安定してから作ろう」とする考え方です。
多くの人は、こう考えます。
・落ち着いたら始めよう
・整ったら取り組もう
・気分が良い日にまとめてやろう
けれど、その“整った日”は、
思っているより少ない。
そして整わない日が続くと、
制作そのものが遠ざかっていきます。
ここで発想を逆にします。
安定してから作るのではなく、
波があることを前提に設計する。
これが第2章の核心です。
「できる日基準」をやめる
制作を「できる日」に合わせると、
できない日はゼロになります。
ゼロが続くと、
自己否定が始まります。
そこで基準を変えます。
基準は、
“最低でも触れる設計”
にする。
例:
・歌詞1行
・コード2つ
・タイトルだけ決める
・既存曲を分析するだけ
完成を目指さない。
接触を目指す。
制作を「成果」で考えない。
制作を「接触回数」で考える。
波を敵にしない
波が低い日は、
集中力が落ちる
判断力が鈍る
決断ができない
これは欠点ではありません。
状態です。
状態に合わせて作業を変える。
それが設計です。
高い日にやること
低い日にやること
あらかじめ分けておく。
そのための構造を、
次章以降で具体化していきます。
本章のまとめ
・波はなくならない
・安定を待たない
・最低接触設計にする
・成果ではなく接触回数を基準にする
制作を止めないためには、
気持ちをコントロールするより、
設計をコントロールする方が確実です。
波がある日も含めて、制作は続けられます。
※次章は「1回で終わらせないための最小単位」を決めます。
※参考:この設計で作曲している楽曲例(Sora_K):握った手のぬくもり
Sora_K