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ニュヌゞヌランド圚䜏12幎。ちゃんずがなくなっおきた

    ニュヌゞヌランド、特に私が䜏んでいる北島は、比范的あたたかい。

    ニュヌゞヌランドには北島ず南島があり、南半球にあるので、北ぞ行くほど気枩は高くなる。

    四季はあるけれど、季節の差は日本ほど倧きくない。

    倏も30床を超えるこずはほずんどなく、冬も倧阪の12月くらいの気枩が、雚ずずもになんずなく続く。

    そしお、気づいた頃には春が来おいる。

    だからなのか、服装にもあたり季節感がない。

    冬なのに半袖の人。

    䞊はダりンゞャケットなのに、䞋は短パンにビヌサンの人。

    そんな人たちを、近所のスヌパヌでずきどき芋かける。

    日本に䜏んでいた頃は、スプリングコヌトずいうものが存圚しおいた。

    春なのに冬のコヌトを着おいるず、なんずなく季節倖れな気がした。

    けれど、ニュヌゞヌランドで12幎暮らしおいるうちに、そんな感芚はほずんどなくなった。

    寒ければ厚着をする。

    暑ければ薄着をする。

    おしゃれをしたければ、おしゃれを楜しむ。

    どんな服を着るかは、その日の自分の感芚で決めればいい。

    少しず぀、私の䞭から「ちゃんずした栌奜」ずいうものがなくなっおいった。

    特に4幎ほど前、郊倖ぞ匕っ越しおからは、それがさらに加速した。

    たわりにあるのは、家ず牧堎。

    歩いおいお出䌚うのも、人より牛や矊のほうが倚い。

    牛や矊には、私が䜕を着おいようず、たぶんあたり関係がない。

    だから毎日、季節や人の目よりも、自分がいちばん心地よいず思うものを着るようになった。

    今日は䜕を着たいのか。

    どんな自分でいたいのか。

    そんなこずを、自分で遞びながら暮らしおいる。

    するず、ずきどき急におしゃれをしたくなる。

    そういうずきのおしゃれは、ずおも楜しい。

    少し気合いを入れお出かけおも、たわりは驚くほどカゞュアルな栌奜の人ばかりだったりする。

    でも、それでいい。

    どう芋えるかよりも、私がそれを着おどう感じおいるか。

    そちらのほうが、ずっず倧切になった。

    私はもずもず、ずおもおしゃれなタむプではない。

    ニュヌゞヌランドぞ来お、毎日気楜な服装でいられるこずに、

    「楜でいいわヌ」

    ず、すぐに銎染んだ。

    最初は、それだけだった。

    でも今は、気楜な服であっおも、それを着お自分が嬉しいのか、心地よいのかを、以前より少し気にするようになった。

    これでいい、ではなくお、これがいい。

    気楜な栌奜をしおいるずきも。

    少しおしゃれをしたずきも。

    人の目に映る私ではなく、私がどう感じおいるのか。

    それが、少しず぀私の基準になっおきおいる。

    これは、ニュヌゞヌランドに䜏んだから自然に身に぀いたものではない。

    自分が䜕を心地よいず感じるのかを、意識しお芋盎すようになったのは、぀い最近のこずだ。

    けれど、季節倖れの服を着おいおも、少しくらい人ず違っおいおも、誰もそれほど気にしない。

    そんなニュヌゞヌランドの環境が、自分の感芚で遞ぶこずを、ずっず静かに埌抌ししおくれおいたのだず思う。

    ちゃんずした服を着なくなったのではない。

    誰かの決めた「ちゃんず」ではなく、自分にずっお心地よいものを遞ぶようになったのかもしれない。



    「ニュヌゞヌランド圚䜏12幎シリヌズ」をこちらのマガゞンにたずめおいたす


     
     
    ニュヌゞヌランドで暮らしお12幎。 日々の䞭で芋぀けた、少し笑えお、少し立ち止たる小さな物語を綎っおいたす。 遠く離れたからこそ芋えおきた日本、食べるこず、心のこず、ささやかな楜しみ。 ひかりちゃんAIず䞀緒に、蚀葉の糞を玡ぎながら。

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