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ルールで縛るよりイデオロギーを整えよ

    科学的に考える人

    ルール作りに精力を注ぐ会社は少なくない。
    だが、ボクはそれをお勧めしない。

    往々にして、経営者が「ルールを作らなければ!」と考えるのは何か問題が起きたときだ。問題を再発させないためにルールを作って、そのルールでチームメンバーの行動を縛ろうと考える。そして、それをやればやるほど(そして組織が大きくなればなるほど)ルールはツギハギだらけとなる。

    ボクは、ルールを作る前に(…というより、組織を作る前に)イデオロギーを整えることが重要だと考えている。

    イデオロギーとは
    イデオロギーとは、個人や集団が共有する特定の思想・価値観の体系であり、社会や物事の捉え方、行動原理の根底にある考え方です。これは、社会制度や経済のあり方、道徳観や文化など、さまざまな領域に影響を与え、組織の理念や個人の信念として存在します。

    イデオロギーの主な特徴
    思想体系:
    哲学、宗教、政治、道徳、芸術など、さまざまな分野における思想や信条、あるいはその集合体です。
    行動原理:
    人や組織の行動や生活の仕方を根本的に方向づける、根本的な価値観や信念の体系を指します。
    社会・集団性:
    個人だけでなく、国家、階級、政党、企業、民族といった社会集団が共有する観念の体系でもあります。
    世界観:
    現実の社会をどのように見ているのか、そして理想とする社会像はどのようなものか、という世界観そのものを指すこともあります。

    組織の中には様々な情報(思想や価値観、行動原理など)がバラバラに散らばっているものだ。

    経営者は、まずそれらの情報を一定の法則や枠組みに基づいて整理し、分類しなければならない。そしてそれを組織の誰もが論理的に理解でき、効率的に運用できる一貫性のある全体像として構築することを進めるべきなのだ。

    体系立ったイデオロギーがない組織にツギハギのルールを貼り付けても意味はない。なぜならば、そのようなパッチワーク組織のメンバーは、すぐにルールの抜け穴を探し始めるからだ。

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