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私を曲げないもの


理不尽は、
いつもふいに
突然やって来る。


何も知らない顔をして、

積み上げたものを崩したり、

信じていた言葉を
裏返したりする。


私は、
それに噛みつくように
生きていた。

納得できないことには
頷かず、
曲がったことには
目を逸らさず、

生きづらい人間だったと思う。


だけど、
黙って飲み込むたびに

自分が少しずつ
消えていく気がして、

それが何より嫌だった。


歳を重ねた今、 
心に波をたてることはない。



勝ち負けだけで
物事を測ることも
しなくなった。


それでも、
胸の奥には
あの日と変わらない
火種がある。



理不尽に屈しないこと。



誰かに認められなくても、

自分だけは
自分を裏切らないこと。


傷つかなかったわけじゃない。
泣かなかったわけでもない。


それでも私は、
何度も立ち上がりながら
ここまで歩いてきた。



だから今日も、
向かい風に
髪を乱されながら思う。



人生よ、
そう簡単には、
負けてたまるか。


薔薇🌹SONO🍀


あとがき🍀この詩はエッセイであり詩でもあります。



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