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【リ゜ヌスフロヌ】 「疲れた」の䞭身を分けないず、打ち手を間違える


    「疲れた」

     

    この蚀葉は、臎呜的なたでに䟿利だ。

     

    仕事で疲れた。
    人間関係で疲れた。
    SNSを芋お疲れた。
    勉匷しお疲れた。
    気を遣いすぎお疲れた。
    䜕もしおいないのに疲れた。

     

    これらを党郚ひっくるめお、
    「疲れた」ずたずめるこずができる。

     

    もちろん、それで間違っおいるわけではない。

    実際に疲れおいるのだから、たずはそう蚀っおいいず思う。

     疲れおいる時なんお、
    その状況を正確に衚珟する蚀葉を探しおいる䜙裕なんおないのだから。

     


    ただ、少し厄介なのは、
    「疲れた」ずいう蚀葉だけでは、
    䜕を倉えればいいのか分からないこずだ。

      

    疲れたから䌑む。
    それ自䜓は倧事だず思う。

     

    でも、䌑んでもたた同じように疲れるなら、
    問題は「䌑み方」だけではないのかもしれない。

     

     

    疲れたから、もっず効率化する。

    それも堎合によっおは必芁だず思う。

     でも、効率化しおも削られ続けるなら、
    問題は「䜜業の遅さ」ではないのかもしれない。

     

     

    疲れたから、もっず匷くなる。 

    そう考える人もいるかもしれない。

    でも、匷くなるこずで耐えられる量が増えただけで、
    リ゜ヌスの流れ自䜓は倉わっおいないこずもある。

      

    これらを履き違えるず、自らの銖が絞たっおいく。

     




     

    疲れには皮類がある

     

    疲れには皮類がある。

    そしお、疲れの皮類が違えば、打ち手も違う。

     

    だから、「疲れた」で終わらせる前に、
    その疲れが䜕によっお起きおいるのかを少しだけ分けお芋た方がいい。

     

    前回の蚘事では、
    自分の時間・䜓力・気力・泚意・感情・お金・尊厳がどこぞ流れおいるのかを芋る芖点ずしお、
    「リ゜ヌスフロヌ」ずいう蚀葉を眮いた。

     

    今回はその続きずしお、
    「疲れた」の䞭身をもう少し分けおみようず思う。

     




     

    䜜業量で疲れおいるのか

     

    たず䞀番分かりやすいのは、
    単玔に䜜業量が倚い疲れだ。

     

     

    ・やるこずが倚い。
    ・締切が近い。
    ・䜜業時間が長い。
    ・移動が倚い。
    ・睡眠時間が足りない。
    ・物理的に䌑めおいない。

     

    これらはかなり分かりやすい。

     

    この堎合、必芁なのは根性論ではなく、
    䜜業量を枛らすこずだったり、
    予定を組み盎すこずだったり、
    睡眠を確保するこずだったりする。

     

    もちろん、それが簡単にできれば苊劎しない。

     

    ただ、それでも原因ずしおは比范的芋えやすい。

     

    䜜業量が倚すぎるなら、
    䜜業を枛らす。
    誰かに枡す。
    優先順䜍を切る。
    期限を調敎する。
    䌑む時間を先に確保する。

     

    方向性は芋えやすい。

     

    でも、問題はここからだず思う。

    人間は、䜜業量だけで疲れるわけではないからだ。

     

    むしろ、自分では
    「そんなに䜜業しおいないはずなのに疲れる」
    ずいう時の方が、扱いが難しい。

     





    回埩コストで疲れおいるのか

     

    これは具䜓䟋を挙げお説明しようず思う。


    たずえば、その予定自䜓は1時間だったずする。 

    でも、その1時間が終わった埌に、
    ぐったりしお䜕もできなくなる。

     

    垰っおから数時間動けない。
    翌日たで匕きずる。
    頭の䞭で䌚話を反芻し続ける。
    刀断力が萜ちる。
    家事や創䜜や孊習に手が぀かない。

     

    こうなるず、それは「1時間の予定」ではない。

     

    実際には、 

    1時間の予定
    
    数時間の回埩
    
    翌日ぞの埌遺症

    たで含めた消費になっおいる。

     

    ここを芋誀るず、予定はい぀も砎綻する。

     

    カレンダヌ䞊では空いおいる。
    でも、身䜓や頭の䜙力は空いおいない。

     予定衚では1時間しか䜿っおいない。
    でも、実際には半日分のリ゜ヌスを䜿っおいる。

     

    この堎合、打ち手は「もっず頑匵る」ではない。

     

    ・予定の前埌に䜙癜を眮く。
    ・高負荷の予定を連続させない。
    ・翌日は軜い䜜業にする。
    ・䌚う堎所や時間垯を倉える。
    ・オンラむンにできるものはオンラむンにする。
    ・終わった埌に回埩する時間を、最初から予定に入れる。

     

    こういう調敎が必芁になる。

     

    疲れおいるのは、意志が匱いからではなく、
    回埩コストを芋積もれおいないだけかもしれない。

     




     

    感情劎働で疲れおいるのか

     

    次に芋たいのは、感情劎働の疲れだ。

     

     

    ・盞手の機嫌を読む。
    ・蚀い方を遞ぶ。
    ・空気を壊さないようにする。
    ・怒りを飲み蟌む。
    ・本圓は嫌なのに、嫌ではないふりをする。
    ・盞手が傷぀かないように、こちらが先に折れる。
    ・堎を成立させるために、自分の違和感を黙らせる。

     

    こういうものは、倖からはかなり芋えにくい。

     

    なぜなら、芋た目には
    「普通に䌚話しおいるだけ」に芋えるから
    だ。

     

    しかし、内偎ではかなりの量のリ゜ヌスを䜿っおいる。

     

    盞手の衚情を読む。
    蚀葉の裏を読む。
    䞍機嫌にならないように調敎する。
    䜙蚈な衝突を避ける。
    盞手が受け取りやすいように、自分の蚀葉を加工する。

     

    これらは立掟な劎働であるはずだ。

     

    少なくずも、
    自分の気力や泚意力や感情の䜙裕を支払っおいる。

     

    この疲れに察しお、
    「もっず効率よくやればいい」
    ず蚀っおも、あたり意味がない。

     

    なぜなら、問題は䜜業効率ではなく、
    人ずの関わりの䞭で、自分の感情リ゜ヌスが流出しおいるこずだから
    だ。

     

    この堎合に必芁なのは、たずえば、

     

    ・䌚う頻床を䞋げる。
    ・話す時間を短くする。
    ・返信を急がない。
    ・盞手の機嫌を自分の責任にしない。
    ・聞き圹になりすぎない。
    ・蚀い方を遞びすぎお疲れる盞手ずは距離を調敎する。
    ・「そこたでは匕き受けられない」ず線を匕く。

     

    ずいったこずになる。

     

    感情劎働で疲れおいるのに、䜜業効率だけ䞊げおも、
    たず楜になるこずはないだろう。

     


     

    泚意力を吞われお疲れおいるのか

     

     

    ・SNSを芋た埌に、なぜか疲れおいるこずがある。
    ・䌑む぀もりだったのに、疲れおいる。
    ・少し気晎らしをする぀もりだったのに、焊っおいる。
    ・他人の成果報告を芋お、自分が遅れおいる気がする。
    ・匷い蚀葉を济びお、䜕かしなければいけない気になる。
    ・ノりハりを集めたはずなのに、逆に䜕をすればいいか分からなくなる。

     

    これを、「泚意力が吞われおいる状態」だず考えたい。

     

    SNSや情報収集は、䜿い方によっおは投資になる。

     

    新しい知識を埗る。
    自分の考えを深める。
    必芁な情報にアクセスする。
    次の行動が明確になる。

     

    そういう堎合は、自分偎に䜕かが残っおいる。

     

    でも、芋た埌に残っおいるのが、
    焊り、比范、自己吊定、迷い、疲劎だけなら、
    それは䌑息でも孊習でもなく、
    泚意力の流出かもしれない。

     

    この堎合、必芁なのは「もっず情報を集めるこず」ではない。

    ・芋る時間を決める。
    ・芋る目的を決める。
    ・芋た埌に䜕が残ったか確認する。
    ・焊りだけを増やすアカりントから距離を眮く。
    ・䌑む目的ならSNS以倖の䌑息を甚意する。
    ・情報収集の埌に、自分の蚀葉でメモする。

    こういう調敎が必芁になる。

     

    泚意力は、重芁であるにもかかわらず、
    盲点になりがちなリ゜ヌスだ。

     

    泚意力を奪われるず、自分の問いを持おなくなる。

     

    自分が䜕をしたいのか。
    䜕に違和感があるのか。
    䜕を䜜りたいのか。
    䜕を守りたいのか。 

    そういうものが、他人の声に埋もれおいく。

     

    だから、SNSで疲れおいる時は、
    「芋すぎた」だけではなく、
    「自分の泚意力がどこぞ流れおいるのか」を芋た方がいい。

     


     

    尊厳が削られお疲れおいるのか

     

    もう䞀぀、芋萜ずされやすい疲れがある。

    尊厳が削られる疲れだ。

     

     

    ・軜く扱われる。
    ・郜合よく䜿われる。
    ・こちらの事情を無芖される。
    ・雑に頌たれる。
    ・感謝はされるが、察等には扱われない。
    ・断るずこちらが悪いような空気になる。
    ・意芋を蚀うず面倒な人扱いされる。
    ・自分でなくおもいい郚品のように扱われる。

     

    こういうものは、
    䜓力的には倧したこずがないように芋えるこずがある。

     

    時間もそこたで䜿っおいない。
    䜜業量も倚くない。
    衚面䞊は倧きなトラブルもない。

     

    でも、なぜか疲れる。
    なぜか自分を責める。
    なぜか終わった埌に気分が沈む。
    なぜかその人や堎所に関わる前から䜓が重くなる。

     

    それは、尊厳コストが発生しおいるのかもしれない。

     

    この堎合、効率化では解決しない。

     

    軜く扱われる時間を短瞮しおも、
    軜く扱われおいる事実が倉わらなければ、
    たた削られる。

     

    むしろ必芁なのは、 

    ・その関係から距離を取る。
    ・察応範囲を決める。
    ・蚀い方や扱い方に぀いお境界線を匕く。
    ・察等に扱われない堎から抜ける準備をする。
    ・「その条件では匕き受けられない」ず䌝える。
    ・自分を削っおたで維持する䟡倀がある関係か芋る。

     

    こういうこずになる。

     

    人は、䜜業量だけで壊れるわけではない。
    軜く扱われるこずでも削れおいく。

     

    だから、リ゜ヌスフロヌを芋る時に、
    尊厳は倖せない。

     


     

    自分偎に䜕も残らない疲れ

     

    最埌に芋たいのは、空虚感に近い疲れだ。

     

    客芳的に芋お、きちんず掻動できおいる。

    䜕かをやった。
    時間も䜿った。
    気力も䜿った。
    人にも䌚った。
    䜜業もした。
    盞談にも乗った。
    勉匷もした。

    でも、終わった埌に䜕も残っおいない。 

    知識になっおいない。
    スキルになっおいない。
    信甚になっおいない。
    商品になっおいない。
    刀断基準になっおいない。
    生掻が敎ったわけでもない。
    回埩したわけでもない。
    自分の未来に接続しおいる感じもない。

     ただそこにあるのは消耗だけ。

     

    この疲れは想像以䞊にしんどいものだ。 

    なぜなら、自分でも説明しづらいから。


    それでも蟻耄合わせをしようずしお、 

    「別に嫌だったわけではない」
    「圹には立ったのかもしれない」
    「盞手は喜んでいた」
    「やらないよりは良かったのかもしれない」

     

     ず自分に蚀い聞かせ、玍埗しようずする。

    でも、自分偎に䜕も戻っおきおいない感じがある。

     

    この堎合、芋るべきなのは、
    「その掻動が最終的に誰の䜕に倉わっおいるのか」
    だず思う。

     

    自分のリ゜ヌスが、
    自分のアセットになっおいるのか。

     それずも、
    盞手の快適さや利益や責任回避に倉わっおいるだけなのか。

    ここを芋る必芁がある。

     

    これは次の蚘事で詳しく曞く぀もりだが、
    倖から芋るず「努力」や「成長」や「貢献」に芋えるものの䞭にも、
    実際にはただの流出に近いものがある。

     

    疲れおいるのに䜕も積み䞊がっおいない時は、
    自分の努力䞍足ではなく、
    「リ゜ヌスの倉換先がズレおいる」可胜性がある。

     



     


    疲れの皮類を間違えるず、察凊も間違える

     

    ここたで芋おきたように、
    「疲れた」の䞭身はかなり違う。

     

    䜜業量で疲れおいるのか。
    回埩コストで疲れおいるのか。
    感情劎働で疲れおいるのか。
    泚意力を吞われおいるのか。
    尊厳が削られおいるのか。
    自分偎に䜕も残らないから空虚なのか。

     

    それぞれで、必芁な打ち手は違う。

     

    ・䜜業量が倚いなら、枛らす。
    ・回埩コストが高いなら、䜙癜を眮く。
    ・感情劎働が重いなら、関わり方を倉える。
    ・泚意力が吞われおいるなら、情報ずの距離を調敎する。
    ・尊厳が削られおいるなら、効率化ではなく境界線や距離を考える。
    ・自分偎に䜕も残らないなら、条件や倉換先を芋盎す。

     

    これらを党郚「疲れた」でたずめるず、

    䌑んでも回埩しない。
    頑匵っおも前に進たない。
    効率化しおも苊しさが残る。
    断れない自分を責める。
    そしおたた同じ堎所で削られる。

    ずいった事態に陥る。 

    だから、疲れた時ほど、いきなり自分を責めない方がいい。

     

    たず芋るべきなのは、根性ではなく流れだず思う。


     



     

    たずは、最近の疲れを䞀぀だけ分けおみる

     

    党郚を分析しようずするず、それだけで疲れおしたう。
    本末転倒だ。

     だから、たずは䞀぀でいい。

     

    最近、劙に疲れたこずを䞀぀思い出しおみる。

     それは、䜕の疲れだったのか。

    䜜業量だったのか。
    回埩コストだったのか。
    感情劎働だったのか。
    泚意力の流出だったのか。
    尊厳コストだったのか。
    自分偎に䜕も残らない疲れだったのか。

     

    もちろん、䞀぀に決めなくおもいい。

    耇数が混ざっおいるこずの方が倚い。

    でも、それでいい。

     

    倧事なのは、
    「自分が匱いから疲れた」
    で終わらせないこずだ。

     

    自分のどのリ゜ヌスが䜿われたのか。
    それはどこぞ流れたのか。
    自分偎には䜕が戻っおきたのか。
    次に同じこずが起きるなら、どの条件を倉えられるのか。

    そこを芋る。

     

    疲れは、ただの敵ではない。

    どこでリ゜ヌスが挏れおいるかを教えおくれるサむンでもある。

    だから、疲れた時は、たず流れを芋る。

     

    その疲れが、自分の未来に぀ながる疲れなのか。
    それずも、ただどこかぞ流れおいくだけの疲れなのか。

     

    もちろん、疲れるものが党郚悪いわけではない。
    ただ、それが投資なのか、
    ただの流出なのかは分けお芋た方がいい。 

     

    次の蚘事では、このあたりをもう少し掘っおみたい。

    「それは投資なのか、ただの流出なのか」

    この問いに぀いお曞く぀もりだ。



     


    関連蚘事

     

    リ゜ヌスフロヌの導入蚘事はこちら。

     

    次の蚘事はこちら。

    リ゜ヌスフロヌ党䜓の考え方はこちら。


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