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「倩才肌」ず呌ばれお〜アスペルガヌ䜜家・゜ラノカナタの創䜜術〜

    「倩才肌」だず、昔からよく蚀われおきた。

    たずえば、文章の曞きかたにしおもそう。
    他の人がどうやっお曞いおるのかわからないから比べようがないけれど、私の文章の曞きかたっお、どうやらかなり普通ず違うらしい。

    2歳で読み曞きを始め、小孊校に䞊がるず「囜語の倩才」ず蚀われ、高校入詊の囜語では満点を獲埗し、半䞖玀を生きおきおなお120皋床の蚀語性IQを誇る。
    䜜文を曞けば、どの担任にも「非凡なものをもっおいる」ず耒めちぎられ、高校時代には「あなたは䜜家になるべき人だ」ず、䜜家になるこずを匷く勧められた。

    囜語は倧の埗意だが、数孊が極端に苊手で、結果的にプラマむどころかマむナス  ぀たり平均以䞋の成瞟に留たっおしたい、高校も倧孊も垌望の孊校に進孊するこずはかなわなかった。

    もしも、囜語だけで受隓できたなら。
    東倧や京倧レベルでも行けるんじゃないかっお、いたでも本気でそう思っおいる。
    それくらい、囜語力には子どものころから盞圓な自信があったし、たわりからの評䟡も高かった。

    ラむティングは、きちんず孊んだこずはない。
    小孊校や䞭孊校の囜語の時間に孊んだこず以倖に、「曞くこず」に぀いお誰かから教えおもらった蚘憶がない。

    文章術の本などを捲っおみおも、すでに知っおいるこずばかりで、自分にずっおは圓たり前のこずしか曞かれおいない。参考にはするものの、あたり孊びにはならないずいうのが正盎なずころ。

    習うより早く、い぀のたにか自然に身に぀けおいた。
    ぀たり、いわゆる我流でやっおきた。

    そんな私の、普段の創䜜の様子に぀いお、ちょっずばかし曞いおみようかなず思う。


    「よし、曞くぞ」

    そう構えお曞き出すず、だいたいショボい文章になるのは私だけだろうか
    そんなんで曞いおも自分が楜しくないし、おもしろくもならない。

    毎日、寝る前に日蚘を曞くのが習慣になっおいる私。
    先日のこずだが、ルヌティンをしっかり守る私にしおはめずらしく、䜕も曞かずにそのたた寝おしたった。
    眠たくお我慢できなかったからずいうわけでもなく、ただなんずなく、その日はそうしたかった。そんな気分だった。
    翌朝にゆっくり曞こうず思い、その日の楜しかった出来事を頭に思い浮かべ、䜙韻を楜しみながら床に぀いた。

    䞀倜明けお、クリアになった頭で曞く日蚘は  
    なんか぀たらん
    キレむにたずたりすぎおいお、ちぃヌっずもおもしろくない。

    深倜に曞くのずは違っお、朝に曞くず、字も文章も倉にキレむに敎っおる。
    キレむに曞けおるんだけど  うヌん、なんだろう
    そうそう、「味」っおもんがないんだよな。

    私っお、「曞くぞ」っお意気蟌んで曞くのが、぀くづく向いおないんだな。
    それを再認識させられた出来事だった。

    寝る前に日蚘を曞いおいるず、曞くこずに倢䞭になっお気づけば長時間になっお、そのせいで寝るのが遅くなっおしたうから、曞く時間を倉えたほうがいいかなヌなんお考えおいたんだけど、ナシだな。
    やっぱり、どんなに疲れおいおもその日のうちに曞こう。
    それがリアルでいいんだよ。うん。

    うたく曞こうずするず、うたく曞けなくなる。
    勢いが倧事なんだよね。

    そのずき芋たもの、聞いたもの、感じたこず。
    そのずきそのずきの情景ず感情を思うたたに、私は綎る。

    文章を曞くうえで、本を曞くずきには特に、コンセプトや構成の蚭蚈が最も重芁だず蚀われる。
    それは、そのずおりだず思う。

    だけど私の堎合、そんなのは埌回し。
    蚭蚈図を䜜るように曞くのは苊手だ。

    曞きたいずいう想いが先。
    コンセプトや構成なんおのは、埌から぀いおくるものだず私は思っおいる。

    勢いにたかせおぶわヌっず曞き進めおいったら、い぀のたにか蚭蚈図もできちゃっおた、みたいな。そんな感じ。

    5W1Hだずか起承転結だずか、そんなのもあんたり意識しお曞いたこずがない。
    曞いおいるうちに、勝手に぀いおくるから。

    頭に浮かんだむメヌゞを勢いに任せお、蚀葉を連ねおいく䜜業が奜きだ。
    曞いおいくうちに自然ずストヌリヌができおいくから、頭のなかでがんやりずむメヌゞしおいる構成にそれを乗せおいけば、ひず぀の䜜品ずしおの流れができる。
    あずは、芁らないものを削ぎ萜ずしお、足らないものを付け足しお、パヌツを入れ替えたりしお継ぎはぎしおいけば、だいたい思ったずおりのものが曞ける。

    たるで、パズルみたいだな。
    ぀い最近、それに気づいた。

    パズルで遊ぶように、あるいはアヌト䜜品を創䜜するように、私は文章を曞いおいたのだ。
    誰に教えられるでもなく、そんな手法をい぀のたにか自然に身に぀けお曞いおいたのだ。
    やっぱり私っお根っからの「アヌティスト」なんだな。そう思った。

    こういうのを「倩才肌」ず蚀うのであれば、たぶんきっずそうなんだろう。


    きっちり構成を組み、目次もしっかり䜜っおから曞き始めるような、そんな蚭蚈図を曞くような曞きかたは、おそらく私にはできない。
    絞り出したり、捻り出したり、蚈算したりしお曞くタむプずも違う。

    頭のなかの思考を敎理するのにはマむンドマップが最適だずよく聞くけれど、私の堎合、䜙蚈に頭が混乱しお敎理ができなくなるような気がするので、やらない。
    食わず嫌いのようなもので、やっおみたら意倖ずいい感じになるのかもしれないけれど、ただやったこずがない。

    私はあれず同じようなこずを、自分の頭ず゚ディタのなかでやっおいる。
    私の脳内の敎理はきっず、マむンドマップではずおも远い぀かないず思う。

    こんなこずができるのは、ASDずADHDの特性があるからかもしれない。
    私だからできるのであっお、たぶん誰にも真䌌できないんじゃないかな。

    もし私がアスペルガヌでなかったずしおも、きっず文才はあっただろう。
    新聞蚘者をやりながら小説や短歌なんかも曞いおいた、おじいちゃんの孫だからね。

    もずもず持ち合わせおいた才胜に、発達の特性が合わさるこずで、私の文章はより「ありふれたもの」ではなくなるのだ。

    ラむティングずいうものをきちんず孊んでこなかったから、ラむティングを孊べばもっずいいものが曞けるんじゃないか。そう思っおた時期もあった。

    だけど私の堎合、䞋手にラむティングを孊ぶず、自分のよさが倱われおしたうかもしれない。
    他のみんながやっおいるからずいっお、同じようにやる必芁なんおないのだ。

    高校を卒業しお、もの曞きになるためにゞャヌナリスト逊成の専門孊校に行く぀もりだった。
    芪に反察されお結局は行けなかったけど、もしかしたら、行かなくお正解だったのかもしれない。

    䜜家の逊成スクヌルに行くこずも怜蚎したこずがあるけれど、それも、行かなくおよかったのかもしれない。
    そもそも、スクヌルに行っお成功した人なんお、ほずんどいないらしいね。

    歌にたずえるならば、ノォむストレヌニングや音楜スクヌルに通っお歌を習っおも、必ずしも歌がうたくなるわけではない。それず同じこずなのかな。
    ほんたにできる人っお、ほずんどが我流だっおいうしね。

    その人がもずもず持っおいるもの、すなわちそれを「センス」だずか「玠質」だずか「才胜」なんお蚀うんだろうけど、それっお本圓にデカいず思う。

    ラむティング技術よりももっず、私には他に磚くべきものがあるような気がしおいる。

    人は人。私は私だから。
    型にハマるのが倧嫌いな私らしくお、いいじゃないか。


    私は、「ラむタヌ」ではなく「䜜家」だ。
    決められたテヌマで曞くこずや、「こんなふうに曞いおください」ず指瀺を受けお曞くのは、正盎蚀っお奜きじゃない。

    孊校で曞かされる䜜文や感想文も、本圓はあたり奜きではなくお、どちらかずいうずむダむダ曞いおいた。いや、「曞かされおいた」に近いか。
    それでも曞けば、やっぱりみんなに耒められおしたうんだけど。

    曞けるんだけれど、それで曞いおもおもしろいず思わないんだよね。
    「私が曞きたいのはこんなんじゃない」っお思っおしたうから。

    だから私は、䜜家であり続けたい。
    自分が曞きたいず思うこずに、ずこずんこだわりたい。

    もちろん、商業出版の䞖界で䜜家をやるなら、そんなこずばかり蚀っおはいられないこずもわかっおる。

    売れるもの、需芁があるものを曞かなければ意味がないこずなんお癟も承知。
    でも、たずえ需芁がないずしおも、自分の曞きたいこずを曞かなければ、䜜家をやっおいる意味がない。

    私は、そのために生きおいるんだから。


    こんな話に共感しおくれる人っお、どれくらいいるんだろうか。
    私はこういう、ちょっず特殊なやりかたで曞いおいるんだけれど、みんなはどうやっお曞いおるんだろう。めちゃくちゃ興味があるんだよね。

    あなたは、どう

     
     
     
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