
バズらせないで・・・ ③/全8話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・143作目】
~あらすじ~
女子高生の主人公は、リーダー格のクラスメート女子を敵対視していた。
彼女が食いついた物は何でも学校中で「バズる」。
そんな現象を食い止めるべく、主人公は勝手に戦うことを決め・・・
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○ 教室
週明けの月曜日。俄然、クラスでは「でかつよ」のブームが続いている。
友人のカット どこか冷めた目をしている。
友 ・・・なんなのそれ。
主人公のカット どこかしてやったりな表情を浮かべている。机の上には骨董品の壺。
主 何って壺だけど。
友 (ため息・なかば呆れながら)・・・よく持って来たね。
主 でしょ? 学校まで持ってくるの大変だったんだから!
割れないようにどれほど苦労したか・・・
友 いやいや。普通持ってこないし。よくやるねぇ。
主 全てはアイツに勝つため! ほら、流行らせてみろ~
主人公 リーダー女子に見せるように、壺を向ける。
リーダー女子 主人公と壺に目線が合う。気になったのか、近づいてくる。まさに主人公の「思うつぼ」。
リ ねー、それなにー?
主 ・・・・・・壺だけど。
リ 壺!? なんのためにw ・・・でも、可愛いかも~!
主 ・・・へ?
テロップ「翌日・・・」
教室の至る所に壺が。小さめの壺から大きな壺まで、まるで骨董市のよう。
リーダー女子との友人達も壺で盛り上がっている。
リ その壺かわいいー!
主人公とその友人 リーダー女子達をどこか冷めた目で見ている。
友 また流行ったねぇ。
主 大丈夫。次打つ手は決まってるから。
友 ・・・ふーん。
主人公 勝算があるのか、自信のある顔を見せる。
○ 学校・廊下
チャイムの音。テロップ「翌日・・・」
廊下を歩く学生や教員のカット。全員90年代に放映された、女児向けアニメのグッズを持っている。屈強な野球部員や、中年女性教師と老若男女問わず。またも大ブーム。
主人公と友人 並んで歩いている。
友 (主人公を見ながら)今日も「負け」だねぇ。
主 ・・・・・・そうね。
前からリーダー女子とその取り巻きが近づいてくる。女児アニメの話で盛り上がっている。
リーダー女子 主人公に気づき、話しかける。
リ あ、【主人公の名前】さん! 教えてくれてありがとね!
主 あ・・・ うん・・・ どういたしまして・・・
リーダー女子とその取り巻き 主人公と友人の元から去って行く。
主人公 リーダー女子を睨みつける。
主 ・・・次は絶対に「流行らせ」ないからな。。。