
遅刻しない男② 【連載台本・世にもになるまで書いてみた・52作目】
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○ オフィス(翌日・17時)
テロップ 『翌日・・・』
主人公 いつものように定時で上がろうとパソコンをシャットダウン。
その後ろに北村・藤田の2人がやってくる。
藤 なぁ【主人公】くん。ちょっと頼みがあるんだけどもいいかな?
主 ・・・何でしょうか。
北 これ代わりにやっておいてくれないかな??
そう言って2人は「とてつもない量」の資料を手渡す。
主 ・・・え。
北 いや~ 俺らも困っちゃってさ~
今日中にエクセル入力しないといけないんだって~
藤 俺ら操作方法よく分かってないからさ~ じゃ、よろしく~
主 ・・・はい。
北村・藤田 そのまま帰宅。駄弁りながらロッカールームに向かう。
○ ロッカールーム
2人 嬉しそうな表情。
北 いやぁ~ まさかあんなに上手く行くとはな!
藤 だな! 「仕事押しつけ作戦」大成功だ!
藤田のナレーション
藤 (ナレーション)説明しよう!
「仕事押しつけ作戦」とはその名の通り、
面倒な仕事を押しつけることで
【主人公】を疲れさせ、遅刻させるというシンプルな作戦だ!
藤 じゃあ、明日8時に集合で。
北 え、どっちかいれば良くない?
藤 ・・・仕方ねぇな。明日は俺が見張っとくから明後日お前な。
北 わかった。
2人 そのまま帰路につく。
○ 廊下
テロップ『翌日・・・』
朝8時5分ごろ。
藤田 ゆっくりとロッカールームにやってくる。
藤 こんなに早く来たのも久しぶりだな・・・
ま、さすがにこの時間にはいない・・・
ドアノブを回し、ロッカールームに入室。
そこには身支度を終えた主人公が立っていた。
主 おはようございます。
藤 ・・・え?
主 藤田さん、今日早いですね。何かありました?
藤 いや・・・ たまにはいいかなと思って・・・
主 そうですか。あ、そうだ。頼まれていた仕事全部やっときました。
今度からは自分でやって下さいね。やり方教えるんで。
藤 あ、ありがとうな・・・
主人公 オフィスに向かう。
藤田 顔が引きつったまま主人公を見送る。
テロップ 「仕事押しつけ作戦・失敗!」