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異世界②【連載台本・世にもになるまで書いてみた・57作目】

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    ○ 夜道

     主人公 ジャージ姿でコンビニ袋を片手に夜道を歩く。

    主 (語り)きっかけは昨夜。コンビニから家へ帰るその道中で起きた。

     主人公 信号を確認し横断歩道を渡ろうとする。
     その瞬間、信号無視したトラックが猛スピードで走ってくる。
     主人公 横断歩道の真ん中で立ちすくむ。もはや絶体絶命。

    主 (語り)「俺の人生ここまでか・・・」その時だった。

     「まばゆい光」が主人公の全身を包む。

    主 (語り)神々しい光に包まれた瞬間、俺は思った。
      「もしかしてこのまま異世界に転生するのではないか」と。

     光が消えると同時に主人公もその場から消える。
     路上にはレジ袋だけが残っている。
     トラック レジ袋だけ轢き、まるで何事も無かったかのように走り去る。

    ○ アニメーション動画

     異世界の解説。
     主人公によく似たドットタッチ・2頭身のキャラクターが出てくる。
     どこか「ド○ゴンク○スト」っぽくもある。
     主人公似のキャラクター 出てきて早々トラックに轢かれる。

    主 (語り)そもそも「異世界」とは何か。
      簡単に言うと「パラレルワールド」の事だ。
      今生きている世界とは別の世界。そこに飛ばされたのである。

     主人公似のキャラクター いつの間にか勇者の格好に。
     周りには女騎士・女魔法使い・男戦士の3人。ありがちなパーティー。

    主 (語り)その中でも良くあるパターンなのが
      「RPGの世界」に飛ばされる事。
      その大半は勇者となり、チート化した能力で敵をバッサバッサと倒し、
      元の世界とは180度違う人生を謳歌する。
      俺もそんな人生を望んでいた・・・・・・のだが。

     画面がバグったかように動かなくなり、真っ暗になる。

    ○ 主人公の家

     再び主人公の家。
     主人公 朝食を食べ終わる。

    主 ・・・ごちそうさま。
    母 お粗末様。流しに置いといてね。
    主 ・・・ん。

     主人公 流しに皿を持っていく。

    主 (語り)ほとんど「元の世界」と変わってねぇじゃねぇか!
      変わったってウチがオール電化になったくらいか? 
      それただのリフォームじゃん!
      せっかくの「異世界」だっていうのに・・・ (ため息)
    母 あ、そうだ。アンタ今日大学休みよね?
    主 あー うん。
    母 買い物お願いしても良い?
    主 ・・・まぁいいけど。
    母 ありがとねぇ~ 行く時メモ渡すから!
    主 ・・・わかった。

     主人公 渋々承諾。そのまま自室に向かう。


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