メインコンテンツへスキップ
見出し画像

家庭菜園 ②/全4話【創作台本・世にもになるまで書いてみた・103作目】

    前回はこちら!

    これまでの話はこちら!

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    ○ 農園・駐車場

     数ヶ月後。
     主人公 再び訪れた収穫日に心躍らせながら、自分の畑に向かう。

    主 (心の声)
      害獣対策も万全だし、今回は収穫できるだろ!
      何作ろっかな~ サラダもいいし、ぬか漬けにするのも・・・

     主人公 またも自分の畑の前で立ち止まる。畑には害獣対策のネットが張られていたのだが・・・

    主 ・・・え?

     畑の作物はどれも枯れている。ほとんどの葉が白っぽくなっている。
     主人公の前にまたも管理人がやってくる。

    管 あちゃ~ こりゃ「うどんこ病」だねぇ。
      お前さん、あまり手入れしてなかっただろ?
    主 いや、僕はちゃんと毎週手入れを・・・
    管 それにこれ全部無農薬じゃないか。
      初心者が簡単に手を出しちゃいかんよ。
    主 ・・・すみません。健康にいいかと思って。。。
    管 ったく・・・ これだから素人は・・・ 
      いいかい? 農業ってのは経験が大事で・・・

     管理人 主人公に説教を始める。
     主人公 申し訳なさそうな表情を浮かべながら、管理人の説教に耳を傾けている。

    ○ 農園・駐車場

     さらに別の日。
     主人公 今までとは違い、やや真剣な表情で自分の畑に向かう。
     手には大量の園芸用農薬。

    主 (心の声)害獣対策も病気対策も万全だしもう大丈夫だろ。
      ここまでやって豊作以外ありえるわけ・・・
      ・・・は?

     畑の様子。
     どの植物も「作物」だけ刈り取られている。
     主人公 その場にへたり込みうなだれる。
     そんな彼の元に管理人がやってくる。

    管 ありゃ。あんた来てたのかい。
      今度は盗難だよ盗難。都会で安く売って儲けてるんだとよ。
      許せんよなぁ・・・
    主 (かなりの小声で)・・・・・・ない。
    管 ん? なんて?
    主 (怒りに満ちた声で)絶対に許さない・・・! 
      俺の野菜を盗みやがって・・・!

     主人公の背後にCGで炎が燃えさかる。
     主人公 その足で自家用車に戻っていく。


    あなたへのおすすめ