
【連載台本・世にもになるまで書いてみた・40作目】不老エステ②
前回はこちら!
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○ 不老エステ・店前
主人公 グラサン・ロングコート・帽子をフル装備し、
一丁前に芸能人ぶって店前までやってくる。
主 ここかな・・・?
主人公 不安そうに黒く重そうな扉を開けて店の中へ。
○ 不老エステ・店内
店の中は「ザ・高級エステ」といった様子。
受付の後ろには水晶型の巨大タンクが置かれており、
その中に大量の水が溜まっている。
主人公 雰囲気に飲まれているのかその場に立ち尽くす。
見かねた受付嬢が話しかける。
受 あのー 初めての方はこちらにお願いしますー
主 あ・・・ わかりました・・・
主人公 やや怯えながら受付へ。
○ 不老エステ・受付
主人公 受付にやってくる。
受付嬢は全員キレイな人ばかり。驚くほど肌がつやつや。
受 お客様。本日はどのようなご用件でしょうか。
主 えっと・・・ これを見たんですけど・・・
主人公 「不老水」のページを受付嬢に見せる。
受 かしこまりました。お名前と年齢をお伺いしてもよろしいですか?
主 (主人公名)で ・・・・・・29歳です。
受 かしこまりました。
こちらの番号でお呼びしますのでお待ち下さい。
また、こちらのアンケートにご記入をお願いします。
主 わかりました・・・
主人公 アンケートを受け取り、診察を待つことに。
○ 不老エステ・施術室
主人公 施術室に入ってくる。
? いらっしゃ~い。あなたが(主人公)さんね!
お待ちしておりました。さ、座って座って!
主 失礼します・・・
主人公 イスに恐る恐る座る。
声の主はここの院長。広告に載っていた怪しさMAXな女。
院 じゃあ「不老水」を早速使っていきましょうか!
主 あの! その「不老水」って本当に効果あるんですよね?
院 もちろん!何を仰いますか!
こちらの「不老水」は我々が独自で開発した
「誰でも若返る魔法の水」なのです!
院長 タブレットを取り出し「比較画像」を見せる。
バナー広告でありそうな(うさんくさい)使用前と使用後の肌画像。
主人公 疑いの目を向けている。
主 いや、これもどうせ加工したんでしょ?
院 まさか!
主 これで信じる人がどこにいるんですか。
院 まだ疑ってるんですか?
まぁ実のところ私も愛用しておりましてね。
(主人公名)さん。私いくつに見えます?
主 え、え~・・・? 40くらい、ですかね?
院 あら嬉しい! 本当は・・・
院長 主人公に耳打ち。
主 ・・・冗談ですよね?
院 いいえ?事実でございますよ~?
主 じゃあ「不老水」って本物・・・
院 だから何度も言ってるじゃないですか!
これで信じてくれました?
主 まぁ・・・ 少しは・・・
院 良かった! それでは実際に使ってみましょうか!
どうぞこちらへ!
院長 メイク台の前に案内。
主人公 とりあえず院長についていく。
メイク台の前にいる2人。
美容室のようなメイク台。イスに座る主人公の後ろに院長。
主人公の顔が手鏡で隠れている。
院長 後ろで微笑む。
院 どうです?若返ったでしょう?
主 す、すごい・・・! これ、本当に私ですか!?
院 ええ! 「不老水」の効果を実感して頂きなによりです!
主 あの、買います!!
院 ありがとうございます。
通常価格だと1本3500円なのですが、
(主人公)様は初回ということで・・・
今回だけ特別に1000円でご提供させて頂きます!!
主 え。いいんですか!?助かります!
院 ただし、「末永くご愛用していただく」ことが条件でございますが・・・
主 もちろん! お願いします!!
(心の声で)ちょっと高いけど・・・ まぁ、節約すればいっか。
院 それでは受付にてお渡ししますので・・・
院長 説明を続ける
主人公のナレーション。
主 (ナレーション)私は「不老水」を使い続けた。
そして2週間経った地下ライブの日・・・