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【今だから、思い出せるこず】屋根の䞊の垃団

    私から芋た姉は、
    䞡芪に耒められ、認められ、

    い぀の間にか、
    家の䞭で絶察的な地䜍を
    手に入れおいるように芋えたした。

    私たち効ふたりには、
    どうしおも届かない堎所。

    そんなふうに、
    い぀しか姉の存圚そのものが
    脅嚁になっおいきたした。

    でも、
    最初からそうだったわけではありたせん。

    私の蚘憶に残る、
    姉ずの穏やかな時間がありたす。

    䞡芪が䞭叀で賌入した、
    昔ながらの建売䜏宅に
    䜏んでいた頃

    䌚瀟を立ち䞊げたばかりの父は、
    ほずんど家におらず、

    小さな䞉姉効ず母が暮らしおいる。

    子どもの私は、
    そんなふうに思っおいたした。

    ある、
    ぜかぜかず暖かい春の日。

    二階の子ども郚屋の窓から倖を芋るず、
    母が屋根に垃団を干しおいたした。

    するず、姉が蚀いたした。

    「ねえsoftly。
    あの垃団で寝たら、
    きっず気持ちいいよね」

    「えヌ、でも危ないし怖いよ」

    「倧䞈倫だよ。
    手を぀ないで行こう」

    そう蚀っお、
    私たちは屋根に干された
    垃団の䞊ぞ。

    お日様の匂いがする、
    ふかふかの垃団。

    家の前には桜の朚があっお、
    ちらほら咲いおいたした。

    䞊んで倧の字になっお、
    空を芋䞊げお、

    「゜フトクリヌムの雲だ」

    「あそこの雲はUFOだ」

    くすくす笑っおいたした。

    気持ちよくお、
    い぀の間にかうずうず。

    しばらくしお二階ぞ䞊がっおきた母に、

    「危ないでしょう」

    ず、ものすごく怒られたした。

    でも、

    二人で垃団に暪になり、
    空を芋䞊げながら
    笑い合っおいた

    あの時間を、
    私は今でも芚えおいたす。

    あの頃の私は、
    姉のこずが倧奜きでした。

     
     
     
    ※フォロバ100ではありたせん 幌少期のトラりマを抱え 負の連鎖に絶望した日々 必死にもがき 思春期の子䟛たちから愛をもらった今 過去ず向き合い、 自分を再生するための蚘録を綎りたす。 softly_life(サブアカ) https://note.com/softly_life

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