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エッセイ第1話|不安を頑張って無くそうとするのは、なんでだろう

    そばどん

    朝起きたら、胸の奥に小さな不安が生まれる。

    仕事のこと、人とのこと、未来のこと。

    どれもまだ起きていないのに、「大丈夫かな」と思うだけで、息が少し浅くなる。

    私は、その不安を消そうとする。

    深呼吸をして、前向きな言葉を探し、「頑張らなきゃ」と自分を励ます。

    でも、そうすればするほど、不安は形を変えて、また戻ってくる。

    不安を無くそうとするのは、たぶん「怖い」からだと思う。

    けれど、いつも「安心」を探すうちに、私は「今の自分」から遠ざかっていた気がする。

    もしかしたら、不安って、「ちゃんと生きたい」という気持ちの裏返しなのかもしれない。

    うまくやりたい、誰かを傷つけたくない、そんな願いが強いほど、不安は顔を出す。

    だから最近は、不安を「敵」ではなく、「自分の声」として聴いてみようと思う。

    「怖いね」「心配だね」

    そう声をかけるだけで、少しだけ落ち着く。

    不安は、消すものじゃなくて、「寄り添うもの」なのかもしれない。

    それができた日は、心の中に、ほんの少しだけ静けさが戻ってくる。


    あとがき

    「不安を無くさなきゃ」と思うほど、自分を責めてしまうことがあるかもしれません。

    けれど、不安は「弱さ」ではなく、「真剣に生きている証」でもあるのだと思います。

    あなたが感じているその不安も、きっと、誰かを思うやさしさのかたちです。

    エッセイの第2話です。少しずつ前向きになっていきます。ぜひお楽しみください。


     
     
     
    北海道在住。 精神疾患・障害の当事者としての苦しみ、少しずつ立ち上がってきた経験を、同じように悩む人に届けます。 103.2kgダイエット日記も継続中!ほぼ毎日記事投稿中! Xアカウント https://x.com/sobadon_vlog Amazonアソシエイトに参加中

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