11日間の世界一周①|oneworldで巡った全旅程と準備まとめ(イグアス・モロッコ)
以前、oneworld世界一周航空券のチケット入手方法を書いた。いよいよ世界一周旅行を迎えた。弾丸世界一周旅行でどのような経験をしたかを、興味のある人、そして今後行く人のために書いていく。1回目は旅行の全体像についてである。
1.旅の全体像
上記の記事をもとに作成した旅程表は以下の通りである。


2.旅の準備
上記旅行に向けて事前準備として行ったことは以下である。
①イグアスの滝への移動方法
②モロッコ国内での過ごし方・移動
③ホテル探し
④入国のために必要な書類の確保
⑤ワクチン接種
①イグアスの滝への移動方法
サンパウロの観光で探していると、イグアスの滝が目に留まった。世界三大瀑布のうち日本から物理的距離が最も遠い滝である。ぜひともこの滝に行きたいと思い、計画を立てた。
サンパウロからイグアスの滝へは飛行機でおよそ2時間。日本でいうと東京から福岡へ行くくらいの時間である。飛行機は主にLATAMかGolの2つの選択肢であるらしい。Skyscannerでさまざまなルートを比較考量した結果、今回は乗り継ぎ時間や滞在時間も考慮し、LATAMを利用することとした。
(注意)
サンパウロの主な空港はグアルーリョス空港(GRU)とコンゴーニャス空港(CGH)の2つがある。空港間違いには気を付けよう。今回の旅行では、行きは乗り継ぎに便利なGRUを、帰りは都市部に比較的近いCGHを利用した。
また、イグアスの滝周辺の空港もブラジル側のフォス・ド・イグアス国際空港(IGU)とアルゼンチン側のカタラタス・デル・イグアス国際空港(IGR)の2つを混同しやすい。実際に利用する際には空港コードも確認して間違えないように予約する必要がある。
②モロッコ国内での過ごし方・移動
モロッコに4泊するなかでどこに滞在するかはこの旅のハイライトである。カサブランカ、ラバト、マラケシュ、フェズ……様々な候補地がある中、今回はマラケシュを選んだ。決め手となったのは街並み。世界遺産ともなっている迷路のように入り組んだ旧市街の街並みは日本や先進国では見ることのできないものである。そして、到着地のカサブランカからのアクセスが容易であることも重要であった。
マラケシュを目的地として定めたら、カサブランカからマラケシュへの移動方法を決める必要がある。両都市間の移動は鉄道、長距離バス、ロイヤル・エア・モロッコの3つが主な選択肢である。この中では値段・時間のバランスがよく、一般的に利用されている鉄道を使うことにした。実際の予約方法等は今後の記事で紹介しようと考えている。
③ホテル探し
滞在都市が決まったら、ホテル探しである。
今回の旅行は機内泊が多く、宿泊する都市は以下である。
イグアス(1泊)
サンパウロ(1泊)
カサブランカ(1泊ずつ、計2泊)
マラケシュ(2泊)
ロンドン(1泊)
こう並べてみると弾丸世界一周である。連泊するのはマラケシュのみであり、ほかの都市は1泊以下(ニューヨークとマドリードは宿泊なし)となっている。体力があるときしかできない強行軍である。
この中でも真っ先に決めたのはイグアスの滝である。イグアスの滝は人生で2度行くことはないだろう。せっかくなのでイグアスの滝が見えるホテルに泊まりたい――そう思って探したのがグランメリアイグアス(Gran Meliá Iguazú)であった。アルゼンチン側の国立公園内にあるこのホテルはホテルから滝が見え、さらに部屋によってはバルコニーからも見ることができる。1泊2人で10万円を超えるが、これは必要経費である。そう言い聞かせてこのホテルに宿泊することとした。
↓リンクはこちら
https://www.melia.com/ja/hotels/argentina/iguazu-national-park
次にこだわったのがマラケシュである。マラケシュといえば「リヤド」と呼ばれる伝統的な邸宅を宿泊施設に改装したものが有名である。中庭のある豪華な邸宅に泊まることは楽しみの一つである。ここに泊まるために様々なリヤドを探した。その中でも比較的お手頃で雰囲気のあるRiad Dar Saadに泊まることとした。
それ以外のホテルはその日のスケジュールや値段に合わせて設定した。宿泊費の相場は、体感ではロンドン>>ブラジル>モロッコの順であった。
④入国のために必要な書類の確保
入国条件を調べないとこの旅行自体が崩壊する。そのため慎重に各国に必要な書類を調べた。調べるには下記のサイトがおすすめである。持っているパスポートと入出国する国を入れれば条件が分かる。これを踏まえて、今回行く国について条件をまとめると以下であった。なお、情報は最新でない可能性があるため、必ず大使館等のHPも併せて確認してほしい。

この中でも注意が必要なのはアメリカとスペイン(シェンゲン協定各国)である。
アメリカは入国・乗り継ぎにかかわらずESTAの申請が必要となる。アメリカはたとえ乗り継ぎであっても入国審査を受けて荷物受け取り・預け直しをする必要がある。さらにESTAは申請から承認まで少し時間がかかる(私の場合今回1時間ほど時間がかかった)。米国当局は出発の72時間前までの申請を推奨しているため、決まり次第早めに済ませたい。
また、スペインをはじめとするシェンゲン協定各国ではETIAS(欧州渡航情報認証制度)の導入が予定されている。今回の旅行では不要であったが、今後入国する際には申請が必要となる。渡航前に最新情報を確認してほしい。
⑤ワクチン接種
特に途上国を含む世界各国を回るため、入国に必要なワクチンや推奨されているワクチンを調べる必要があった。詳細は次回の記事で書く予定であるためそちらを参照してほしい。
3.最終的な旅程
上記を踏まえて最終的な旅程は以下となった。


旅程において意識した点が主に2点である。
1点目は絶対に乗り遅れが許されない国際線搭乗日には、前日までに空港のある都市にいることである。これは、万一その前の交通機関が動かなくなったとしても翌朝などに振り替えて移動ができるように余裕を持たせるためである。
2点目はホテルの場所である。可能な限り空港アクセスが便利なところや鉄道駅の近くにして移動の負担が少ないようにしている。

4.終わりに
今回の記事は旅程の全体像、そして旅程を決めるうえでの準備編を書いた。次回は準備のうちの1つであるワクチンについて書くこととする。日本にいたり先進国に行ったりする際は気にしないが、世界一周するうえでは考慮しなければならないことである。私の経験が参考になれば幸いである。
