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3つのツールを試してわかった、AI初心者向けClaude Codeスライド作成の選び方

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    「スライド作成って、結局PowerPointを開くしかないんでしょ?」——正直、私もそう思っていました。会社員としてExcelやPowerPointを何十年も触ってきた身からすると、資料作りは「型が決まった作業」だと思い込んでいたんです。

    でも実際にClaude Codeでスライドを作る方法をいくつか試してみたら、PowerPointを一切開かずにHTMLスライドが出来上がってしまいました。しかも、やり方は1つではなく、複数の方法があることも分かってきました。この記事では、実際に触ってみて分かった3つの方法(reveal.js・Marp・Claude Design)の違いと、それぞれどんな場面で向いているのかを、定年前の会社員目線で整理していきます。これを読めば、「自分ならどれから試すか」の見当がつくようになるはずです。

    そもそもなぜPowerPointを使わずにスライドを作るのか

    まず前提として、Claude Codeでのスライド作成は「HTMLファイルとして生成・共有できる」という点が大きな特徴です。PowerPointのようにアプリを起動してレイアウトを手動で組む必要がなく、Claude Codeに指示を出すとスライドがファイルとして出来上がります。

    これは私のような「PowerPointは使えるけど、デザインセンスには自信がない」というタイプの人間にとってはありがたい話です。スライドの見た目を毎回ゼロから考えなくても、ある程度のクオリティで形になるからです。もちろん万能ではなく、ツールによって得意不得意があることも分かってきたので、そのあたりを順番に見ていきます。

    reveal.js — Claude Code単体でHTML完結の主流パターン

    いくつか試した中で、まず「主流パターン」として位置づけられているのがreveal.jsを使ったHTMLスライド生成です。Claude Codeでスライドといえばこれ、というくらいメジャーな方法のようです。

    特徴としては、Claude Code単体で完結する点が挙げられます。別のツールを開いたり、ファイルをエクスポートしたりする手間がなく、HTMLファイルが1つ出来上がれば、それをブラウザで開くだけでスライドとして機能します。共有もファイルを送るだけで済むので、PowerPointのように「相手の環境でレイアウトが崩れる」といった心配も少なそうです。

    実際に触ってみて印象的だったのは、SlideKitというスキルセットを使うと「make slides」と一言指示するだけでHTMLスライドに変換できるパターンがあったことです。細かい指定をあれこれ書かなくても、ある程度の完成形が出てくるというのは、AIツールに不慣れな人ほどありがたく感じるポイントだと思います。

    もう一つ実用的だと感じたのが、/insightsの出力を日本語スライドに自動変換するというプロンプトパターンです。すでにテキストとしてまとまっている内容を、そのままスライド形式に変換できるという発想は、資料作りの手間を大きく減らしてくれそうです。普段のメモや議事録の延長線上でスライドが作れるとしたら、これは会社員としての実務にもそのまま応用できる話だと感じました。

    Marp — Markdown記法で書けるシンプルさ

    2つ目に触れておきたいのがMarpです。こちらはMarkdown記法でスライドを組み立てるツールで、reveal.jsとはまた違ったアプローチになります。

    見出しや箇条書きといった、普段テキストエディタでメモを取るときの書き方の延長線上でスライドを構成できるのが特徴です。凝ったレイアウトを最初から作り込むというより、まず内容を素早く形にしたいときに向いていそうな印象を受けました。

    正直なところ、reveal.jsとMarpのどちらを選ぶべきかという明確な基準は、まだ自分の中で確立できていません。ただ、感覚的には「HTMLとしての完成度や見た目の自由度を重視するならreveal.js」「とにかく手早くMarkdownでラフに組みたいならMarp」という住み分けになりそうだと感じています。このあたりは今後さらに使い分けを試しながら検証していきたいところです。

    Claude Design — デザイン品質を重視するツーステップ型

    3つ目のClaude Designは、これまでの2つとは少し毛色が異なる方法です。reveal.jsやMarpが「Claude Code単体でHTML完結」というワンステップ型なのに対し、Claude Designはデザイン提案をしてから、それをClaude Codeで実装するという二段階のワークフローになっています。

    つまり、見た目の作り込みを別のツールに分離しているという点が大きな違いです。デザイン品質を重視したいときには、こちらのアプローチの方が向いているのではないかと感じました。一方で、ステップが1つ増える分、reveal.jsのような「一言で一気に完成」というスピード感は薄れる印象もあります。

    この2ステップ型という構造は、実は仕事の資料作りでもよくあるパターンだと思います。まず構成やデザインの方向性を決めてから、細部を作り込んでいく。Claude Designとreveal.jsの違いは、そのまま「デザイン重視で丁寧に作るか」「スピード重視で一気に仕上げるか」という、資料作りそのものの姿勢の違いにも重なって見えました。

    番外編として触れておきたい2つの選択肢

    今回は主にreveal.js・Marp・Claude Designの3つを中心に比較しましたが、周辺情報として気になったものが2つあったので触れておきます。

    1つはClaude for PowerPoint(2026年3月ベータ)です。これはPowerPoint内でClaudeを直接操作する方式で、これまで挙げてきた3つとは違い、使い慣れたPowerPoint環境の中でAIを使うというアプローチになります。PowerPointに慣れている人にとっては、環境を変えずに済むという意味で心理的なハードルが低いかもしれません。

    もう1つはNotebookLMのチャット生成機能(2026年7月アップデート)です。チャットで依頼するだけで、後から修正可能なスライド・Excel・Word資料を生成できるというもので、ソース収集からチャットで完結する点がreveal.js方式とは異なります。ただし、生成物の出典の正確性は保証されないとのことなので、実際に使う際には内容を検証する工程が必須になりそうです。この「便利だけど鵜呑みにしない」という姿勢は、AIツール全般に共通する心構えだと改めて感じました。

    選ぶときに意識したい3つの視点

    ここまで3つの方法と番外編2つを見てきましたが、実際に「どれから触ればいいか」を考えるときに、自分なりに整理した視点を3つ挙げておきます。

    1つ目は「完結させたいツールの数」です。reveal.jsのようにClaude Code単体で完結するタイプは、途中で別のアプリに切り替える必要がなく、集中力が途切れにくいというメリットがあります。逆にClaude Designのようなツーステップ型は、工程が分かれる分だけ「今どの段階か」を意識する必要が出てきます。会社員としての実感で言うと、平日の隙間時間に触るなら前者、じっくり腰を据えて資料を仕上げたい休日なら後者、という使い分けが合っていそうです。

    2つ目は「指示の出し方に自信があるかどうか」です。SlideKitの「make slides」のように一言で済むパターンは、AIに何をどう頼めばいいか分からないという初心者の不安をかなり和らげてくれます。一方でMarpのようにMarkdown記法そのものを書いていく方式は、多少なりとも記法に慣れる必要があります。とはいえMarkdown自体は箇条書きや見出しの延長線上にあるので、身構えるほど難しいものではないという印象も持ちました。

    3つ目は「出来上がったものをどこまで信用するか」です。番外編で触れたNotebookLMのチャット生成のように、出典の正確性が保証されないツールもあります。便利だからといって内容を鵜呑みにせず、最終的には自分の目で確認するという工程を組み込んでおくことが、AIツール全般との付き合い方として大事だと改めて感じました。この点はreveal.jsやMarpで自分が書いた文章をそのままスライド化する場合でも、変換の過程で意図しない省略や言い換えが起きていないか、一度は見直す価値があると思っています。

    こうして整理してみると、3つの方法はどれが優れているという話ではなく、「その時々で何を優先したいか」によって選び方が変わってくるものだと分かってきました。スピード重視なのか、見た目重視なのか、それとも普段のメモをそのまま活かしたいのか。自分の資料作りのクセを振り返るきっかけにもなりました。

    まとめ

    reveal.js・Marp・Claude Designという3つの方法を実際に触ってみて、それぞれに得意分野があることが見えてきました。共有のしやすさを重視するならreveal.js、書きやすさ重視ならMarp、見た目のクオリティを重視するならClaude Design、という大まかな使い分けの土台ができた段階です。まだ選択基準として完全に確立できたわけではありませんが、「PowerPointを開かなくてもスライドは作れる」という発見だけでも、資料作りに対する構えがずいぶん軽くなった気がしています。同じように資料作りに苦手意識がある方は、まずは一番手軽そうなところから触ってみることをおすすめします。


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    #ClaudeCode #reveal .js #Marp #スライド作成 #AI活用


     
     
    自称Smile Engineer。所属部門内のAIアンバサダー。AIエンジニアを目指す。Claude、ChatGPT、Gemini/NotebookLMを使いこなす。週4リモートワーカー。ガジェット好き。

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