メインコンテンツへスキップ
見出し画像

ト音記号誕生のエピソード(フィクションです。)

     Treble clef


     五線譜の上に描かれる音符や記号には、曲線が綺麗なものが多いですが

     その中でも「ト音記号」は、群を抜いて綺麗な記号だと思っています。
     あの曲線なんかは優雅さすら感じます。

    画像1


     どうしてこんな形をしているのか調べてみると、「ト音記号」は、中央ハ音のすぐ上のト(G、ソ)の音の位置を示す音部記号ということで、その「G」を図案化したものだということです。


     うーん、たしかに「G」の筆記体なんかを何となく連想させますね。

    画像3


     でも、同じく「F」が図案化された「ヘ音記号」なんかは、「F」の筆記体に比べて簡略化されているのに対して

    画像2


     「ト音記号」は、むしろ複雑になってるような気もするんですよね.....

     ものごとが簡略化ではなく複雑化されている場合は、何らかの意図が込められていることも多いので、きっと「ト音記号」の場合も、違った理由があるのかもしれません。

     もしかすると、こんなエピソードがあったのかも.....


    (ここから空想のエピソード)

     ある日、僕がバイオリンの練習をしている時
     ふと、楽譜を見ていると、楽譜に書いてある「G」の音部文字が、何だかバイオリンに似ているなと、そう感じた。

     そう思うと、もう少しバイオリンっぽくしてみようと、いくつかのパターンで書いてみた。

     その中で、渦を巻くような、いい感じの「G」が書けて、以来、自分の楽譜では、その「G」を使って書くようになった。

    *

     そのうち、バイオリン仲間たちも気に入ってくれたようで、バイオリンの楽譜では、僕の「G」を使ってくれるようになった。

    *

     長い年月が経って、いつの間にか、僕の「G」は世界中で使われるようになり、「ト音記号」と呼ばれている。
     


     なんてですね

     でも、こんなエピソードがあっても不思議じゃないぐらい

     「ト音記号」には不思議な魅力があります。




    *

     
     
     
    読書や音楽や映画等について気ままに書いてます。( プロフィールに投稿記事一覧を掲載しています。) 80年代を10代で過ごした世代なので、その頃の関係記事が多めになってます。

    あなたへのおすすめ