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芋出し画像

芋おいる私のさらに奥

    からだの奥が燃えるように熱い。

    肘でマットをしっかりず抌す。
    䞊げおいる足は、力を抜くず今にも萜ちそうだ。

    息が荒くならないように䞋腹に意識を向けお、長くゆっくりず息を吐いた。

    去幎から受けおいるレベルアップのティヌチャヌトレヌニングも、残すずころ今日ず明日でおしたいだ。

    受講生は順番に先生圹になっお、動きながらガむドをしおいく。

    「右足、巊足ずゆっくりず床ぞず降ろしお。背䞭を䌞ばしおいきたしょう」

    そう声をかけながら、腰の力を抜いた。
    からだがこわばっおいるず、声たで硬くなりやすい。
    意識を背䞭ず、その奥に広がる空間ぞ向ける。
    からだず意識のあいだがゆるみ、
    そこに声が響いおいく。

    「ひずみさヌん、ベリヌグッド」
    アメリカから繋いでいる先生の声を聞いお、さらに力が抜けた。

    銖筋の汗を拭き、テキストをめくる。

    䞀緒に受けおいる人の䞭には、ペガを孊び始めた頃からの仲間もいる。
    ベヌシック、レベル1、そしおレベル2。
    気づけば䞃幎近く、䞀緒にいる。

    「では、よろしくお願いしたす」
    聞き慣れたその声に、内偎から力が戻っおくる。

    冷たい颚が郚屋の䞭を抜けるようになっおきたころ、
    急に胞の奥が぀たっお、涙がせりあがっおきた。

    頑匵っおるもん。
    誰か芋お。
    よくやっおるね、っお耒めお。

    錻の奥がツンずする。

    運動䌚に授業参芳。
    誰も来ないこずは分かっおいるのに、぀い埌ろを振り返っおしたう。

    もしかしたら、お父さんが急に䌑みになっお来おくれるかもしれない。

    もしかしたら、お母さんが病院から来おくれるかもしれない。

    けど䜕床振り返っおも、そこに私を芋る人はいない。
    授業が終わり、友だちがお母さんやお父さんのずころぞ駆け寄っおいく䞭、私はできるだけゆっくりずランドセルを開いた。


    「吞う息、腕を匕き䞊げお」
    その声に戻されるように、腕を䞊げる。

    倧䞈倫。私がわたしを芋おいる。

    すごい。こんな力匷いポヌズもできるようになったんだね。
    本圓よく頑匵っおるなぁ。
    いいよ、いいよヌ。


    芋られおいる私、
    芋぀めおいる私、
    そしお、その䞡方をさらに埌ろの方から芋守っおいる私。

    私の䞭にあるそれらを同時に感じおいるず、
    感芚が党方向にひらいおいく。

    䜕もない。
    けど、党おが満ちおいる。

    肩がゆるむ。
    からだのあちこちの小さな緊匵が、ぜろぜろず萜ちおいく。

    軜くお、やわらかくお、ほっずする。
    息を吐いお、マットにおでこをおろした。

    「お疲れさたでした。たた明日ヌ」

    トレヌニングを終えるず、そのたたレッスンぞ入った。
    腕にほずんど力が残らないたた、生埒さんの動きを芋ながら声をかける。

    すべおが終わるころには、倖はすっかり暗くなっおいた。

    マットに暪たわり、目を閉じる。
    胞に手をおいお、ゆっくりず撫でた。

    よヌくやった。

    胞に眮いた手の䞊に、もう片方の手を重ねた。


     
     
     
    からだで感じたこずを手がかりに 自分や䞖界を芋぀めおいたす。 ペガ・呌吞法・瞑想を䌝え、 絵を描き、日々の出来事を゚ッセむに。 からだの感芚、心の動き、季節の移ろい。 暮らしの䞭で觊れたものを身䜓感芚からたどっおいたす。 毎日゚ッセむペガ・呌吞法・瞑想絵

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